時として風花も舞う京都・北野天満宮での初天神参詣を終え向かったのは、京都大学。

訪問先は、昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑特別教授の研究室です。

以前にもご紹介した通り、本庶先生には昨年
10月に発足した自民党政務調査会の「科学技術基本問題小委員会」で、キックオフのご講演を引き受けて頂きましたので、新年度科学技術予算案に関する最新情報を含め、委員会の中間報告に伺わせて頂きました。

この委員会は、大学への運営費交付金の削減や硬直化した人事制度などにより低迷している日本の“基礎研究”の振興や、雇用不安などから激減している“若手研究者”の支援等を目的として設立され、私はその企画やコーディネートを担当しています。

本庶先生と言えば、かねてから基礎研究の重要性や、それを担う若手研究者の支援充実について言及して来られましたので、ノーベル賞決定直後の超過密スケジュールの中無理を承知で、トップバッターの講師をお願いさせて頂きました。

ただその甲斐あって新年度予算
(案)では、研究者の研究基盤を支える科学技術助成事業(科研費)は前年度比86億円の増加、さらに本年度補正予算で50億円が付き、計136億円の増となりました。

また、その制度設計や今後の実施体制が注目され予算額
1000億円を超えるムーンショット型研究開発制度に関しても、本庶先生からご所見を伺いたく、研究室をお訪ねしました。

で、その際に手土産としてお持ちしたのが冒頭の画像「nikiniki」のスイーツ。

 

 

雪輪に座っているのはオコジョで、くるりと巻いた尻尾の先がちょんと黒いところまで、実に細やかで愛らしい💕

春は名のみの京都らしい底冷えさえも、こんなステキなスイーツにお目にかかれるのなら愛しく思えてきます。

年初めにもご紹介した通り、「
nikiniki」は1689年から続く京の老舗「聖護院八ツ橋」の新ブランドで、つまりこのスイーツ、あの「おたべ」と同じ生八ツ橋でできているんです。  

 

   

 

とびきりのセンスの良さもさることながら、その色合い、その質感、精巧な手仕事を支える京の匠の技術力に舌を巻きます。

アート(芸術)を具現化するアルチザン(職人)あってこそ紡がれる京の魅力に触れて、科学を具現化するための技術あってこそ生み出される研究成果、さらにその先のイノベーションであることを改めて教えられた気がしました。

スイーツと言えば、この日に本庶先生から頂戴したのが、ノーベル賞メダルを模ったチョコレート。

 

  

 

ストックホルムのノーベル博物館だけで販売されている品で、本庶先生はこの博物館に座右の銘である「有志竟成」をしたためた書を記念の品として納められました。

お忙しいのに、わざわざ裏面に直筆のサインまで入れて下さって、本庶先生の気遣いの細やかさには脱帽です
💦

 

 

初天神でいただいた際はまだ固い蕾だった北野天満宮の梅ヶ枝も、我が家で順調にほころび始めました。

 

 

明日は、節分。

春の足音が聞こえてきます。