NextRenaissance (ネクスト・ルネサンス)
株式会社CCO代表取締役の石山喜章が、日々想うことを素で綴るブログ。時代の変動する今、私たちは何を変化させる必要があるのか?諸問題の本質にフォーカスしながら、パラダイムシフトをテーマに更新しています。
  • 31Jan
    • 近況はFacebookで発信しています

      しばらく更新してなかった本ブログですが、近況(日々感じたこと)は主にFacebookで発信していますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。石山喜章Facebookhttps://www.facebook.com/yoshiaki.ishiyama.5また、昨年末に出逢ったソウルメイトとYoutube番組を始めました。新しい時代に挑む経営者サロン「HONESTY」https://youtu.be/zvV6WCTnquo「意識の進化」をテーマに、内観し成長している経営者や在り方の素敵な友人、心の産業(ハートエコノミー)に取り組んでいる起業家にインタビューしています。ちなみに私自身のチャンネルはこちら。https://youtu.be/bOu8jb7RSa4潜在意識を活用したい講師、コーチ、コンサルや今後起業を検討中の方に向けて、たまにメッセージを発信しています。潜在意識アカデミーhttp://www.theanswer.jp/academy/※第3期の内容&開始時期は未定あと、本業を通じて社課題を解決する経営者の集まりに興味のある方はこちら。経営実践研究会https://www.keijitsukai.jp/index.html全国200名ほどですが、共感の輪が広がってきています。Facebookは友人知人と交流するにはいいですが、まだ見ぬ人と出会うにはブログを再開するのもいいかなーなんて思い始めているのですが、今後はテキストよりもYoutubeなど映像で発信する頻度が増えてくると思います。allways with love.

  • 19Aug
    • 引き寄せじゃない

      本業が忙しくなって以来、すっかりブログの更新をお休みしておりました。たまにFacebookではその日の気付きを投稿したりするのですが、昨日の気付きは反響もあったのでこちらにも掲載しておきます。――――この何年か、心で決めたことや願ったことが引き寄せられる現象は日常のように経験していて、そのスピードは速くなっています。 昔は1日後に実現していたのが、最近は「思ったらすぐ来る」ことが多く、1,2時間後には思考が現実になっているのですが、ふと「これって引き寄せじゃないんじゃないか」と気付きました。 原因→結果でみたときに 願う→実現ではなく 予兆受信→現象なのではないか?と。 地震が起きる前にP波やS波を捉えて警報が鳴るのと同じです。人が近づくと気配を感じるように、それぞれの事象や現象は固有周波数のようなものを有しており、それが近づいてくると脳が「予兆」として意識化させるのを「自分の考え」と誤解しているのではないか?というのが私が気付いた観点(仮説)です。 この仮説の科学的根拠は3つあります。 1.固有周波数 人は歩くたびに足の裏から固有周波数を出しており、犬はそれを音として認識できるので、家から半径1kmぐらいまで近づくと「ご主人様が返ってきた」と喜んで吠えます。 2.受信器官 哺乳類のイルカやクジラは磁気感覚や超音波で周囲の地形を認識していますが、この磁気感覚は渡り鳥や我々人間の脳にも存在します(ちなみに人間は5感覚でなく、実際には20感覚を有しています)。 3.受動態意識仮説 脳はなぜ心をつくったのか?著書の前野教授やリベットの実験で明らかになったように、我々は「自分で決断した」と思い込んでいますが、実際には違います。詳細説明すると長くなるので興味のある方は本を読んで貰うのが一番ですが、実験の結論は「我々のイメージしてきた意識は実在しない」という点です。 ”ある人のことを想い出してたら電話が掛かってきた”という経験をされた方もいらっしゃると思うのですが、あの現象はまさに上の仮説を立証しているようにも感じます。 あ、打合せなのでちょっとここまでで。

  • 03Jan
    • 2016年の流れ

      Facebook​のおかげで年末年始の皆の姿が共有できると地域が離れていても繋がってる感じがしますね。私の年末年始は、年末に覚者4名と会い、箱根で戦略合宿をし、31日は仲間と飲みながら年を越し、年始はゆったりと溜まった仕事を片付けていますw私の観点から見る2016-2017年は、旧い勢力が終わり新しい時代の流れが胎動する年です。去年後半の『あらゆる不正が表に現れる』流れは加速するでしょう。次の時代を担う世代が主体性を発揮し、あるべき社会の姿に正す動きは止まらないと思います。本質的に意味のない商品・サービスや仕組みは淘汰されるでしょう。オリンピック後の2021年、日本経済破綻に備えて大きな変化を受け入れる大企業や自ら変化を興すベンチャーも増えるでしょうし、極論も含め、本音をベースにした過激な議論も目立つようになると感じています。一方で、長い期間を掛けて準備されてきた発明やサービスが世間で受け入れられ始め、市民権を得るようになるかも知れません。私は預言者ではないので、年間1,000人ぐらいの経営者(上場企業~ベンチャー)と会って話を聞くなかで、この流れを感じているというだけの話です。組織開発コンサルタントの仕事をしていると、組織のお医者さんになったような視点を得るのですが、危機感・切迫感を感じて変化しよういう個人や組織は増えています。日本の未来に希望はあるし、多様な危機を解決する手段や技術も現れ続けています。それぞれの意志がつながり、連帯して力を発揮するようになれば、目に見えて世間の空気も変わってくるでしょう。変化し続ける時代のなかにおいて、自分自身がどんな人になって何を成すのか、自らその姿勢を体現できるように、私自身がもっと変化していかないとなぁ~と感じています。改めて、本年も宜しくお願い申し上げます。

  • 20Aug
    • 世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方の画像

      世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方

      人事の大学で講演をした際、参加者の男性から「本を出しませんか?」と言われて早2年。ついに明日から拙著「世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方」が全国の書店で発売されます!あさ出版の編集者 途中さんのお陰でここまで来れました。本書は日常の人間関係に潜在意識をどう活用するか?をわかりやすく整理したものになっています。◆差別性普段の講演や研修、コーチングの際に伝えている観術の内容をベースにしている為、あいまいな単語の定義(Define)を明確にして、「なんとなく頭のなかにあったこと」や「本質」と呼ばれているものを図や絵でシンプルに整理しています。定義(Define)・潜在意識とは・グローバル人材とは・コミュニケーション能力とは・人間力とは・コーチングとカウンセリングの違い 等々◆本書の内容本書の構成は「観点、判断基準、認識」を重視しながら、第1章が問題意識、第2章は概論、第3章が使い方(How to)で第4章がケーススタディ、第5章が人間関係への応用という流れになっています。入っている要素は次の通りで、観術セミナーをご受講された方であればおなじみの話題を、より一般的に解かりやすく噛み砕いて解説しております。・ノ・ジェスの潜在意識5階層・考えのお散歩・やり方、思い方、在り方・Know→Do→Feel→Iam・ステージ0~3・マインドーム理論・ウシトラの物語・判断基準の5つの特徴・脳の認識のクセ・海と魚・認識の主体、客体、媒体・認識=存在・思い込み≠事実・4C能力・立場チェンジ・感動創出の7段階 など聞いたことのある話も視点を変えて楽しめるように工夫し、なるべく多くの方に観術とマインドーム理論を知っていただく入口になれば、と思って執筆いたしました。◆読者対象と用途既に観術を学んでいらっしゃる方は、復習と周囲の人への伝達用に、初めて触れる方には、観点が問題であることを理解して貰う入門書として、本書をご活用いただければ幸いです。◆最後にメンタル不調や人間関係のトラブルなど、多様な問題の原因が「観点固定」にあることが周知され、観点の問題を解決しよう!という方向へ日本社会(特に教育業界)の関心が向くようになることを願っています。そして、本書を機に潜在意識がスピリチュアルなものではなく、科学的に解析できる構造を持っていること、その潜在意識を開拓する新しい産業や市場を生み出すことができるという希望が広がれば、本当に嬉しく思います。

