京都 北野天満宮から作新学院に寄贈された御神木である「寒紅梅」が、今年もほころび始めました。

 

厳冬のさ中、受験生を励ますように早々と咲く寒紅梅。

 

寒紅梅の「寒紅」は天満宮の御祭神である菅原道真の敬称「菅公」と掛詞になっていて、その愛らしく健気な姿を観るにつけ、冬の厳しさは春の悦びへの大切な助走であることを教えられ、心から励まされます。

 

 

そして今年も例年通り、合格祈願の受験生名簿を携え、北野天満宮の学業成就祭(初天神)に参詣しました。

 

 

境内のそこここを彩る梅花の開花状況は、低温に悩まされた昨年と打って変わり至極順調で、凛とした冬の大気の中にも一足早い春が到来しお正月らしい華やぎに満ちていました。

 

 

 

御昇殿参拝の後、社務所にて橘重十九宮司からおもてなしいただいた御茶菓子も、老舗の菓匠「老松」による「北野の梅」。

 

 

こなし(白餡を主原料に蒸して作る和菓子の生地)で梅を模った、神々しい主菓子です。

 

菓子と言えば、鴨川沿いの定宿で供された二条若狭屋の御茶菓子も、紅白の梅が満開でした。

 

 

ちなみに、宿で翌日にいただいた茶菓子は「お多福」。

 

 

「あぁ、そう言えばもうすぐ節分…」と、京都にいると日々の何気ない暮らしの中、日一日と確実に季節が移ろって行くことを実感させてもらえます。

 

この日の都は雪が舞い、部屋から臨む東山も薄っすらと雪化粧となりました。

 

 

 

浅き春へのときめきが、冬ならではの京の美しさをより一層際立たせる、睦月終わりです。