京都・北野天満宮より拝受した招福の梅ヶ枝「思いのまま」が、立春に合わせるかのように昨日開花しました。

 

偶然にも紅白に咲き分けた二体の梅ヶ枝は、紅梅が先行して蕾が膨らみ開花を今か今かと待ち詫びていたのですが、この日咲いたのはなんと白梅❣️

 

 

白梅も日毎に膨らんではいたのですが、直ぐにほころびそうな素振りは見せぬまま、まん丸い蕾がパッと開いてしまいました。

 

愛らしい(しべ)に顔を近づけると清らかな春の薫りが鼻先をくすぐり、その姿は純白の装束に身を包んだ平安朝の公達を思わせる高貴さです。

 

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この日は国会周辺での会議終わり立春を寿いで、赤坂・虎屋にある「虎屋茶寮」に立ち寄りました。

 

お目当ては、この時期限定の生菓子「寒紅梅」。

 

 

「寒紅梅」と言えば、北野天満宮から作新学院に寄贈していただいた御神梅で、毎年冷え込みの厳しい受験シーズン、寒風にもめげず愛らしい花をほころばせて受験生を励ましてくれている花。

 

 

虎屋さんの説明書きにも

 

梅は「百花の(さきがけ)」といわれ、いち早く春を告げる花として、親しまれています。『寒紅梅』は、寒さの中に咲く一輪の紅梅をかたどりました。

 

とありますように、実に凛とした佇まいで、しかも実に美味!

 

特に虎屋茶寮は、眼前に広がる赤坂御所の緑に癒されながらお茶をいただけるので🍵、都会の喧騒からしばし解き放たれ、(いにしえ)の時の流れに遊ぶことができます。

 

 

虎屋二階にはギャラリーも併設され、今月21日までは「和菓子とうつわ展」を開催中。

 

粉引、刷毛目、三島、鉄釉、白磁、染付、織部など様々な作風で活躍する現代作家のうつわを、虎屋さんの和菓子とともに展示、販売しています。

 

私は境知子さんの丸皿を購入し、自宅で「寒紅梅」をあしらいました。

 

 

漆黒の背景とはまた違い、「寒紅梅」の長閑(のどか)な品の良さが、境先生の器によって引き出された気がしますが、如何でしょう?