今夏から作新学院高等学校では、英国ケンブリッジ大学でのグローバル研修をスタートしました。

10日間のプログラムは本学だけのため独自に構成されたもので、生徒たちは英国王室のウィリアム王子も受講した「グローバルリーダーズ・プログラム」をはじめ、地球温暖化セミナーやシェイクスピア・ワークショップなど、英国ならではの貴重な講義を、ケンブリッジ大学の教授陣から受講することができます。



今回はトップ英進と英進部15名の生徒がホームステイをしながら研修に参加しましたが、ケンブリッジ研修を企画した責任者として、私も夏休みを利用して本プログラムを視察しました。

念のため申し上げておくと、私自身の費用はすべて個人で負担しています。本学では院長・理事長に限り、基本的に出張にかかる経費はすべて個人で負担しており、甲子園やロンドン五輪の応援など、毎回全額を私費で対応しています。

さて、ケンブリッジ大学と言っても、実はそういう名前の学校がある訳ではありません。ケンブリッジ大学は31のカレッジで形成されており、今回の研修はその中の「ガートン(Girton)・カレッジ」で行われました。



緑豊かな美しい古城といった佇まいのキャンパスに、ダイニングはハリーポッターを彷彿とさせる荘厳さ。

ケンブリッジ大学のすべてのカレッジが、それぞれに意匠を凝らした、美しき伝統の結晶というべきキャンパスを誇っていますが、元女子校というだけあって、ガートン校から感じられる優雅さと人間的な温かさには際立ったものがありました。



今回、生徒たちの研修の地として、ケンブリッジ大学にこだわった理由。

それは、海外研修を単なる語学研修で終わらせることなく、真の学問とは何かについて深く思いを巡らせる機会にここならできると、3年ほど前に現地を訪れ確信したからです。



感受性豊かな若い時期に、こんなにも自然豊かで美しいキャンパスに学び、世界の頂点を極めた“本物”の学問や芸術に日常茶飯、直に触れることができたなら、それこそが真のグローバル教育だと思ったからです。



さて、実際に授業を参観して驚かされたのは、生徒たちの成長の速さ。

午前中は少人数での語学研修、午後にはケンブリッジ大学の教授による特別授業が行われましたが、最初は日本語ですら人前で話すことに躊躇していた生徒が、終盤は英語で自分の考えを堂々とプレゼンできるようになります。

なぜ、それだけ短期間に生徒たちが成長できるのか―その鍵を握る講師陣と授業内容については、ちょっと長くなりますので、次回にアップさせて頂きます。