こんにちは。田月です。
先週の金曜日、
「平成21年度 (財)自治体国際化協会 国際協力・多文化共生支援事業 事例報告会」
に参加してきました。
(財)自治体国際化協会は、全国の自治体や地域国際化協会などが
行う国際協力・多文化共生の事業を支援しています。
その事例報告会のお手伝いに行ってきたのですが、
今日はその報告会の中でも発表された、愛媛県国際交流協会の事例をご紹介します!
みなさん、愛媛県の特産品は?ときかれて、何か思い浮かびますか?
・・・もう答えがでてますが、そう、みかんです!
私も冬場は手がみかん色になるくらいみかんを食べますが(こたつでみかんは最高です!)、
愛媛はみかんで有名ですよね。
そのみかんの栽培の技術を、スリランカに伝え、スリランカの産業開発や経済発展に貢献しよう!
という事業を、愛媛県国際交流協会がコーディネートしています。
地域で培われた伝統技術やそれを伝える人材を、日本を飛びこえ、世界に発信していく。
日本の地域には、世界に貢献できるいろんな知恵や人材があるんだなと改めて思いました。
また、この事業のなかではみかんの栽培技術をスリランカに伝えるだけでなく、
愛媛とスリランカの交流も生まれています。
愛媛のみかんの味をしってもらうためにスリランカの学校生徒に送ったり
(「おいしい!!」と評判だったそうです)
愛媛の地域のお祭りで、スリランカの子供たちが描いた絵を展示したりされているそうです。
この事例を発表された担当者の方は、
「この事業を通じて、えひめのみかん農家を元気にしたい!!」とおっしゃっていました。
地域にある知識・技術を世界に伝えることで、日本の地域も、世界の地域も元気になる!
その輪をどんどん広げていきたいと思いました。
~おまけ~
この事例報告会は日本財団ビルで行われたのですが、そのビルの中にはこんな自動販売機が!!
「ノドと心がうるおう夢の自動販売機」
1本につき、10円が社会貢献活動に寄付されるそうです。思わず買ってしまいました。