ROMANCE DAWN -24ページ目

のどかな日々

ルアンパバーンはめっちゃゆったりとしたところで、のんびりするなら最適



やることはあまりにもなさすぎる


初日は寺院に行ったりしていた
昼頃になって名前は忘れたけど、滝がある場所に行った
トゥクトゥクで1時間弱ほどかかった
抜群に空気がおいしかった
夜はマッサージに行き、めっちゃ気持ちよかった
多分当たりの人やったと思う
これで5万キープは安すぎる


2日目はひたすらカフェでのんびりし続け夕方になってメコン川で船に乗った


3日目は自転車を借りてルアンパバーンの街を探索した


毎日夕方になると決まって地元の人たちがシートを敷き始め、その上に商品を並べ出す
なんかその光景はおもしろかった
ラオスのお土産の品はとにかく質がいい
おまけに安い
ぼったくろうともしてこない


ただ最初にもかいたけど、ここルアンパバーンはただゆったりとした所
ホンマにやることがあんまりない

そしてカフェはやたらといっぱいある
一回カフェに入ればそこで数時間話しこんでいた

やることがなさすぎて夜寝るのは早かったような気がする


あまり日本人は見かけなかったけど、とあるおばあちゃんおじいちゃん夫婦と出逢った
毎年冬になるとタイに行って約4週間滞在して、近隣の国に行くらしい
(*タイは30日間までビザ不要)

おばあちゃんおじいちゃんになっても二人で一緒に海外旅行に行くなんて…めっちゃ憧れる

数えきれないほどの人とすれ違う中で

ルアンパバーンに到着

街まではトゥクトゥクで行く感じだ

さっきの日本人の人たちと相乗りさせてもらうことに
彼らは旅なれてる感じがした

磁石を持っていて、磁石と地図を見ながら、自分たちが今から行こうとしている場所の確認とかをしていた

3人のうちの1人は25歳の男の人で見かけによらずお花屋さんで働いている

家族みんながお花屋さんで元々父親がお花屋さんを経営していて、特に親から言われるわけでもなく兄弟3人とも花の道に進んで行ったらしい

道端に花や植物があると駆け寄り触ったり写真を撮ったりしていた

今まで撮った写真を見してもらった時も花や植物の写真がいっぱいあった
「この植物のエロスたまらんやろぅ」とか言ったりしてたけど僕には全然理解出来なかった

でも本当に花や植物が好きなんだと思う

それと旅好きでもあって今までいろんな所を行ってるみたいだった

今回は、2週間の休みが取れたから海外に行こうと思って航空券を探してたら、ベトナムが安かったからという理由だけでベトナム行きを決めたらしい

ベトナムのハノイに行き、その空港で後の二人と出逢ってそこからずっと一緒に旅をしてきたらしい


後の二人というのが

な、な、な

なんと




















新婚旅行で世界一周をしている人たちだった


凄いビックリマーク
凄すぎる!!

そういう人たちもおるんやろうなぁとは思ってたけど、まさか自分が旅をしていてそういう人たちに出逢えるなんて☆


女性が32歳で男性が25歳
オーストラリアでのワーホリで出逢ったらしい


今は世界一週10ヶ月目で最後がこのアジアらしい

この世界一週する前にも二人は国内外問わずいろんな所を旅してた


もし恋人が出来て結婚するんやったら、その前に相手の人と富士山登った方がいいよって言うてた
お互いのことがよくわかるって


出逢ってから二日目の夜に二人が結婚式の時に流したスライドショーを見せてもらった
たまに無性に見たくなる時があるからって、今回の旅にも持ってきたらしい

内容は二人が生まれた時から出逢って恋に落ちて結婚するまでの写真が流れ、映像には言葉も付け加えられていた
たまにムービーもあってまたそれもよかった
BGMのGReeeeNの曲がまたいっそうと感動を呼んだ
全部自分たちで作ったらしい

その10分弱のスライドショーを見て、めっちゃ感動した
涙まで出てきた
出逢って間もない人たちのことなのに、めっちゃ感動した

二人は本当に幸せそうだ

めっちゃラブラブな感じ

ラブラブって言うても、イチャイチャする感じのラブラブじゃなく、お互いを尊敬し合っている感じ

二人を見ていると和む

まさに理想のカップル


ホンマに世の中にはいろんな人がおるし出逢いってホンマスゲェなぁって改めて痛感させられた

まず目的地がルアンパバーンで、ビエンチャンから同じ日の同じ時間のバスに乗り合わせるなんて…
奇跡過ぎる



数えきれないほどの人とすれ違う中で

人として出逢えたこと

痛く幸せに思う

幻想

結局バスは30分遅れで出発した

道のりは…

最悪だった

まず、冷房はガンガンに入れられていてめっちゃ寒い

タイでは特にそうやったけどだいたいの公共施設等では冷房はガンガンにかけている
昼間外にいるとくそ暑いけど、中に入ればくそ寒いといった場所がほとんど
くそ暑いかくそ寒いかのどっちか
中間というものがない


おまけに道が悪くめっちゃ揺れまくった
そのわりにバスの走るスピードはめっちゃ速い
やから余計揺れまくった

あざ出来てまうんちゃうかっていうくらい窓にぶっかりまくった

でもめっちゃ眠くなってくるから寝る
そして寒さとバスの揺れで目覚める
この繰り返しやった
あんま寝れたという気はしなかった
本気で苦しかった

途中夜食休憩があった
これは無料
フォーがでてきた
寒さと眠気で味はあんま覚えてへんけどおいしくはなかった

それにしてもこんな所に
店があるなんて…
多分完全にビエンチャンからルアンパバーンに行くバスに乗っている人たちにご飯を提供することで生計をたてているんだろう
夜遅いっていうのにまだ小さい子どもも手伝っていた

そしてまたバスに戻り、再び寒さと揺れとの闘いが始まった

なんやかんやで朝になった

すっかり山道になっていた
カーブがとても多かったけど、相変わらずバスのスピード早速い
さらに揺れまくる


外を見てみると、そこにはとても幻想的な景色が広がっていた


山々が広がり、その山々を霧が覆っていて、そこに朝焼けが一面に映し出されていた

まるでドラゴンボールの最初らへんに出てくるような光景だった

こんな場所があるなんて

やっぱ来てよかった