日経新聞でも取り上げられ話題のアントルメ・グラッセ「Miss Gla ’Gla (ミス・グラグラ)」をサマーギフトにいただきました。

「ミス グラグラ」は、世界的なパティシエ、ピエール・エルメが得意とするマカロンの生地で、マーブル状のアイスを挟んだ夏季限定商品。

早速開封し試させていただきましたが、ピエール・エルメらしくバラやスミレ風味のバニラアイスクリームと各種のベリーやトロピカルフルーツのソルベを絶妙に組み合わせ秀逸で、宅配できるアントルメ・グラッセの中では格別のクオリティを感じました。
 


 

中でも、「アンヴィ」というスミレの入ったバニラクリームとカシスのソルベを薄いマカロンで挟んだ「グラグラ」は、アンヴィ(嫉妬)というその名の通り、ほんのりとセンシュアルな魔性を感じさせる風味で、ピエール・エルメらしい一品です。
 


 

ピンクのカップは、ピエール・エルメの定番である「イスパハン」のソルベ。
 


 

ケーキと同様にローズ、ライチ、ラズベリーの組み合わせで、中近東を思わせる蠱惑的な魅力はそのままながら、ソルベの方が爽快感があって私は好きです。

日本のピエール・エルメのスイーツは、見た目はパリと同様に愛らしくオシャレなんですが、正直言って味わい的には、パリのそれとは繊細さやフレッシュさがかなり異なります。

パリ在住の折はダントツでピエール・エルメのマカロンやショコラのファンだった私は、自宅の近くに日本初上陸を謳う旗艦店ができた時には喜び勇んで飛んで行ったのですが、ちょっと期待はずれでした。

そうした中、「ミス グラグラ」はピエール・エルメならではの独創性や遊び心が活かされていて楽しいです。

ただマカロンで挟みましたという以上は、もう少しマカロンらしく、ホロホロと崩れる軽やかさや、噛んだ時のもっちり感をなんとかもっと残せたら良かったのにとは思います。

更に言ってしまえば、青山本店で食べても日本のピエール・エルメのマカロンは、パリとは根本的に違って厚くて固いですし、クリームも重くて自然なミルキーさが感じられず、フレーバーのフレッシュさも物足りなく感じます。

素材の違いなので仕方ないのかと諦めていましたが、パリのピエール・エルメで修行したという若手のパティシエさんお二人のマカロンを、先日偶然に相次いで東京でいただいたのですが、パリで味わったマカロンと同じ食感やテイストがあったので、やっぱり素材じゃないんだなと思いました。

真空パックで配送できるものはともかく、せめて本店のマカロンだけでもパリのテイストを追究してもらえると嬉しいです。

シルバーのスタイリッシュなボックスに入った「ミス・グラグラ」は、全部で8種類。
 


 

全種類、制覇してみたい美味しさです。