ここ数年、地元のマラソン大会に出るのが、
ひとつの楽しみになっています。
最初は、健康維持のため軽い気持ちで
参加したのですが、完走した時の達成感を
また味わいたくなり、
いつの間にか続けてエントリーするように
なりました。
でもさすがにフルマラソンは、
体にダメージが大きく、正直健康に良いとは
思いませんが、あの達成感が堪らないのです。
35キロ地点を過ぎたあたりががもっとも苦しい、
私の場合、左足の付け根が決まって痛み出し、
足は棒のようになり、疲労のピークに達し、
身体のあちこちからSOSを発してきます。
、
なぜこんな思いまでして自分は走っているんだ?
毎年いつも感じて走っています。
何度も、もうダメだ、ここまででいいや。
もう十分走った、よく頑張った。
明日も仕事だし、体が故障してはもともこうもない
など、自分にいろいろ理由をつけて、
リタイヤしたい気持ちが沸いて来て
身体も本当に動かなくなってきます。
ところが、ちょうどそのタイミングで
友人や家族の応援の声が耳に入ると
不思議と何かのスイッテが入ったようになり
最後まで走りきることが出来たりします。
人間の疲労は体の動きを止めさせようとする
脳が生み出した信号にすぎず、
肉体の限界まであと30%のエネルギーを残した状態で
体に危険信号を発するようにできている。
これは.イタリアのパルマ大学のティモシーノークス教授が
発見した脳の性質のことで、ノークス理論と呼ばれています。
ですから、あなたが、何かに挑戦しいてて、
もし、もうダメだ、もう限界だと感じても
後30%は余力が残っています。
もし、どうしても超えたい壁なのに
限界だと感じるときが来たら
このノークス理論を思い出し
脳の指令に反して、限界を超えて目標を達成することが
可能です。前に進むことができます。
脳の指令をあえて逆手にとって
あなたの夢や目標は必ず実現します。