  • 19Aug
    • 20年後の新産業

      ダイヤモンド・オンラインに「機械に奪われそうな仕事ランキング」という記事があったのですが、意外だったのが2位の会計士。友達が公認会計士の専門学校を経営しているので、尚更気になってしまった。代替市場規模は約12兆円と結構なインパクトもあり、機械(AI×IT)によって今後置き変えられる産業や職種はまったなしだなぁと感じます。AIの進歩は留まるところを知らず、米国では弁護士の上司をAIが務める会社もあり、レコード会社に寄せられる楽曲の売れる売れないを判断しているのもAI、日本の学生専用SNSの入会審査もAIなど、人工知能の進化によって人がしなくてもよい(または人より機械の方が効率のよい)仕事はどんどん置換されていく未来が近づいています。※詳細は「アルゴリズムが世界を支配する」を参照先月、別の友人が主催する人事の交流会で挨拶する際にそんなAIの話をしたところ、真剣に未来を憂う方からお声掛けいただき、まさに「人工知能が進化する未来で、我々人間にしかできない仕事は何なのか?を模索している」とおっしゃっていました。人間にしかできない仕事って何なのでしょうか?IT産業が一大産業に育ったように、次にくる波は「潜在意識」を開拓する産業なのでは?と私は注目しています。

  • 18Jul
    • 人が観ていないところに在り方がでる

      ノ・ジェスの潜在意識五階層でも解説した「表情、言葉、行動」には、その人の潜在意識が現れています。初めて参加する場で、お互いに自己紹介をするときをイメージしてみてください。プロジェクトの初顔合わせや勉強会などのセミナー、会合など、どんな場でもかまいません。ひとりひとりが自己紹介していくとき、ふつうは「いま話をしている人」の顔に注目すると思います。しかし「話をしていないとき」に潜在意識は顔に出ます。自分の自己紹介をするときは、笑顔で自社のPRをしたり、参加者に良い印象をもってもらおうと明るく振る舞う人が多いですが、その人の自己紹介が終わって隣の方、次の隣の方と、3名ぐらい先に進んだときに改めて表情をチェックすると、意外なことに気付きます。自分のことしか考えていない人は、他の人の自己紹介を聞かずに下を向いてスマホをいじっていたりしますし、ちゃんと全員のことを理解しようという姿勢の持ち主は、いま話をしている相手の顔を見て話を聞いているのです。みなさんの職場の会議では、相手の顔を見ながら話を聞いている人の割合はどのぐらいでしょうか?70%が下を向いていたり相手の顔を見て話を聞いていない会議では、考えのお散歩に出かけている可能性が大です。今度、10人以上の会議や場に参加する機会があれば、相手の表情に現れる潜在意識をぜひ観察してみてください。

  • 17Jul
    • ウシトラの物語

      潜在意識の正しい使い方を身につけることができず、自分の判断基準を変えずに生きていると、いったいどんな人生になってしまうのでしょうか。それを表現したのが、このウシトラの物語です。 むかし、あるところに愛し合うウシ子さんとトラ男さんの夫婦がいました。二人が結婚して新生活を向かえた一日目の夜、ウシ子さんは大好きなトラ男さんのために、いちばん美味しい料理を出そうと思ってアルプスの高原で取れた牧草を差し出しました。それを見たトラ男さんは『草かぁ。俺、肉しか食べないんだけど。まぁでも愛するウシ子が出してくれたんだから・・』と思い直して「これ、初めて食べたけど美味しいね」と言いながらムシャムシャと牧草をほおばりました。しかしお腹は満たされません。その日、トラ男さんは空腹を我慢したまま眠りに就きました。翌日の夜、お腹を空かせていたトラ男さんは「よぉ~し、今度は俺がいちばん美味しい料理をご馳走するぞ!」と息巻いて、神戸牛のサーロインステーキを夕食に用意しました。それを見たウシ子さんは『げっ、これって共食いじゃない? だいたい私、肉なんて食べられないのに~』と感じながらも愛するトラ男さんが出してくれたんだからと、美味しそうなフリをしてなんとかステーキを飲みこみました。「どうだ、美味いだろう?」と言われて「ええ、初めて食べたけど、不思議な感覚になるわね……」と作り笑いを浮かべたウシ子さんが、夜中にトイレでもどしていたことをトラ男さんは知りません。その次の夜、今度はウシ子さんが腕をふるって香草づくしの料理を振る舞い、トラ男さんは(我慢しながらも)喜んで食べてくれました。その次の晩にはトラ男さんが狩ってきた鹿を、ウシ子さんは(作り笑いを浮かべながら)相手の気持ちを無駄にしないようにと、我慢して食べました。その翌日も、次の日も、愛する二人はお互いに相手の為を思って「自分がこの世でいちばん美味しいと感じているもの」を食べさせようと努力し続け、お互いに笑顔で暮らしていたはずだったのです。・・・ところが、3カ月ほどしたある日の晩、ついに堪忍袋の尾が切れたトラ男さんが叫びました。「いい加減にしろ! 毎晩毎晩、草ばっかり食べさせやがって、お前は俺を飢え死にさせるつもりなのか?」その形相に驚きながらも、ウシ子さんも負けてはいません。「だったら言わせて貰うけど、あんたこそなんなの? 毎晩毎晩、肉ばっかり食べさせて、私がどれだけ辛い気持を味わっているかわかっているの?」毎日のように蓄積していた怒りと屈辱が堰を切ったようにあふれだし、二人はこれまでにしたこともないような大喧嘩を繰り広げ、お互いをののりし合い、一晩中言い争いを続けました。あんなに愛し合っていた二人は、もう相手のことを信じることができず、結局、離婚することになってしまいました。離婚届を提出し、これで最後のお別れとなった場面で二人はこう言いました。「俺は、お前のためを想って精いっぱい努力したぞ」「私は、あなたのためを思って精いっぱい尽くしたわ」あなたは、この物語を通して何を感じられたでしょうか?ウシ子さんとトラ男さんの物語は現代社会にありふれた人間関係を表現しています。彼らは、お互いに自分の判断基準で「いちばん、美味しいと思うもの」を相手にプレゼントしていました。しかし、相手の判断基準を考慮に入れていなかったので、それぞれ自分の観点からすれば「こんなに、あなたのためにやったのに……」という想いが出てくるのです。ウシ子はウシの目で、ウシの世界を見て、ウシの観点でトラ男のために最善を尽くしました。トラ男はトラの目で、トラの世界を見て、トラの観点でウシ子のために最善を尽くしていたのです。つまり二人は、お互いに自分の観点、自分の世界だけで物事を考え、その中で自分流に相手を愛するという状態になっていたのです。良かれと思ってしたことが、相手にとっては苦痛となっていました。また、そのように自分の観点、自分の世界が中心の状態だったので、相手の苦痛にも気づけないままでした。そしてとうとう最後まで、自分の立場からくる論理ばかりを主張して別れることになったのです。このように二人の状態は、共に相手を理解して、助け合いながら生きる「本物の愛」のある世界ではなく、それぞれに「ウシの世界」と「トラの世界」だけに固定された、ひどく孤独な世界だったのです。 「一生懸命に最善を尽くした」といっても、「自分だけの観点による自分中心の思い込み(観念)の最善」であり、「本当の相手を見ることが出来ない最善」でした。この最善は、最善を尽くせば尽くすほど、最悪の結果をつくってしまい、その事実に気づくことなく、ただ相手を責めてしまうという、とんでもない結末へと辿り着いてしまうのです。これは、ウシとトラに限った寓話ではありません。いまの時代に生きる、すべての人に当てはまる話なのです。ウシやトラのように、自分の立場や観点、論理、思考、感情、イメージ、エネルギーに固定された状態、つまり自分のアイデンティティーに固定された状態であれば、私たちもウシ子とトラ男のように四苦八苦の世界から逃れられないのです。

