2023年の数字だ。
約7万1000人のネパール人が国を出て行った。
定住先を求めて、これほど多くのネパール人が、外国へ向かったのである。
いろんな国へ出国していったネパール人の内訳に基づいて、入管が公表した数字だが、実際は、この2倍になると思われる。
2023年、160万3836人が出国した。
このうち、7万915人がネパールの住所を棄てて、出て行ったことが明らかになっている。
同様に、9万1349人が、一時的な滞在のために外国へ行った。
家族訪問を目的とする渡航は、16万7485人だという。
これは、政府統計に基づくもの。
今のところ、外国に定住しているネパール人の公式統計は、存在しない。
2078年センサスによると、外国に滞在するネパール人は219万592人だった。
出入国管理局の推定では、外国へ行くネパール人の約半数が、労働目的だとのこと。
労働許可証を持たずに行く者もいる。
行き先で、もっとも多くのは、ドバイだ。
労働許可証取得数によると、である。
その次は、インド、そして、カタール、マレーシア、サウジアラビア、と続く。
以下、2023年の目的別出国者数:
労働
80万8415人。
観光および巡礼
20万4518人。
家族訪問
16万7485人。
留学
10万8542人。
一時滞在
9万2349人。
定住
7万915人。
セミナー出席
2万4263人。
家族滞在
2万613人。
治療
1万9509人。
ビジネス
1万8964人。
非公式
1万6111人。
労働許可証不所持
8086人。
国連
6058人。
スポーツ
3653人。
文化的催し
1964人。
その他
3万2391人。