上海中医約大学病院の中医師達が帰国して、はや2カ月が過ぎようとしています。
以前にも紹介しましたが、私の治療室のフロアはTCM(Traditional Chinese Medicine)フロアの端っこに位置しています。
しかし、中医師たちが帰国し、次のグループが来るまでは基本私だけ…。
週に1回、整形のドクターが隣の部屋に診療に来ますが、寂しいものです。
特に、TCMの部屋は大小合わせて3部屋あり、その他にも湯液の保管室、調合部屋などが、今やお化け屋敷のように(笑)
しかし、実は8月末から「女性鍼灸師」がTCMの小さい部屋を使って診療を開始しているのです!
それも?「日本人!」
実は、色々紆余曲折ありまして、私の奥さんがやっています。
モーリシャスに来てから4年8ヶ月で、やっとこさ、プロとして診療ができるようになりました。
最初はチェアマンに騙されて、雇ってやるやる詐欺にあったような感じで、彼女は働けず、
約4年間はボランティアで私の診療を手伝ってくれていました。
でも色々な努力と、運が味方してくれたのです!
これから徐々に臨床を重ねていき、患者さんからの信頼を勝ち取っていく事でしょう。
独立開院へのステップを一段上りましたね。
これからが楽しみです。
10月からは上海から新たな中医師グループがやってきて、すぐ隣で診療を再開しますので、
ガチンコ対決になるんでしょうが、負ける気がしないのは私だけでしょうか。
「謙虚に、患者に寄り添い、最後まであきらめない」
臨床のあるべき姿を忘れない限り大丈夫。