畑小で今日もインゲンの撤去です。インゲンはツルがいろいろ伸びているのでそれをネットから外すのに時間が掛かります。土はまだ解していません。もう一列残っています。

 

しかし、キュウリの植え替えはしないといけない。昨日枯れたキュウリを取り除いてみると土の中は意外にも乾燥していました。ここは低いのでいつまでも水気が抜けないので安心していたら、さすがにこの連日の暑さで雨も降らないので乾燥が進んだのかも知れない。

団粒が見えます。ここもミミズの仕事の後が見えます。実際この程度掘っただけでミミズが5匹ほど出てきました。

 

植え替え後の様子。掘ったところに水を掛けてキュウリを植え、更に水を掛けて草マルチを敷きます。そしてさらに水を掛けて草マルチも湿らせます。これでどうなるでしょうか?

他の株は順調なのでここだけ異変があるというのはおかしいので乾燥とか害虫の食害によるものと見ていますが・・・

 

イノシシはまたしても下の方の農家の田んぼに入っていたようです。昨日と違う痕跡があるのですぐに分かります。昨日、示した箇所は周辺住民の協力でネットで封鎖していましたがそこが破られたか、隣の民家から入ったかどちらかです。稲作をしている別の農家が破られた箇所を探していました。

我々の方も油断が出来ません。ここは電気柵のターミナルがあるS氏の畑です。S氏はこの5月にガンで他界しましたが、下の畑の利用者で知り合いのM氏が引き継いで管理しています。

黄色線は電気柵の線で右に抜けて1/4ほどカバーしています。バッテリーの充電と交換はM氏がしてくれていて草刈りの手が回っていないようなので私が草を手で取りました。と言ってもこの四角のところだけで他が出来ていません。暑くて日中に出来ない。朝早いのでエンジンを回すわけにもいかずそのままです。草が掛かっていると種類によってはアースするので電圧が下がってしまいます。そうするとイノシシの感電も弱くなるので入られる可能性があります。バッテリーの消費も激しいので線に草が掛からないのが理想です。

 

畑大です。腰ほどの高さから伸びないオクラは成長点が怪しいものが増えてきました。曲がった実もあって最近は出かける用事で朝10時の水やりが出来ず、早朝の水やりになっています。夕方は4時半くらいにやるので水不足になりがちです。

 

今日はここの草抜きもやって草マルチを追加しましたがこの暑さと日照りで水気がなくなってしまっています。今日も買い物があって早朝と夕方の水やりになってしまってオクラもグッタリしていました。

 

常時日影に入るカボチャは元気で水やりしていなくても実は成長しています。

 

トマトは第一波の収穫が終わったので養分が第二波に行くようになって赤みが付いてきています。黄色〇は大玉で、オレンジ〇は中玉です。もう少し頑張れそうな様子です。

 

今日は野菜くずを土に埋めました。燃えるゴミがかなり減るので野菜くずだけでも土に埋められればだいぶ量を減らせます。重いし水を焼却場で燃やすような意味のないこともなく土に戻すのでこの土を使えばトレイで育苗するときも肥料の心配をしなくて済みます。

今はミミズも微生物が活発なので結構早く分解してくれます。

こういう野菜くずの分解はいろいろな昆虫が介在しています。ダンゴムシやトビムシといった昆虫類が食べてフンをします。細かくなるので分解も早まります。微生物(カビや菌類)だけの分解では遅いのでこういう大きいものを小さく分解する者の存在が重要です。腐ったものや小さく分解されたものをミミズが食べてフンをします。昆虫のフンもミミズのフンも彼らが腸で住まわしている微生物の分解も加わり良い土が出来ます。ミミズはさらに何度も土を食べては分解するのでこの周辺の土も団粒になっています。多くのミミズが出てきます。

 

よくシマミミズが生ごみを食べると言いますが、私が飼って観察してみた結果をいうと半分腐ったバナナの皮を食べる以外、積極的に生ごみ(野菜くず)を食べるようなことは見ませんでした。

 

結局、こういった野菜くずの分解は2週間くらい掛けて昆虫類やカビ細菌などの微生物、ミミズの介在で行われるもので単体の動物がヒーローというわけではないということです。