  • 16Jul
    • 「あり方」を変化させる方法

      在り方=アイデンティティー(自己認識)を変える為には、まずアイデンティティーを構成している7要素を理解し、その深さを知る必要があります。前者については◆アイデンティティーを構成する7要素でご紹介しましたが、①立場②時代③環境④状況⑤国家・民族⑥思想・哲学・宗教⑦組織、団体、企業、家族が自己認識を形成する土台となっています。その上でつくられたアイデンティティーの深さを見ていくと、大別して3つの階層に分けることができます。①表層的なアイデンティティー(プロフィール)一番認識しやすいのは、名刺に書かれている肩書きやその人の出身地、性別、所属する組織・団体や人種・民族・国家・宗教・思想体系は表層的な(意識しやすい)アイデンティティーです。これらは履歴書に登場しやすい項目なので、「プロフィール」と呼んでいます。プロフィールに相当するアイデンティティーは、「私は日本人です」、「私は日本物産の営業部長です」など、「私は○○○です(I am ○○○)」という形で表現しやすく、その人が何者であるかを相手が認識しやすい特徴があります。②深層アイデンティティー(ビリーフ)深層アイデンティティーとは、無意識で「自分自身をどう思うのか?」を表しています。例えば、「私は正直者だが、いつも損をする人間だ」とか、「私は世間一般に比べて美しい/ぶさいくな方だ」とか、よく“性格”と表現される部分ですが、本書では『意識できているか無意識かを問わず、本人が主観的に、自分自身をどのように規定・定義しているのか』を示すものとします。コーチングやカウンセリングを受けたことのある方は既に体験されているかも知れませんが、「私って完璧主義だったの?」とか、「ここまで自己否定が強いとは・・」など、自分の知らない(普段、意識していない)自分自身と出会える楽しさが、この深層アイデンティティーにはあります。ただ、深層アイデンティティーを発見し、意識化することが出来ても、それを変化させるには正しい理解にもとづいた行動が必要です。その方法は拙著でも述べましたが、自分がアイデンティティーを形成してきた背景が理解できると、この深層アイデンティティーも単なる結果(原因から生まれた結果体)に過ぎないことが解かります。その為、深層アイデンティティーのことを「ビリーフ(信念)」と呼んでいます。③無限のアイデンティティー(トゥルース)表層的なアイデンティティー、深層アイデンティティーを生み出している深奥には、サムシンググレートと呼ばれる無限のアイデンティティー(真実)があります。よく仏教やスピリチュアルの世界では「すべては繋がっている」と言われますが、それは量子力学的にも証明できる事実であり、この宇宙空間の中で相互に関係し合っていない存在はひとつもありません。人体を構成している細胞、分子、原子、素粒子など、素材の源を紐解いていった先に出会う本来の自分自身を無限のアイデンティティーまたはサムシンググレートと呼びます。自分の在り方を変えたいと思ったとき、それが肩書きや所属する組織などであれば、結婚や転職をしたり環境や立場を変えることで自然と表層アイデンティティーは変わっていきます。変えたい対象が自分の思い込みによってつくられたビリーフであれば、過去の経験や体験を紐解き、改めて解析し直すことで深層アイデンティティーは変化していきます。時代や国家、宗教などの影響を強く受けたのであれば、その影響も事実と解析に整理して自分の認識を変えることで、イメージ体系を上書きするように次第に変化させていくことが可能です。しかし人としての在り方をもっとも劇的に変えるのは、一般的にはほとんど認知されていない真実の自分を認識した瞬間です。そこへのアプローチ方法は幾つか存在しますが、基本的には自分の判断基準を自覚し、ゼロ化していくこと、ビリーフを観察し、手放していくことを通して、脳の認識のクセに囚われなくなってくると、段階的に視野が上がり、全体像が見渡せるようになることで近づいていきます。その状態は「マインドフルネス」と表現されることもあり、「いまここ」と呼ばれることもあります。グーグル社で瞑想を指導したティク・ナット・ハンは、「涅槃とは、どれだけ間違ったものの見方、見識を取り除くことができるか、その適応能力なのです」(5分40秒あたり)と定義していますが、ニルヴァーナに至る道もまた、自分の人間としてのモノの見方を解除していく先にあるのです。

  • 15Jul
    • 傾聴力の磨き方

      傾聴力を伸ばす際に気をつけたいポイントは次の通りです。①相手に興味・関心を持つ相手の話を聞こうと努力しても、そもそも相手を知ろうとする動機や関心がなければ、それが姿勢・態度に現れてしまいます。傾聴の能力やスキルを伸ばす前に、大前提として、相手に対する関心があるかどうかをチェックしてみてください。関心が持てない相手の場合、それが付き合う必要のない相手であれば、そのままでも害はないでしょう。しかし、仕事や地域の付き合いなどで相手をしなければならない人だったら、なぜ相手がそのようなコミュニケーションをしてくるのかに目を向けてみるのはいかがでしょうか。潜在意識の五階層を探るためのトレーニング相手として位置付けてみるのです。②相手の観点を確認する話をしている相手の方は、その人自身の観点でものごとを考え、その考えに沿って無意識に選んだ言葉を使って会話をしてきます。なので、立場チェンジをするためには、その人がどの観点からそれを言っているのかを観察することが大切です。相手の観点を理解できると、どうしてそういう論理展開や思考回路になるのかも観えてくるようになりますし、相手が他者をどう認識しているのかも理解しやすくなってきます。③自分の判断基準を置いておくこれが一番重要なのですが、相手の話しを聴きながら「いや、それは違うだろう」とか「こうした方がいいんじゃないの」など、いろんな判断のモノサシが自動的に沸いてくるのが脳の特徴です。しかし、ジャッジしながら話を聞いてしまうと、相手が伝えたい内容が頭に入ってこず、キャッチボールしている球を受け取らずに、打ち返すことになってしまいます。自分の判断基準を置いて、ゼロになって傾聴するためには、まず自分の判断基準が働いていることを自覚するようにしてみてください。その判断基準がどこから創られたのかをしっかりと見定め、過去のできごとを事実と解析に分けて、改めて解釈し直すことで、自分の判断基準をリセットすることができます。この変化をしておけるようになると、心の中に波風が立たないようになりますので、ありのままの相手を受け取れるようになってくるのです。④認識をすり合わせる話を聞いていて、「なんかズレてるな」と感じたらそれは言葉に対するイメージが自分と相手でまったく違っている可能性があります。「なるべく早くやっといてね」と言われた仕事も、自分は「今週中」というイメージで受け取って、相手のイメージが「明日まで」だったら、あとで問題になりますよね。そのように、自分と相手がイメージしている内容が合っているかどうかをすり合わせることで誤解を防ぐことができるようになります。⑤いまここに集中する考えのお散歩でも解説したように、人は相手の話を聴いている間も違うことを考えてしまうクセがあります。なので、自分が他のことを考えてお散歩にいってしまってないか、自分の思考を観察するトレーニングを続けてみてください。自分の考えを客観視する習慣を通して、次第にいまここに集中できるようになってくるので安心してチャレンジしてもらえたらと思います。以上のように「観点、判断基準、認識」に注意しながら話を聴くことができるようになれば、コミュニケーションのズレが減って、相互理解が深まり、快適な人間関係を築けるようになりますので、ぜひ実践してみましょう。

  • 14Jul
    • お金がないのは人間関係が原因

      自分の潜在意識を書き換えることで、どう日常生活に活かすのか?お金の面から見てみましょう。◆お金がないのも人間関係が原因そもそも「お金がない」というのはどのような状態なのでしょうか。買いたい物があるけど貯金が少ない、子供をいい学校に通わせたいけど稼ぎが足りないなど、お金の問題はストック(貯金)の問題かフロー(収入)の問題として分けて考えると整理がしやすくなります。まず、貯金は収入から支出を引いた余りの蓄積としてとらえることができますよね。すると、普段の支出を如何におさえるか(コスト削減)、どうやって月収をあげるか(昇進・副業)が頭に浮かんでくると思います。お金がないことに対する解決策は、稼ぐ、貯める、借りるの3種類がありますが、短期的な解決策である「借りる」も利息の高い消費者金融や銀行よりは、信頼できる友人や親族の方が、後々の余分な出費を抑えることができます。中長期的な解決策である「稼ぐ」と「貯める」は、毎月の収入を上げることによって実現できます。これを潜在意識の観点からみると、また違う世界が現れます。まずは人からお金を借りてまで本当にそれが欲しいものか?という観点を再検討するのです。ブランド物のバッグや高い洋服が欲しい場合、その洋服や鞄を身にまとうことで「人からよく見られたい」という願望が裏に潜んでいます。では、「その洋服さえ着れば、相手は自分を評価してくれる」のが事実か自分の思いなのかを問いかけてみてください。相手が自分を気に入ってくれるのは、洋服ではなく性格や内面性ではないでしょうか。どうしても必要な物である場合は、その用途、機能、目的を叶えることができる他の手段や方法がないか検討してみましょう。家具を買うよりDIY(自作)の方が安く済むように、引越しや結婚式、お葬式などは、手伝ってくれる友達や仲間の人数が多ければ、掛かる費用を抑えることができます。また、仕事の収入を上げるためには、サラリーマンやOLであれば職場の人間関係を円滑にし、関係者と協力して成果を上げることが必要となってきますし、自営業であれば顧客から信頼される人間関係の構築が必要になってきます。このようにお金がない問題の根っこを観ていくと、豊かな人間関係を構築できている人は職場でも認められて評価が上がっていきますし、出費を抑えることもしやすくなります。逆に人間関係がうまくいっていなければ、仕事で成果を出すことも難しく、いつまでたっても給料はあがりません。また頼れる友人や仲間が少なければ、それに相当するサービスを購入する費用がかさみ、出費も増えていく傾向にあります。幸せで豊かな人生を送るために必要な「お金」も観点をかえてみれば、それを創り出している根っこにあるのは「人間関係」であり、豊かな人間関係をつくれている人は「己を知る」ことができています。すなわち、自分自身の内面(潜在意識)に目を向けて、それを変化させる習慣ができているのです。

