あけましておめでとうございます🎍
「丙午」の年明けは、私にとって永遠のヒーローにして憧れである「ゴルシ(ゴールドシップ)」の横顔から。
競走馬「ゴールドシップ」は、2012年の皐月賞、菊花賞、有馬記念の3冠を達成、その年のJRA賞最優秀3歳牡馬に輝き、続く2013年と2014年には宝塚記念、2015年には天皇賞を制覇しGIを6勝、計13勝を挙げた伝説の名馬です。
その輝かしい戦績もさることながら、どんな時でも自分らしくありたいという強い意志に貫かれた、時に「気まぐれ」、時に「破天荒」と称される、あまりに気高くドラマティックで胸をすく走りに、誰もが魅了されました。
性格は、とにかくやんちゃで王様気質。
デビューを間近に控えた函館滞在時には他の馬を蹴りに行き、3歳初戦の共同通信杯前の最終追い切り時には調教助手を振り落とし、気に入らないことがあれば立ち上がって暴れる。
荒々しい気性ゆえ出遅れることもしばしばで、中でも日本競馬史に残るのが2015年の「120億円事件」です。
この年の宝塚記念で、1番人気でかつパドックでも好調だったゴールドシップが、なんとスタート時に大きく出遅れ、投じられた120億円の馬券が一瞬にして紙屑となったというレース。
そうかと思えば2012年有馬記念のように、スタートで大きく出遅れ第3コーナあたりまでずっとしんがりにつけていたというのに、会場の大歓声を聞くやいないやスイッチが入り猛然と疾走、ロングスパートの末に優勝を掻っ攫うという、まるで映画のような展開も。
しかもこの有馬記念でのゴルシの走りといったら、まるでギャロップをしているように本当に楽しそうでエレガントで、芦毛というルックスも加わって競走馬というより、まるで天翔るペガサスのよう!
トラブルメーカーな面もあるけれど、だからこそ個性的でどこか「人間的」で、誰もがハートを撃ち抜かれる唯一無二の存在でした。
時は流れ、昨今は日進月歩でAIが進化し、コマンドさえ出せばどんなことでも、即座に、それらしく、そつなく、ツルッと、優等生的な答えが出てくる時代。
ゴルシのように、自分なりの意志や感性、確固たる価値観を持っているからこその神々しさで、世界中の人々に生きる活力と希望の光を与えてくれるチャーミングな存在が「丙午」の今こそ登場してほしいと、心から願う2026年元旦です。

