日米感覚の違い。ペットを飼うと決めたら
これから少しずつですが、
アメリカのアニマルレスキュー事情をUPしてきますー☆
震災や被災動物を通じて日本の動物事情に興味を持たれた方も多いと思います。この震災を節目に日本が動物愛護先進国の仲間入りをしますように。
闘犬や巨大パピーミル、動物虐待などアメリカが抱える動物問題もたくさんあります。また海外の方法が軸跡が、全て日本に応用できるとも思いませんが、皆さんの参考になれば嬉しいです。
今日は「ペットを飼う時」の日米の違いデス。
最初に、2年前のものですが、
日本で「どうしてペットを迎えたか」
と言うMSNのアンケート内容です。
自分が買いたくなって 36.7%
ペットショップで一目ぼれ 12.9%
家族が連れてきて 12.9%
もらった 10.2%
拾った 7.9%
そのほか 19.5%
で赤文字にした所は、
アメリカや海外では非常識、
または法律で禁止されている項目です。
「ペットは買わずに保健所から」のポスター(PETA)
アメリカでもモチロン、
ペットショップやネットで動物を飼う人、
家族と相談しないでペットを飼う人、
プレゼントとしてペットを贈る人も
たくさんいます。
でもこれらがタブーと言うことは、
日本よりも浸透していて、
「ペットショップの経営にはパピーミルが関係している」
「健康な犬はきちんとしたブリーダーから」
「保健所には家族が必要な動物が待っている」
「犬や猫には社会化と言う時期がある」
と言うことが広く広まってるように思います。
実際にアメリカでは犬猫の社会化を重視していて、
”生後8週間未満の動物の譲渡販売は
法律で禁止されてるし、
ブリーダーさんや保健所では
譲渡前に動物と家族全員の面接を条件としているし、
動物を販売しているペットストアも
ほとんど存在しません。
※
アメリカでのペット入手法のランキングです。
1位 ブリーダーから
2位 保健所から譲渡
3位 ペットショップ
4位 ネットや個人間譲渡
これは私の住む地域限定かもしれないけど、
ブリーダーからの購入が全体の40%、
また保健所からの譲渡が20~30%と言われています。
アメリカのブリーダーさんは日本のように、
何種類もの血統を扱うブリーダーはパピーミル以外稀で、
血統を守る使命感を持って、
1種類をブリーディングされています。
私はアニマルレスキューに関わってますので、本音を言えばシェルター(保健所)からの譲渡を願いますが、特定疾患や運動量を把握したりと、純血統には純血統の魅力があるのもよくわかります。
ちなみにアメリカのブリーダーの中には
特定犬種のレスキューを立ち上げている方も
たくさんおられます。
そして保健所からの譲渡に際しても、
アメリカは日本ほど
子犬子猫嗜好が強くないため、
また動物に限らずリサイクルが盛んな国なので
人が放棄した収容動物を家族に迎え入れることにも
抵抗があまりありません。
むしろ
「体格や運動量が把握しやすい」
「性格が判り易く先住ペットとの相性が判断しやすい」
「持病の有無が譲渡前にわかる」
「しつけが簡単」
「運動量の少ない老犬のほうが自分と釣り合う」
「老いた動物なら自分より先に死んでくれる」
(高齢者の譲渡者からの意見)
と成犬や成猫を好んで譲渡される方も多いです。
保健所にも成犬の利点が書かれてますー。
アメリカは狂犬病発生国でもあり、
数十年前までは日本と同じように
保健所は動物を殺処分する場所でした。
しかし、現在では収容される動物の数は多いものの
その半数は譲渡されていきます(ちなみに日本は96%が殺処分されていきます)
その成果には保健所やアニマルレスキューの努力と保健所収容動物に対する民度が高まったことがあると思います。
例えば、
保健所の収容動物をテーマにした
専門番組がたくさんあったり、
朝のニュース番組の中にも
「保健所で飼い主を探している動物」
のコーナーがあったり、
ローカルニュース番組にて
また別の機会に掲載しますが、著名人&有名人の動物愛護活動によって、
TVの前に座りながら、
保健所には新しい家が必要な動物がいる事を
知ることが出来ます。
そして、番組の中には
どうして収容動物が増えるのかと言うことに触れ、
パピーミルや動物の幼少期の社会化など、
日本ではあまり知られていない、
動物事情の詳細に触れることも
少なくありません。
もちろんアメリカでも
収容される動物の数は日本よりも多いし、
(年間6=800万頭、日本の約20倍)
闘犬や大規模なパピーミルなど、
まだまだ問題もたくさんありますが、
それでも日本より具体的に
収容動物を減らす活動が実行されています。
そんなUSアニマル事情を、
