雪に耐えて梅花麗し | 畑恵オフィシャルブログ

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啓蟄も過ぎてしまい恐縮ですが、今年も2月25日、京都 北野天満宮の「梅花祭」に参拝させていただきました。

 

 

 

 1月25日の初天神(学業成就祭)には、珍しくほとんど開花が見られなかった梅木たちも見頃を迎え、境内をそぞろ歩くと馨しい梅の香がそこはかとなく鼻をくすぐり幸せな気持ちに満たされました。

 

 

ただ、例年この頃には大勢の花見客で賑わう天満宮の「梅園」では、蕾がやっとほころび始めたかといった感じで、人影もまばら。

 

神官の方のお話では、梅の蕾はある時期までに開花しないと黒く変色して、咲かぬまま落ちてしまうということでした。

 

京都にとってこの冬が、いかに厳しいものであったか改めて実感しました。

 

 

さて毎年この時期、北野天満宮に伺いながら胸中に去来するのは、やはり“大学合格”。

 

1月の学業成就祭の際には、受験生名簿とその志望校一覧を携えご祈祷して頂くのですが、梅花祭の折にも、センター試験の結果を受けてやはり東大・京大など難関志望校を受験する生徒については、再度ご祈祷をお願いしています。

 

人間が努力を重ねれば、結果は自ずからついて来るものとわかってはいるのですが、やはり祈らずにはいられないのが人情というものでしょうか。

 

 

3月に入り、春を通り越して初夏のような日和が続いていましたが、一転して今日は真冬の寒さに。

 

私事ながら、退院した父が一昨日から再入院することとなり、人生そう容易く春は来ないことを痛感しています。

 

そうした中、心に沁みる言葉と出会いました。

 

「雪に耐えて梅花麗し」

 

大河ドラマ「西郷どん」で一躍脚光を浴びている西郷隆盛が詠んだ五言律詩の一節です。

 

梅花は、冬の雪や厳しい寒さを耐え忍んで咲くからこそ、愛らしくも気高く花開き、高貴な香りを発する。

 

壮絶な苦難を幾つも乗り越え、歴史に名を残す特大の花を咲かせた西郷さんの言葉は、誠にその通りと素直に心に落ちます。

 

西郷さんは、甥(妹の息子)が洋行する際に、この漢詩を詠み(はなむけ)に贈ったそうです。

 

「敬天愛人」、愚直に誠を貫き通した西郷さんらしい、熱く真っ直ぐな詩で、私は大好きなので、全文を紹介させて頂きます。

 

 

一貫唯唯諾

一貫、唯唯(いい)の諾

 

従来鉄石肝

従来、鉄石(てっせき)の肝

 

貧居生傑士

(ひん)(きょ)傑士(けっし)を生み

 

勲業顕多難

勲業(くんぎょう)多難に(あら)わる

 

耐雪梅花麗

雪に耐えて梅花(うるわ)しく

 

経霜楓葉丹

霜を経て(ふう)(よう)(あか)

 

如能識天意

()し、()く、天意を()らば、

 

豈敢自謀安

(あに)(あえ)て、自から安きを(はか)らむや

 

一度引き受けたと心に誓ったのなら

 

どこまでもただただひたむきにやり通さなければならない。

 

鉄の如く石の如く守ってきた胆力は、

いつまでもそれを変えてはならない。

 

豪傑の士というものは貧しい生活をしてきた人の中から現れ、

 

評価される事業というものは多くの困難を経て成し遂げられるのだ。

 

梅の花は雪に耐えて麗しく咲き、

 

楓の葉は霜を経て真赤に紅葉する。

 

もしこれらの天意が理解できたのなら、

 

安楽な生き方を選ぶことなどどうして出来ようか。

 

出典元:http://blogs.yahoo.co.jp/kugel_149/33861941.html

  

 

時は一筋の川の如く、一瞬もその流れを止めることなく、季節は確実に移り過ぎて行きます。

 

満開を過ぎた我が家の小緋寒桜も、一昨日の春の嵐を境に散り始め、今は花吹雪の頃を迎えています。

 

訪れる花喰鳥たちもめっきり少なくなりましたが、散り敷いた花弁はささやかな奥庭を桜色に染め上げてくれました。

 

 

散り際から、散った後まで美しい、小緋寒桜に教えられる余寒の宵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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