  • 13Jul
    • 潜在意識の書き換え方

      潜在意識の書き換え方は、シンプルに次の3ステップです。1.潜在意識の中身をみる2.認識を変える3.新しいアイデンティティーを選択する人は皆、生まれたばかりの赤ちゃんの頃は、それほど大差はありません。ところが20歳ぐらいまでに経験した出来事を通して、自分のアイデンティティーを自分で決め付け、思った通りの人生を歩むようになります。例えば、完璧であらねばと思った人は1行のミスも許されないプログラムの世界に自分の居場所を見出し優秀なプログラマーになることもありますし、自分の母を助けてくれたかっこいいお医者さんになりたいと思った人は医師に、日本一の料理人になると誓った人は天皇の料理番になったりします。もし今、自分が望む自分自身になれていないのだとしたら、どこかで決断したけど忘れてしまったことが潜在意識に眠っているはず。そのアイデンティティーを突き止めて変化させることが自分自身の人生を変化させる大きな力になっていきます。潜在意識を活用するためには、まず自分自身の心の内側を探り、自分がどのような価値観をもっていて、その価値を判断しているモノサシが何なのかを突き止めていく必要があります。次に、その判断基準を形成した過去を紐解き、自分が無意識のうちに決めてしまっていたアイデンティティーを発見し、その自己認識を変化させる方法を理解していきます。潜在意識を変化させる具体的な方法は、①自分の言動や思考のパターンを観察する②パターンの裏に潜む判断基準を発見する③その判断基準ができた背景(過去)を知る④過去を事実と解析に分けて整理する⑤事実は変化しないので、解析を変化させる⑥新しいイメージ・アイデンティティーが創る未来をイメージする⑦日常で新しいイメージ・アイデンティティーを選択するというのが基本の流れです。まずは①から③を通して潜在意識の意識化を図り、次に④から⑥で潜在意識を書き換えるための準備をします。そして、日常で習慣化するコツを覚えたらあとは実践あるのみ。自分の選択が自分の未来をつくるので、無意識にやっていることを意識化して、行動や習慣にすることを変化させ、実践を通して無意識的にできるようになっていくことで、潜在意識も変化していきます。変化の道は、理解→実践→感覚→習得の4段階。まずは自分自身の潜在意識をノ・ジェスの潜在意識五階層のモデルに沿ってみていくことで、どんなイメージやアイデンティティーが潜んでいるのか?観察してみてください。※詳しいステップの内容は書籍「世界を一瞬で変える潜在意識の使い方」をご参照ください

  • 11Jul
    • 心の家って、どんな家?

      マインドームとは「マインド(心)」と「ホーム(家)」を合わせた造語で、「心の家」を意味しています。人が住む家はイメージがつきやすいと思いますが、心の家とはどのような家なのでしょうか?潜在意識の五階層と照らし合わせて見ていきましょう。アイデンィティーは家の土台や立地であり、地盤がゆるんだり土砂崩れが起きると家も崩れるように、土台の変化は建物全体に影響を与える一番重要な要素になります。次のエネルギーは、その立地ならではの天候や日照・風通しの良さ、雨が降る頻度など「風土」と呼ばれるものに似ています。「家」というと「建物」をイメージしやすいですが、意外と大事なのが立地や風土であるように、あまり意識のいかないアイデンティティーやエネルギーには心の家に対する大きな影響力があります。イメージは心の家の構造や設計図といえるでしょう。設計図に従って家が建設されるように、潜在意識のなかにあるイメージ体系にそって人生も形作られています。感情は、家の外壁や天井、床、カーテンなどの色調・トーンに似ています。モノトーンの色調は静かで落ち着いた佇まいに、パステル調はいつも元気で明るいという風に基本情緒を色調やトーンに見立てるとイメージしやすいのではないでしょうか。そして考え(思考)は、インテリアのようなものです。インテリアは部屋の間取りや色調に合わせて買い揃えるように、イメージ体系や基本情緒を前提に思考のパターンが形成されるようになります。その思考から生まれる表情、言葉、行動などは、ライフスタイルに近いでしょう。どこの部屋で目を覚まし、どんなテーブルの上で食事を採り、どのような環境にいるとリラックスるできるのかは、潜在意識の五階層に応じたそれぞれの要素を前提としてつくられるようになっています。職場の同僚がみんな同じ家に住んでいるということがあまりないように、ひとりひとりが暮らす心の家も本当に様々です。日本海に面した風の強い丘の上にある建物は、激しい風雨や台風にも耐えられる強固な構造と設計でなければなりません。ご主人の趣味で、自然に溶け込む地味な色調、地震で揺れても倒れないインテリアを取りそろえた家のように、心の家にもそれぞれの個性やそうなった背景があります。幼少期に父の転勤が多く転校してばかりいた人は、「私は同じ場所には居続けられない=ずっと友達ではいられない人間なのだ」というアイデンティティーを形成します。せっかく仲良くなった学校の友達とも別れなければいけない状況を何度も経験し、深く傷ついたこともあるので、誰かと深い関係を築くことに対するエネルギーや関心は強くありません。思春期を通して「人と深く関わると後で傷つくから、必要以上に仲良くしない」ことが○・善となり、「自分の感情や気持ちは置いておいて、相手に合わせる」ことが基本パターンとなっていきます。ずっと相手に合わせて自分の本心を無視していた結果、就職活動で自己分析をする際に本当に自分のやりたいことが解からない、といったケースも珍しくありません。自分の部屋に違和感を持たないように、いまでは「その人にとっての当り前」となってしまった考え、感情、イメージ、エネルギー、アイデンティティーを抱えて人は出会い、コミュニケーションをとり、関係性をつくるようになっているのです。人は、家を基準に外へ出かけ、帰ってきますが、意識の目的地が「学校、病院、職場、旅行先」だとしたら、無意識のゴールは「自宅」です。家から出発し、家に戻ってくるように、心の家は出発点と終着点でもあります。(α=ω)先の例を引き合いに出すと、「自分はずっと友達ではいられない人間なのだ」とアイデンティティーを規定し、「人と深く関わると後で傷つくから、必要以上に仲良くしない」という判断基準で人生を送るようになると、必要以上に仲良くしないような言葉、行動を選び、潜在意識のイメージ通りの関係を築くようになるので、それなりの人づきあいはできますが、一生ずっと続くような深い人間関係はつくりません。その結果として「ずっと友達ではいられない自分」を完成させてしまうのです。つまり、自分の人生を決めているのが心の家なのです。

  • 10Jul
    • 常識が生まれるまで(判断基準のピラミッド)の画像

      常識が生まれるまで(判断基準のピラミッド)

