日本人は日本を知っているのか  

太平洋戦争時、アメリカの軍部が
「まず、敵を知れ!」と作成された映像フィルム。
日本人とはどうゆう民族か、どのような国か。
日本人である私が「そうなのか。」と
思わず複雑な思いを抱いたドキュメンタリーが
動画サイトにあった。

戦時中の日本のことである。
「日本人は天皇を神として崇め、
自分たちは神に仕える子であると思っている。
神の子なのでどんな方法で他の国の人を殺し、
国を占領しても正しいと思っている。
死ぬまで戦い、捕虜になることはまずない。
日本人の考えに武士道がある。
これは相手の油断をついて攻めると言う
卑怯な戦法だ。
間違って人を殺しても「切りすてごめん。」ですむ。
女の子は大きくなると売られ芸者になる。
日本人はまじめに良く働く。
そして上に従順である。」等々
いろいろ描かれているが
今の日本人の引きずるところもあると思う。

サッカーの試合やオリンピックで日の丸の旗でなく
朝日の放射の入った戦争中の旗を
揚げている人を見かける。
世界の中であの旗を見て昔を思い出し、
傷つく人もいるだろう。
それだけ日本は広範囲に戦争をしてきた。
普通に日の丸の旗でいいじゃないか。
ドイツがあのナチスの旗を揚げて応援しているのを
見たことが無い。
日本は親切で優しい国と言われている。
押しつけの優しさではなく
お互いが気持ちよくなる優しさでありたい。
心の中で何を考えているか分からない
はっきり物を言わない民族とも
言われているから。
我々は神の子ではない。
人間なのだから人に教えるのに
暴力はしてはいけない。