親を持つ人が読むべき本 | カナダ バンクーバーのくま子日記

カナダ バンクーバーのくま子日記

カナダ在住の子育て後半の主婦です。ちょこちょこつぶやいてます。おいしい情報もランダムにのせてます。

カナダから日本まで10時間。

親の危篤の連絡が入っても間に合う確率は低く、親が歳を取るほど心配ですよね。


人間誰でも最後は苦しまずにぽっくり死にたいって思うでしょうが、なかなか望んでも難しい。


でも無駄に苦しまずに亡くなれる事はできる。

それは自分含め家族も理解して同意していないと実現は難しい。


老衰に近い状態で親が倒れ救急車を呼んだ場合。

その先にあるのは、安らかな死ではなく、拷問の様な無駄な治療という名の儀式だそうな。


「人はどう死ぬか」っていう本の中でそう記載されていました。Amazon 読み放題でも読めるので、是非一度読んで欲しい。


まさに私が親を看取った時の体験が記載されていた。私の親は安らかな死を選べたのに、家族がそれを奪って苦しませてしまった。

もしこの本を家族全員が読んで理解して本人が自分の病気を隠さず、最期はどうして欲しいのか話し合っていたらと思うと悔やまれる。


特に私の場合は私が遠くに住んでいたために起きた。私を死に目に合わせるために、治る見込みのないのに無理やり心臓マッサージをやりまくり、強引に蘇生させて苦しめてしまった。


私は死に目に間に合わなかったとしても、安らかに亡くなったと知れば、何も悔いもなかったのに、目の前には拷問の様に沢山の管に繋がれ大量の出血をし続けて何倍も膨れ上がって苦しそうにしてる姿だった。

一度無理くり繋がれたら、強引に切ることはできない。ただ、その拷問に疲れ果てて体の臓器が一つづつ壊れ果てて息尽きるのを眺めているしかった。


残酷すぎる最後だった。


無知じゃなかったら防げた事。



だから多くの人に知って欲しいと思う。






冷凍おにぎり 2個$10 (save on food)