      常識とは、20歳までに蓄積した偏見のコレクションである--アルバート・アインシュタイン常識という言葉ほど、単語から想起するイメージが人によってことなるものはありません。「ふつう」もそうですが、何を普通とするのかの基準は人によって様々です。この常識は、どこから生まれてくるのでしょうか?それを理解、イメージする為に「判断基準のピラミッド」と呼ばれる6階層モデルを見ていきましょう。人間は、自分が認識した物や存在に名前をつけ、その用途、機能、目的、意味を規定しています。そして存在AとBを比較して、自分との関係性で価値を決めます。コップであれば、飲み物を入れる器ととらえ、ワイングラスとコーヒーカップを比較して、ワイングラスは1,200円、コーヒーカップは800円などと価値を規定します。やがて「バカラのワイングラスは高級ワインを飲むときに使うもの」、「湯呑みはお茶を入れるのに使うもの」などといったお約束(約束体系)がつくられ、その約束体系を土台に「湯呑みに珈琲を入れてお客様に出すべきではない」、「ワイングラスにカレーを盛るなんて信じられない」といった、「××だったら○○すべき」という因果論を展開するようになります。これが常識のベースです。この「~~して当然」という意識がさらに強まると、それがやがて法律や道徳・秩序となり、その約束を破ると冷たい目で見られる、罰金を科せられるなど、より強い判断基準となって人生に影響を与えるようになってきます。この○×判断基準の最終進化系である法律や規則は毎年のように増え、ほとんど減ることがありません。企業の中でも、「残業は月50時間以上してはいけない」「自宅にパソコンを持って帰って仕事をしてはいけない」といったルールが増える一方です。この判断基準のピラミッドは、より多くの人がその規定や約束、因果論を支持することで上の階層へと進化していきます。いまではストーカー規制法がありますが、最初にその名前がメディアなどで認知され、やがて「ストーカーはすべきでない」というお約束が世間の常識となり、支持を集め出してからは「ひどいストーカー行為を働く人を規制すべきだ」という因果論が正当化され、やがて法案となりました。このように多くの人が指示する観念やイメージ体系が国家や時代を動かす法律や世間の常識となり、我々の生活に影響を与えるようになります。逆に、この規定をくつがえすことがイノベーションになるケースもあります。傘といえば、雨の日にたたんで持つと周囲を濡らしてしまうのですが、その構造上、外側に水滴がつくので服やカバンが濡れるのは仕方ありません。ところが、UnBRELLA(アンブレラ)という傘は、骨と布の位置が逆転した構造で、傘をたたむと濡れた面が内側にくるため、周囲を濡らすことがありません。「傘とはこういうもの」という規定を疑ってかかる発想が、まったく新しい商品を生みだすのです。このように、経営者やイノベーターは本質を洞察する力を持っています。その本質を図示化したモデルのひとつが「判断基準のピラミッド」です。これを使えば、あなたも世界初のイノベーションを起こせるかも知れません。最後にヒントをひとつ。本当に、あなたの目の前に見えている物や存在は存在しているのでしょうか?あなたの目の前にある現実は、ありのままでしょうか?それともあなたの潜在意識を投影した世界なのでしょうか?このピラミッドの最下層(底辺)に横たわる、誰も疑いもしない「当然」を疑ってみたときに、真実への扉が開かれます。存在論の再規定について量子力学に、潜在意識の投影に関しては拙著内「プロジェクターの法則」に記載があります。興味のある方は科学誌natureに掲載された実験結果から導き出された最先端の知見に触れてみるといいでしょう。

  • 09Jul
    • 観点と視点の違い

      たまに「視点と観点はどう違うのですか?」と聞かれるのですが、視点と観点の違いは、聞くと聴く、見ると観るの違いに似ています。目に見える物体や風景を「見る」ことに対して、「二人の会話に夫婦の絆を観た」というように目に見えない現象や概念を「観る」のと同じように、見える視点、見えない観点と理解して貰うと分かり易いかも知れません。日常生活においては視点と観点は殆ど同じ意味や文脈で使われることが多く、厳密に区別されることはありません。よって弊社CCOでは、「NHKの屋上にあるカメラ」のようにXYZで表される3次元空間に座標をプロットすることができるものを「視点」と呼び、例えば「お客様の観点からみると~」「売上高は伸びたけど利益率の観点では~」など、立場や切り口、ものの観方など、視点のようにその場所が目に見えず座標上にもプロットできないものを「観点」と呼んでいます。例えば落語で蕎麦を食べるシーンでは「扇子」を「箸」に見立てますが、この際、目に映っているのは「扇子」で、心に映っているのは「箸」です。同じように耳が聞くのは「言葉」でも、心が聴いているのは相手の「建前」など、そこに心や意志が伴う視点を観点という風に表現しております。ただ日常生活ではこれを区別して使う方も少ないので、読者の皆様はそこまで気にされなくても宜しいかと存じます。

  • 08Jul
    • 考えのお散歩(マインドワンダリング)の画像

      考えのお散歩(マインドワンダリング)

      なぜ人の話を聞けない人が多いのでしょうか?「観点」が固定している状態だと、相手の話を聞いていても常に「自分の考え」ばかりが沸いてくるので、頭の中に100%相手のイメージ、考え方、言葉が入ってくるという状態にはなりません。相手の話を聞いているつもりでも、実際には思考がいろんな方向へお散歩に行ってしまっている状態を弊社では「考えのお散歩」と呼んでいます。例えば会議で上司が話しているときに「A社」という単語を聞いて「そういえば、A社に出した見積の返事まだだったなぁ。そろそろ発注書もらわないと納期に間に合わないんだけど、あの人いっつも〆切直前に連絡してくるんだよなぁ」と考えが他の方向へゆき、「あ、いかんいかん」と上司の話を聴くよう意識を向けた後に「Bさんの部署は」という一節を聞いて「それ、前にも言ってたなぁ。Bさんの部署と比べられても、うちは産休で二人休んでるんだから、売上高がその分落ちることぐらい考慮に入れて貰ったっていいのに・・」などと考えが他の方へお散歩しはじめます。ふと我に返って相手の話に集中しても、「来月の売上目標は・・」という話に差し掛かったあたりで「この目標って、勝手に上層部が決めて下ろしてきた目標でしょ?現場のこっちは必至にやってるのに、これ以上残業しろっていうのかよ。ほんっとこの会社は人使いが荒いなぁ。転職でもしようかな?転職と言えば同期の松本は今期で辞めるって噂を聞いたけど、あいつどこに行くつもりなんだろう。まさか競合?」などとまた違うことを考えてしまうのが考えのお散歩の特徴です。そうこうしているうちに話が終わっていて「君はどう思う?」と意見を求められたけれど、話の内容の40%も聞けていなかった、ということはないでしょうか?認知科学では「考えのお散歩」のことを「マインドワンダリング」と呼び、「日常的な認識の50%は、自然発生的な考え、マインドワンダリングによって占められている」と言われています。人は自分が聞きたい部分だけを都合よく取るので、相手に対して抱いているイメージどおりの発言があれば拾って、イメージと違う部分は捨ててしまっています。部分だけ取って、都合よく繋げ合わせ「思い込みの星座」をつくることは以前お伝えしましたが、まさに「話を聞く」段階から50%以上の情報をロストしていては、正しく相手のことを理解できるはずもありません。会議や相手の話を聞くときは、自分が考えのお散歩に行っていないか観察し、もし聞いていなかったら正直に「すみません、いま他のことを考えてて聞いていなかったので、もう一度教えて貰えませんか?」と素直に尋ね直してみましょう。もし「なにぃ、話を聞いてなかっただと?」と怒る人が相手だったら、人間の脳にはこういう特徴があるんだということを伝えてあげてください。人間なら、日常的に考えの50%がマインドワンダリングによって占められています。その「脳の特徴」は誰にでもあります。よって、それはあなた個人のせいではありません。それは上司も部下も恋人や家族でさえ、皆同じ条件の脳みそをもっているのです。あなたが上司なら、脳のデフォルト設定(初期条件)に対して怒るのではなく、自分の非をOPENにして尋ね返してくれた相手の素直さと勇気を褒めてあげてください。「ズレる」ことを前提に、対話がスタートするのです。

