春の甲子園、選抜大会は、健大高崎の優勝で幕を閉じました。

なんのかんのと言っても、やっぱり、高校野球って楽しませてくれますね。

そして今大会は、新たに導入された


低反発バット


も話題となりました。

飛ばないバット、ですね。

で、この影響がモロに出た感じで、大会通算のホームランは、なんと


3本


そのうちの1本はランニングホームランだから、柵越えのホームランとなると


2本


という結果となりました。

去年が12本、一昨年が18本ということだから、激減、と表現してもおかしくないでしょう。

ただ僕は、見ていてちょっと気になったので、その辺を書いてみようと思います。



▼ 長打を放棄してるように感じた


僕はまったく打撃のことは素人ですが、感覚として、今大会の試合を見ていて感じた印象として、各チームのどのバッターも


そもそも長打を放棄してる


ように感じました。

まあ、飛ばないバットを使ってるという、僕の先入観もあるんだとは思いますが、


おっ!なんかホームラン打ちそう


って感じる場面、感じさせる打者が、全くいませんでした。(あくまで素人感覚です)


たぶん、試合やってる各選手もそんなふうに感じてたんじゃないかなぁ。

これも僕の印象ですが、これまでの大会よりも、外野手がずいぶん前に守っていたように見えたんですよね。

だから、試合やってる選手たちも


こりゃ、飛ばないな


って、感じるところがあったんじゃないかなと思うんですが。


なぜそう感じるのかって言うと、これも僕の素人印象ですが、スイングプレーンが違うっていうことを感じました。

一昔前で言う


ダウンスイング


みたいなスイングが多いように思いました。


これじゃ、打球、上がらないよな


っていう感じのスイングです。



▼ 道具に振り回されなくて良くない?


メディアで紹介されるいろんな指導者さんのコメントなんかも


戦略が変わる


とか


打ち方が変わる


とか


そんなコメントが多かったから、そもそも外野の頭を越すという考えが少なくなってるのかなぁと思いますね。


なんか僕的には、飛ぶバットだったらマン振りしてホームラン狙う、飛ばないバットだったらゴロを打って短打を狙う、みたいな、道具に左右されるようなことは、良くないんじゃないかなとかも思うんですけどね。


そんなこんなで、あくまでも僕の受けた印象、ですが、長打を放棄した高校野球、になってるような気がしました。



以上でーす。