パピーミル、社会化から
次回UPしていきたいと思いますー☆
アメリカのアニマルレスキュー事情をUPしてきますー☆
震災や被災動物を通じて日本の動物事情に興味を持たれた方も多いと思います。この震災を節目に日本が動物愛護先進国の仲間入りをしますように。
闘犬や巨大パピーミル、動物虐待などアメリカが抱える動物問題もたくさんあります。また海外の方法が軸跡が、全て日本に応用できるとも思いませんが、皆さんの参考になれば嬉しいです。
今日は「ペットを飼う時」の日米の違いデス。
最初に、2年前のものですが、
日本で「どうしてペットを迎えたか」
と言うMSNのアンケート内容です。
自分が買いたくなって 36.7%
ペットショップで一目ぼれ 12.9%
家族が連れてきて 12.9%
もらった 10.2%
拾った 7.9%
そのほか 19.5%
で赤文字にした所は、
アメリカや海外では非常識、
または法律で禁止されている項目です。
「ペットは買わずに保健所から」のポスター(PETA)
アメリカでもモチロン、
ペットショップやネットで動物を飼う人、
家族と相談しないでペットを飼う人、
プレゼントとしてペットを贈る人も
たくさんいます。
でもこれらがタブーと言うことは、
日本よりも浸透していて、
「ペットショップの経営にはパピーミルが関係している」
「健康な犬はきちんとしたブリーダーから」
「保健所には家族が必要な動物が待っている」
「犬や猫には社会化と言う時期がある」
と言うことが広く広まってるように思います。
実際にアメリカでは犬猫の社会化を重視していて、
”生後8週間未満の動物の譲渡販売は
法律で禁止されてるし、
ブリーダーさんや保健所では
譲渡前に動物と家族全員の面接を条件としているし、
動物を販売しているペットストアも
ほとんど存在しません。
※
アメリカでのペット入手法のランキングです。
1位 ブリーダーから
2位 保健所から譲渡
3位 ペットショップ
4位 ネットや個人間譲渡
これは私の住む地域限定かもしれないけど、
ブリーダーからの購入が全体の40%、
また保健所からの譲渡が20~30%と言われています。
何種類もの血統を扱うブリーダーはパピーミル以外稀で、
血統を守る使命感を持って、
1種類をブリーディングされています。
私はアニマルレスキューに関わってますので、本音を言えばシェルター(保健所)からの譲渡を願いますが、特定疾患や運動量を把握したりと、純血統には純血統の魅力があるのもよくわかります。
ちなみにアメリカのブリーダーの中には
特定犬種のレスキューを立ち上げている方も
たくさんおられます。
そして保健所からの譲渡に際しても、
アメリカは日本ほど
子犬子猫嗜好が強くないため、
また動物に限らずリサイクルが盛んな国なので
人が放棄した収容動物を家族に迎え入れることにも
抵抗があまりありません。
むしろ
「体格や運動量が把握しやすい」
「性格が判り易く先住ペットとの相性が判断しやすい」
「持病の有無が譲渡前にわかる」
「しつけが簡単」
「運動量の少ない老犬のほうが自分と釣り合う」
「老いた動物なら自分より先に死んでくれる」
(高齢者の譲渡者からの意見)
と成犬や成猫を好んで譲渡される方も多いです。
保健所にも成犬の利点が書かれてますー。
アメリカは狂犬病発生国でもあり、
数十年前までは日本と同じように
保健所は動物を殺処分する場所でした。
しかし、現在では収容される動物の数は多いものの
その半数は譲渡されていきます(ちなみに日本は96%が殺処分されていきます)
その成果には保健所やアニマルレスキューの努力と保健所収容動物に対する民度が高まったことがあると思います。
例えば、
保健所の収容動物をテーマにした
専門番組がたくさんあったり、
朝のニュース番組の中にも
「保健所で飼い主を探している動物」
のコーナーがあったり、
ローカルニュース番組にて
また別の機会に掲載しますが、著名人&有名人の動物愛護活動によって、
TVの前に座りながら、
保健所には新しい家が必要な動物がいる事を
知ることが出来ます。
そして、番組の中には
どうして収容動物が増えるのかと言うことに触れ、
パピーミルや動物の幼少期の社会化など、
日本ではあまり知られていない、
動物事情の詳細に触れることも
少なくありません。
もちろんアメリカでも
収容される動物の数は日本よりも多いし、
(年間6=800万頭、日本の約20倍)
闘犬や大規模なパピーミルなど、
まだまだ問題もたくさんありますが、
それでも日本より具体的に
収容動物を減らす活動が実行されています。
そんなUSアニマル事情を、
パピーミル、社会化から
次回UPしていきたいと思いますー☆