  • 07Jul
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      潜在意識の定義

      皆さんは、自分の潜在意識の中身を、自分の目でご覧になったことはありますか?普通は見ることのできない「潜在意識」は、よく氷山の絵で表現されます。水面より上に出ている氷山の一角が1%の顕在意識で、海面下に隠れている氷山の本体が99%の潜在意識であるという絵です。例えば、クレーム1件が氷山の一角だとすると、文句を言いたいお客様がその裏には99人もいるなどの例で使われています。このような氷山の絵はどこかでご覧になったことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、では、その潜在意識の中身とはいったい何なのでしょうか?弊社では、この潜在意識の正体を、誰にでも分かるシンプルな一枚の絵でお伝えしています。気になるあの人の行動、ついムカついてしまう上司の言葉が、どこから生じているのか?人間の考えや感情は、いったいどこから生まれてくるのか?そういったことが、この一枚の絵(モデル)で理解できるようになります。ちなみに、このようなモデルを、一般には「フレームワーク(枠組み)」といいます。例えば米国の心理学者が唱えた「マズローの欲求五段階」というフレームワークは、人間の欲求は五段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するという考え方です。ピラミッドの下から順に、生存欲求、安全欲求、所属欲求、認定欲求、自己実現欲求と定めており、会社に就職した新社会人であれば、所属欲求までは満たされているので、次の認定欲求(就職した会社の中で認められたい)を満たそうとして行動するという風に解説されます。潜在意識を図示したこのモデルには「ノ・ジェスの潜在意識五階層」という名前が付けられており、このフレームワークを使うことで、潜在意識の中身を五階層に分けて整理して理解することができるようになります。 まずは図の上部から順に説明していきましょう。 ▲ノ・ジェスの潜在意識五階層氷山の一角である「顕在意識1%」にあたるのが、表情・言葉・行動です。人は、相手の表情や言葉、行動など、目に見える要素を基にコミュニケーションをしていますが、その表現(表情、言葉、行動)が生まれる背景にあたるのが99%の潜在意識です。表情よりは言葉、言葉よりは行動の方がより強く相手に訴えかける力を持っています。表情には出ているけれど言葉にはしない、発言はするけど行動はしない、というように、表情だけ、言葉だけのコミュニケーションでは影響力も違ってきますよね。次に、潜在意識のなかでも浅いところには、表情、言葉、行動を生み出している考え・感情があります。夫婦喧嘩の際に正論(正しい考え)を言っても相手は行動を変えないように、「考え」より深くにある「感情」が納得しなければ人の言動は変化しません。では、人間の考えや感情を生み出しているものとは、いったい何なのでしょうか?それが過去の経験、体験からくるイメージです。イメージの中には、先入観や価値観、○×、善悪、好き嫌いといった判断基準(判断のモノサシ、色眼鏡、フィルター)、~しなければならない、~であらねばならない、といった強迫観念や固定観念なども含まれています。また、単語に対するイメージもこの三階層に収納されています。例えば「アップル」と聞いたら、皆さんは何をイメージされますか?ある人は、果物の赤い「リンゴ」をイメージし、ある人はスティーブ・ジョブズの「アップル社」をイメージします。なかには「白雪姫」や「ニュートン」と答える方もいらっしゃるでしょう。アップルといった単純な単語ひとつとっても、それぞれの人が抱くイメージは様々です。では、「結婚」、「幸せ」、「成功」から浮かんでくるイメージはいかがでしょうか?単純な単語ひとつとっても1人1人の頭の中で展開されているイメージがまったく違うということは、複数の単語を用いた文章になれば、なおさらイメージのズレは広がっていく一方です。こうして認識がズレることでコミュニケーションがズレるようになるのですが、「単語=イメージ」のつながりが人によって違うということを理解できているだけでも、コミュニケーションのミスを減らすことができます。四階層は、電池のエネルギー残量が少ないとラジコンが動かないように、人もやる気やモチベーションなどのエネルギーがなければ、活動する気力も湧きません。逆に若い人やエネルギッシュな人(エネルギーのある人)は、元気で活動的です。人の感情や行動の源にあるエネルギーは、潜在意識の深い方にあるので、元気があるフリをすることは簡単ではありません。つまり、エネルギーは嘘をつかないのです。五階層のアイデンティティーは「自分自身をどう思うのか?」といった自己認識です。例えば、名刺に書かれている肩書きやその人の出身地、性別、所属する組織・団体や人種・民族・国家・宗教などもアイデンティティーを構成しています。英語だとアイアム○○で表現されることが多く、「私は日本人です」「私は医師です」などということができます。このフレームワークをどのように活用するのかは、拙著「世界を一瞬で変える潜在意識の使い方」でご説明しておりますが、日常生活や仕事の様々なシーンにこのモデルを当てはめてイメージしていくと、シンプルでありながら奥の深いフレームワークであることを感じ取っていただけると思います。

