先日、第5回目になる学術講習会が開催されました。
内容は前回の(基礎編)に続き、【あん摩セミナー(腰痛治療)】です。
前回同様、経験豊富な久保先生にお越し頂きました。
今回は、久保先生が得意とされる【東洋医学概論】も踏まえながら、腰痛について解説されました。
要点をとらえて分かりやすく解説して頂いたことで、東洋医学をより身近な治療法としてとらえることが出来ました。
理論の後は、さっそく実技に入ります。
前回学んだ基礎的なあんまの手技を使いながら、腰痛に対して治療現場で実践されている手技療法を学びました。
私たちが普段勉強している推拿と多く似たところがあります。
「強」と「弱」の刺激を混ぜることで施術者側も患者側にも負担を最少限におさえることが出来ます。
また「表裏」で治療していくことも大事なポイントです。
腰痛に関して、
背面への手技はもちろんですが、その表裏にあたる「腹部」への手技も必須です。
実際に腰痛を訴える生徒さんの腹部を2~3分ほぐされました。
少し背中をそらしただけで、痛みを訴えていたのに、
2~3分の治療後は「まったく痛くない」とのこと。
結果は歴然です
効果を目の当たりにしました
また、ペアを組んで、それぞれ手技の練習をしました。
普段、鍼灸院や整骨院などで大活躍されているプロの方も多く参加されています。
皆さんがそれぞれ初心に振り返り、新しい技術、知識に触れることが出来ました。
手の使いかた、体重ののせ方など、前回同様、一人一人にあった姿勢・施術法を直々にご指導頂きました。
久保先生、お忙しいスケジュールの中、
協会員の技術向上のためにご協力いただき有難うございました
貴重な技術を惜しみなく伝授頂いたことを光栄に思います
島田校長にとっても鍼灸学生の頃を思い返す、感慨深い時間になったようです
ひとまず2回にわたるセミナーは終了いたしましたが、
また次の機会に、ご指導いただけることを楽しみにしております(^-^)/
貴重なお時間を提供いただいた久保先生、
技術向上のために参加された協会員のみなさん、
お疲れさまでした