ついに、やっと、2週間かかって紙美術館のディレクターと会うことが出来ました。
メールでのやりとりがスムーズに行かず、結局アポ無しで訪れたのですがとても暖かく迎えてくれました。
(知り合いの話では、台湾の人は具体的に打ち合わせ時間を決めたがらないらしいです。)
紙美術館は、今回のレジデンスにとって、最も重要な場所になりました。
ここでの展示を見て、紙を使いたいと思いました。台北に着たばかりで、今よりもさらに英語が話せなかった時期に思い切って声をかけ、何度かのやりとりの末、美術館から紙を買いました。
そして、その紙を使った展示や僕の作品集を見て、美術館側から一緒に展示をやりたいと声をかけていただきました。ディレクターなどの偉い方々に会うのは初めてだったので、英語で上手く仕事の話しができるかどうか、とても不安でした。奇跡的に最も偉い立場の人が日本語を話せたので、助かりました。
実際に展示が出来るかは、まだ分かりませんが、この一連の流れは、とてもとても貴重な体験。
台北に来る前では全く想像出来なかった出会いがありました。