  • 17Jun
    • 2029年の常識

      時間が経つのってあっという間ですよね~。14年後の2029年って、私は51歳になってるんですが、皆さんは何歳になってらっしゃるのでしょうか。今から14年前の2001年、米国では同時多発テロが起き、国防や戦争の在り方も「国vs国」から「国家vsテロリストネットワーク」に変わりました。インターネットは登場したばかりで「メールチェックは仕事のうちに入りますか?」って面接で尋ねちゃうような時代。Webデザインができる人なんて殆どおらず、Yahoo!や楽天、Googleが登場し、ECサイトなるものが流行り始めた頃、みんながFacebookやスマホを毎日使うようなシーンを想像できてた人って少ないのではないでしょうか。1999年頃に働いていた某マーケティング会社の役員に「これからはインターネットで世界中の人と交流できる!」と語ったら、「ぷっ、何も知らないのね(苦笑」と笑われていたあの時代。14年間って、それだけ多くの変化が起きて、普及して、当り前になる期間なんです。じゃぁ14年後の2029年って、どんな時代なのでしょう?オリンピックも終わり、財政問題が悪化して、倒産続出、中国に買いたたかれてる未来なのか、iPS細胞みたいな新発見やイノベーションが再生医療みたいな新ジャンルを創出して産業や雇用が新しく生まれている活気ある未来なのか。2030年になる前に、日本の財政は破綻するでしょう中国資本による日本の水源地買収が進み議員から規制求める声国内外の再生医療の周辺産業の将来市場規模予測それより御嶽山、箱根山、口永良部島、浅間山のような噴火が続けば、環境と生態系が変わっちゃってるかも知れません。いや日本国土の形が変わってるかも。だって、1年で新しい島ができちゃうんですから。九十九里海岸「消滅」の危機!?海水浴場も次々閉鎖―波の浸食で砂浜後退西之島「新島」出現1年 面積は8・6倍、体積は400倍超 専門家「数百年残るのでは」最近はあまり聞かなくなった「地球温暖化」というキーワードですが、IPCCの報告書では地球の平均気温が4℃上昇すると生物種の40%が絶滅する恐れがあると推測していました。で、実際そうなっています。地球温暖化、平均気温4℃上昇で生物種の40%が絶滅!?海で何が起きているのか : 5月から始まった全世界での数百万匹規模の海洋生物の大量死の理由は誰にも説明できない人間が汚染物質や放射能を垂れ流した海から最初に影響を受け、このような事象につながっているのはイメージしやすいでしょう。海→雲→雨→陸の動植物へと続きます。アイスランドで全土で「羊」が原因不明の大量死。正確な数は現在なお不明暗い話ばかりだとアレなんで、明るそうな未来も。ミチオ・カク博士の「2100年の科学ライフ」には、これから100年で科学技術がどのように進歩し、世界がどのように変化するのか?具体的に書かれています。ただ、ちょっと残念なのが1.コンピューターの未来2.人工知能の未来3.医療の未来4.ナノテクノロジー5.エネルギーの未来6.宇宙旅行の未来7.富の未来8.人類の未来という章立てで、「人間関係の未来」や「精神の未来」がないんです。※まぁ科学技術の本なので仕方ないのですが技術は解かったけど、人間はどうなるんだ?という問いに対して答えてくれているのが、世界的な発明家でGoogleのエンジニアでもあるレイ・カーツワイルさん。彼の著書「シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき」では、人類の未来を次のように予測してくれています。2020年代 AI(人工知能)が人間並みになる2030年代 ナノサイズのロボット(ナノボット)で体内から多くの病気を治せる→ナノボットで脳内からヴァーチャル環境に完全没入できる(PS7はVR?)2040年代 人間の脳の構造が研究し尽くされ、コンピュータが超高性能になる→その結果、人間の脳内の情報をコンピュータにコピーできるようになる人間の脳内情報(人格)をネットにアップロードするなんて信じられないって思いますか?でも、そのプロジェクトはもう始まっているんです。「意識をマシンに移植する」プロジェクト:ロシアその未来はジョニー・デップ主演の映画「トランセンデンス」でも描かれました。ネット上に移植された人の意識がどのような世界を創り出すのか?興味のある方は必見です。いろいろ紹介しましたが、私の考えている未来は、人類の意識が進化する未来です。72億人が悟っちゃって、新しい惑星文明へと移行し、大航海時代みたいに銀河系を超えて宇宙の中を旅してまわる時代。(楽しいだろうなぁ~♪)地球目線で観てもいろんな危機・限界はありますが、世界的な問題が生まれる時代にこそ、世界的な問題を解決しようとする英雄が誕生します。(これを読んでいるあなたかも)私が見つけた範囲では、この地球上に明確に悟った(目覚めた:表現は何でもいいのですが)人間が21人います。日本では次の方々が、長い方はもう20年以上前から伝道し続け、だいぶ受け入れられるようになってきました。阿部敏郎http://abetoshiro.ti-da.net/佐藤康行http://www.shinga.com/NohJesuhttp://www.nr-japan.co.jp/原 久子http://www.haraacademy.jp/木原秀成http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/関野あやこhttp://www.sekinoayako.com/雲黒斎http://blog.goo.ne.jp/namagusabose中浦えりこhttp://newrealityinc.com/大和田菜穂https://alreadyis.wordpress.com/home/島本了愛http://waiwai.jpn.com/MANAhttp://goo.gl/VCJXC海外だとエックハルト・トールhttp://www.eckharttolle.com/レナード・ジェイコブソンhttp://www.facebook.com/LeonardJacobsonJapan二ール・ドナルド・ウォルシュhttp://www.kamitonotaiwa.net/ハリー・パルマーhttp://www.avatarj.com/ダニエル・ミルズ&三国ますみhttp://satorijapan.com/日本人は「人からどう見られるのか?」をすごく気にするので、人前では自分が真理を追究していることを語りませんが、私の周りの知人・友人らはほぼ全員何かしらの求道者です。マッキンゼーのコンサルタントは神道大和証券のファンドマネージャーは密教産経新聞のデスクは合気道サイバーエージェントのプロデューサーはヨガ某ITベンチャーの社長はスピリチュアル講談社の編集者はワンネス大学などそれぞれの方が、それぞれの方法で学びを深めていますが、親しい友達にしか明かさないため特にビジネスシーンにおいてはこの手の話しは出てきません。しかし、私は今年あたりからビジネスシーンでもこういう話題が出るようになり、2017年ぐらいには一般常識になっているんじゃないかと考えています。理由は、1.時給1,500円のペッパーを筆頭に人間の存在価値を見直される時代背景があり2.観術で科学と精神世界(哲学、宗教、スピリチュアル等)の接点が見出され3.究極の本質(真理・宇宙の法則)を活用しないと解決できない問題に溢れているからです。量子力学を研究している最先端の科学者と、仏教の高僧の語る内容は非常に似ており(ニールス・ボーアもインスピレーションを得る為に東洋を訪ね、家紋を陰陽マークに変えた程)、真理に近づいた人は皆、同じ事実を発見するようになります。山頂に至る道は違えど、頂で出会うように。その発見をどう表現するか?の方法が、「空」「5次元」「道」「愛」「ワンネス」「今ここ」「非二次」など。呼び名(単語)が違うだけで、誰もが伝えたいメッセージはすべてはひとつということだけ。また、それとセットで「この世は幻である」「マトリックスと同じで、現実は実在しない」という意味のメッセージもほぼ全員共通です。宇宙は「無い」という真実が当たり前の時代へhttp://www.nr-japan.co.jp/special/悟った人だけが理解できる感覚的な世界から一歩進んで、論理的に説明可能な体系を構築した人物もいます。他の覚者との違いは、・すべてが1つなら、どうして2つ以上存在するように見えるのか?・それが真理であることを物理学的に証明できるのか?などに明確に答えている点。その人物NohJesuの開発した理論体系「観術」が広まっている風景を観たことが、2017年までに一般常識化してると確信した背景にあります。このブログを読んでくださっているあなたは、どんな未来を創りたいですか?私は、皆が楽しく悟っていく時代を創って行きたいです。それが良く分からないスピリチュアルや精神世界のものではなく、科学的に立証され、体系化されたスキルやノウハウとして職場や家庭でも使えるようにし、学校教育にも普通に取り入れられて、公教育でも人が進化していける国。そんな日本を創りたい。日本国家の財政破綻まであと14年、ひとりにできることは少ないですが、想いが同じであれば、連帯して、共に楽しい方の未来を創って行きたいと思います。

  • 10Jun
    • 自分の話ばかりする人への対処法

      コミュニケーションをする中で、もっとも苦しく辛いと感じるのは、人の話を聞かずに自分の話ばかりをする自己中心的な人を相手にする時だと思います。そうした相手と上手く付き合うためにはどうすればよいのでしょうか?そのためには相手よりもまず「自分の心を理解すること」が大切なのです。自分がその相手を”自己中心的”だと思っている理由が必ずあるからです。理由、つまり条件や基準があって、相手を自己中心的だと決めつけている訳ですから、「自分がどんな条件付けをしているのかを理解すること」が必要なのです。自己中心的だと思う条件に共通するのは、「相手の話を聞かず、自分の話したいことだけを話す」ということです。これを、コミュニケーションではなく「おしゃべりケーション」と呼んでいますが、自分のことばかり話す人に対しては、ほとんどの人は良い気分はしません。他には、「相手の話が終わってないのに、話の途中でも無理やり自分の話を始める」「他人の立場に対する配慮や気配りがない」「相手に対する質問ひとつもなく、延々と自分のことだけ語り続ける」などがあげられます。基本的に「人の話を聞かない」「自分のことしか考えない」「自分の主義主張しかしない」、このような人を自己中心的だと思うのです。これを解決する為には、条件付けを細かく分析して、そこに合う対話や質問によって相手を変えていくことです。相手の変化を導く基本は、相手に対する愛です。相手を自己中心的な人だと思っているコミュニケーションの状態では、逆に相手もあなたに対して「よく聞いてくれない人」「面白くない人」というイメージを持っていることが多いのです。そうなれば表情も硬くなり、お互い「もうあなたの話なんて聞きたくない」と感じてしまいます。変化を生み出すのは、愛しかありません。それがわかった上で、具体的には相手に沢山質問をするといいでしょう。自分が話したい内容や方向性について質問をして相手がそれに答えれば、それは自分が関心のある分野ですから自分も話に参加できます。自分が関心のある分野の話をする人に対しては「面白くない」とは思いませんから、自分の質問能力の足りなさに対する反省と会話を方向付ける智恵が必要なのです。質問能力を高めるため世の中では今、コーチングが注目されています。コーチングは質問することを通して相手に問題発見などを気付かせる技術ですが、どうすれば質問能力を高めることができるのでしょうか。それが、Know→Do→Be(Iam)のステップです。人が何かを習得する際の共通項が、この3ステップに集約されています。車の運転も教習所で学んで(Know)から、実際に乗っ(Do)みて、次第にドライバーになります(Be)。スキーもテニスも、ピアノも料理も、人が何かを身につける、習得していく際には、理解し、実践することが必要です。質問力を高める為に理解すべきことは、今秋発売の書籍にも書いていますが、こちらの記事「質問力を高める7つの視点」も参考になるかも知れません。理解した上で実際に何を実践するかは、「質問すること」のみです。ただ、質問することに慣れていない、何をどう聞いていいのか解からないという方も居ますが、学問は「問いを学ぶ」というように、自ら能力を高めるには実践しながら考え・気付くことからしか学ぶことはできないのが人間です。ただ、どうしても何かきっかけや道具が欲しいという方は「対話するトランプ」が質問力を高めるいい道具となるでしょう。このトランプ自体、コーチの質問力を向上させる為の道具として開発した背景もあるので、対話するトランプで遊んでみると相手や自分の質問力のLvをすぐに実感できるようになっています。質問力の開発が人との出会いを変え、自分の話しばかりするように見える人との会話や自己認識までも変えていきます。自分や相手をどう思うのか?固定された観点から出逢っていることにも気付ける良い道具なので、質問力の開発に興味のある方は一度試してみてください。

