小学生の娘は学童に通っていますが、お迎えに行くと「今からトランプしようと思ったのに!」とか、「今これやっているから少し待って」とか、タイミングが悪くてなかなか帰る準備ができません。しかも、やっと準備ができたかと思ったら、トイレに行ったりするので、学童に着いてから帰宅準備ができるまで15分ぐらいは普通に待たされてしまいます。 お迎え時間が遅いので、親としては少しでも早く帰って夕食を食べさせたいのに。
娘曰く「だって、いつ迎えに来るかわからんもん。」・・・まぁ、そうですよね。保育園に下の子もいるので準備に手間取ったり、天候によってお迎えの順番が変わったりするので、毎日同じ時間に学童へお迎えに行くことができません。
そこで、娘にもうすぐお迎えに行くのがわかったら便利かどうか提案してみたところ、「うん、便利!欲しい!作れるの!?」と、予想以上に期待され、翌朝には「夢の中でもうできていたよ!ママ、早く作って!」と催促されてしまったので、うちにあった部品とRaspberry Piを組み合わせて作ってみました(技術情報はこちら)。
お迎えに行く前に「今からお迎えに向かうよ(そろそろ帰る準備をしてね)」と「もうすぐ着くよ」の2段階で娘に遠隔通知し、帰る準備をするように促す作戦です。
出来上がった試作品は娘と一緒に起動方法や動作を確認した後、早速娘が学童に持って行って実験してみました。娘も「実験だ~!」と大喜びで、私以上に張り切っていました。
夕方、実際のお迎えの時にうまくいくかドキドキしながら予告をしてみたら、大成功でした。
娘も「最初黄色くなって、さっきは赤く光ったよ~!」と嬉しそうに状況を教えてくれました。
しかも、私が学童に着いた時には、帰る準備もばっちり!
学童の指導員さん達もお迎え時間の目安があると便利らしく、「他の子が減ってきたら目立つところに出しておくといいよ!」とおすすめされていました。
お迎えの時間が短縮されれば、家で娘たちと少しでものんびりする時間が取れるので、役に立つものができて良かったです。