  • 09Jun
    • アイデンティティーを構成する7要素の画像

      アイデンティティーを構成する7要素

      NohJesuの無意識5階層マインドーム理論では、この無意識五階層のフレームワークを多用しますが、今日はなかでも一番影響力のある「アイデンティティー」の構成要素について、観て行きたいと思います。コミュニケーションを取る際、「相手の言葉」の裏には、考え、感情、イメージ、エネルギー、アイデンティティーが無意識につながっており、「言葉」を否定すると「アイデンティティー」まで否定されたと受け取る人がいるほどです。その「言葉の背景」までを受け取ることが重要なのですが、そのためには「自分のイメージ体系と判断基準」で受け取るのではなく、「相手のイメージ体系と判断基準」で受け取ることが必要になってきます。この相手の立場に立って観ることを「立場チェンジ」といい、コミュニケーションにおいて、とても重要な能力となります。五階層のなかでも一番根深いアイデンティティー(自分自身をどう思うのか、どう規定するのかという自己認識)=相手の立場でもある訳ですから、相手のアイデンティティーを構成する七つの要素をみていきましょう。①立場例えば、動物園のたぬきを子供が触ろうとするとき、親の立場であれば「危ないからやめなさい」と子供の身の危険を考えますが、子供の立場からすればその言葉が苦痛にもなります。可愛い動物を触りたいという無邪気な気持ちですから、自由にしたいのに親の型にはめられた気がしますね。このように立場の違いによって、論理の違い、判断基準の違い、表現の違いができるのです。ですから人とコミュニケーションをする際には、常に相手の表現がどのような立場から発せされているのかを観察してみましょう。②時代今がどのような時代なのかということも大きく関ってきます。戦国時代であれば、敵国の兵士を沢山殺した武士には報償が出ましたが、現代で隣の県に渡って大量殺人を繰り広げたら、刑務所に入れられ、死刑も免れません。それほど時代が異ならなくても、青春時代を過ごしたのがバブル全盛期なのかバブル崩壊後なのかによっても受ける影響は大きく違います。それぞれの時代によってそれぞれの価値観、判断基準が存在しており、自覚はなくても実際にはそれらに大きな影響を受けているのです。また、このような時代によって形成されたアイデンティティーはみんなが同時に陥るものなので、集団的固定観念や集団無意識となり、なかなか自覚できにくいものとなります。③環境雪国で育ったか南国で育ったかで、着る物の種類や食べ物の文化も違ってきます。緑に囲まれた山奥で育つか海に囲まれた島で育つかで、覚える言葉や技術、お気に入りの料理も違ってきます。④状況地震などの緊急事態でせっぱつまっている状況や、新婚旅行で海外にきてくつろいでいる状況など、その状況に応じてアイデンティティーは大きな影響を受けます。大勢の人の前で話をするシチュエーションと、大好きな人と二人きりで話してるときのシチュエーションなど、様々な状況が無意識に影響を与え、それによって思考や感情、表情、言葉、行動が変化するのです。⑤国家・民族竹島や尖閣諸島など、自分がどの国家に族しているかで判断や言動が変わってきます。ワールドカップやオリンピックでも自分が生まれ育った国を応援しますし、所属する国家の法律や文化、慣習、社会情勢に影響を受けます。⑥思想・哲学・宗教日本を除く世界では殆どの人が何かしらの思想や宗教をもっています。イスラム教では豚肉を食べることは禁止されているなど、その思想や宗教によってさまざまな考え方の違いが生まれます。⑦組織、団体、企業、家族所属している企業や団体など組織のアイデンティティもあります。どのような組織に所属しているのかによって、イメージ、感情、思考、判断基準などが変わってきます。1人のアイデンティティにはこのような七項目が影響を与えており、それらは意識、無意識に関らず常にその人のイメージ、感情、思考、判断基準などに影響を与えています。これら一連を常に意識しながら人と接することができるようになると、今まで感じられなかった範囲のことを感じられるようになります。また、そうなるために最も先駆けて行うことは、これらを他人ではなく自分自身に当てはめて自覚していくことなのです。自分というものを明確に理解することが相手を深く理解する鍵なのです。

  • 08Jun
    • 信頼関係を築く4つの力

      「信頼し合える関係性」を築く為には、どうすれば良いのでしょうか。まず「信頼できる人とはどういう人なのか」を考えてみましょう。自分の話を聞いてくれる人、自分を成長させてくれる人、自分の言う通りに動いてくれる人など、様々な答えがあると思いますが、それらの答えに共通する点は何なのでしょうか。それは「自分を理解してくれる人」です。例えば、あなたの成長させようと思って一生懸命に話をしてくれる人がいても、その人があなたのことを充分に理解しないまま、的外れなことばかり言っていたら、なかなか受け入れ難く、ときには反発心まで出てくることがあるでしょう。もちろんその人の想いやりや一生懸命な気持ちに対しては信頼できるでしょうが、それでは十分な信頼には至りません。反対に、ぶっきらぼうな口調でそっけない態度だとしても、十分にあなたのことを理解し、あなたの気持ちや状態に共感しながら的確な話をしてくれる人には、信頼がいきます。このように人間関係において重要なことは、一方的な決め付けにより相手を規定したうえでコミュニケーションすることではなく、十分に相手を理解し共感したうえでコミュニケーションすることなのです。これをマインドーム理論では、「立場チェンジ能力」といい、人間関係をより良くしていくための鍵だと考えています。つまり「他人から深い信頼や協力を得ることができる人」に必要なのは、何より「立場チェンジ能力」なのです。人と人が出会って、コミュニケーションを通して関係性を築く際、信頼関係があれば問題は生まれませんが、関係性がよくないとトラブルが多発するようになります。信頼関係をどう創るか?ここでは次の4つの要素で整理しています。①相手が語らぬことを聞く質問力②判断基準をゼロ化して聞く傾聴力③相手の在り方を認める称賛力④変化を導く影響力(伝達力)①相手が語らぬことを聞く質問力相手が話したいことだけをずっと話していても関係性は深まりません。自分が聞きたいことを質問できるだけではなく、仕事などで知る必要のあることも引き出せる能力が質問力です。②判断基準をゼロ化して聞く傾聴力質問に対して答えてくれているのに、「そうじゃないんだよなぁ」などとジャッジしながら話を聞いていては深い相互理解には至りません。次に必要なのは、相手の話を審判判断することなく聞くことのできる傾聴力です。③相手の在り方を認める称賛力コミュニケーションを取るなかで、相手が誤解して認識してしまったり、相手の考えやイメージが事実とはズレていることもあります。但し、相手の言葉を否定すると、それは相手のアイデンティティーからつながって発せられたメッセージなので、考え方の否定=人格否定と認識され、「パワハラを受けた」など、とりかえしのつかないことになるケースもあります。ここで必要なのが相手の在り方を認める称賛力。起き上がりこぼしは底辺に重りがあるから、上の方を叩いても起き上がってきますが、これと同じ原理で相手を否定する際には、それが間違った事実誤認を正すというような際にでも、相手のアイデンティティーや存在価値を認めて褒めてあげながら、イメージのズレを伝えることができれば、「存在を否定された」と受け止められる心配もありません。④変化を導く影響力(伝達力)最後に部下を持つようになると必要になってくる影響力ですが、これは普段の人としての在り方と、相手の変化を導く為の気付きを与える質問力・伝達力の二つで構成されています。背中を見せて指導するタイプは、在り方重視。対話を通して気付きを促し、相手の変化を導いてあげる管理職はコーチタイプです。何かを伝える際には、YouメッセージではなくIメッセージで伝えることが重視され、ただ答えを伝えるのではなく相手に気付かせる質問を通して変化を導くことも重要です。質問力を上げる7つの視点については過去記事でも書いておりますのでご参照ください。

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