沢山の曲を覚えて、かつ忘れない方法!? | セッションを日本の文化にする社長のブログ
2011年06月21日(火)

沢山の曲を覚えて、かつ忘れない方法!?

テーマ:セッション的練習法の話
バンド活動をやっている人はもちろん、
譜面の音楽をやっている人も含めて。

そして、特にセッションの世界に足を踏み入れ、
様々なジャンルのスタンダードナンバーに
触れるようになった人。

これらのほぼ全てのプレイヤ―に共通の悩み。

それは、「曲が覚えられない!」

数曲でもマスターしたことがある人ならば、
この悩みは生まれているはず。

ようやく一曲マスターしたので、
次の曲の練習をしていたら、
すっかり前の曲の記憶が抜け落ちている!?

なんて、ドリフみたいな落ちを、
かなり、というかほとんどの
楽器プレイヤ―は経験します。
(身に覚えのある読者の方も多いのでは!?)


とはいえ、この悩みを解決している人も
それなりの数います。
(僕もピーク時は
2日で100曲とか覚えた経験があります。)

色々暗譜のコツはあるかと思いますが、
セッション的な角度から、僕自身が開発したコツを、
今日はお伝えしようと思います!

答えから言うと、
「丸覚えしようとしない!」


これが全てです。

人間は忘れるようにできているので、
それに逆らわず、ちゃんと忘れていくこと。(笑)

冗談のようですが、本気です。

多かれ少なかれ
受験勉強やテスト勉強を
日本人の私たちは経験していますよね?

でも、あれだけ必死に覚えた内容を、
今でも完璧に覚えられている人がいるでしょうか?
(ちなみに、僕はきれいさっぱり抜けています。 爆)

記憶に残りやすいと言われている
若いころの勉強でも残らないのですから、
曲なんてすぐにわすれて当然なのです。(笑)

それなのに、多くの人は、
「完璧に一つもミスなくプレイできて
 しかもいつでも再現できたら、
 それが曲のマスターだと思っています。」

だから覚えるのが嫌になります!(でしょ!?)

完璧主義の悪い癖を持っている人は、
特にこの傾向が顕著です。

世界を飛び回るレベルの
クラシックのコンサートピアニストになるならば、
また話は違ってきます。

でも、多くの楽器プレイヤ―にとって、
曲をプレイすると言うことは、
「その曲が好きで、楽しいからプレイしているはず!」

ただそれだけでいいはずなのに、
一曲一曲完璧にこなしていこうとするので、
行っては戻っての繰り返しに入って行きます。

なので、ひどい人になると、
同じ曲を何年もやっていたりします。
(初めてそういう人を見た時は逆にビックリでした!)

このサイクルに入っている人は、
それこそ何回同じ曲を練習しても、
ずっと忘れ続ける悪循環にハマっているはず。

そこで、上記のコツが生きてきます!

忘れたならば、忘れたままにして、
次のもっと好きな曲に
ガンガンチャレンジしてしまうのです。

そうやって、ドンドン好きな曲を見つけ、
チャレンジしていくと、
楽しいので人間の脳みそは開いていきます!

やればやるほど、
「曲を覚えやすい脳」になって行きます


それでも忘れていきますが、
構わずガンガンチャレンジしていきます!

この数チャレンジに挑戦する時に、
2つだけ大事なポイントがあります。

1 メロディとコード進行のみなど、
  けして完璧ではなく、
  曲の輪郭がわかるレベルでマスターしたら、
  すぐ次に行くこと。
2 ジャズ、ブルース、ロック、ファンク、
  ラテン、ボサノバ、クラシック等、
  いわゆるルーツミュージックを、
  できるだけ満遍なく選曲すること。



1の理由は簡単で、
完璧にこなしていくのではなく、
とにかく数をこなすスピードを重視するという意味です。

数をこなしていくと、
ある時、曲と言うのはパターンなんだ!
と、自然と気付く日がきます。
(これは才能ではなく誰にでも訪れます。)

「この曲のコード進行は
あの曲とこの曲のAメロを合わせた感じだ!」
「この曲のサビメロディはあの曲のCメロとそっくりだ!」

なんていう共通点が、嫌でも見えてきます。

もうお気づきのように、
沢山の曲をこなしていくという事は、
同時に過去の曲の復習を何度も繰り返しているのと
同意義になるのです!

だから、難しいことを考えずに、
とにかく好きな曲を沢山覚えて行けば、
自ずと頭に入りやすくなるし、忘れにくくなるのです。

また、2のコツですが、
できるだけオールジャンルを覚える事も大事です。

なぜなら、
「ジャンルが違うとなまりが違うので、
 絶対やったことのないパターンが出てくるから!」


ジャズの耳コピはできても、
ロックとなると全くリズムが聞こえてこない!
と言う人は意外といます。

要はジャンルごとによくあるコード進行や
メロディライン、そしてリズムパターンがあり、
それらの「なまり」を体得していないと、
単純に耳が良かったり、楽譜が読めたとしても、
記憶に残りづらくなってしまうのです!

なので、
できるだけオールジャンル覚えていくことも重要です。

また、その為にはまず興味を持つことが重要!

ロック一辺倒の人が、
いきなりジャズを聴いてもピンとこないのは当たり前。

だからこそ、オールジャンルの曲を
様々な形でプレイしていく、
生のセッションを通して、様々ななまりに
肌で触れていくこともポイントになってくるのです。
(普通のバンド活動や、演奏会だと、
なかなかオールジャンルを自然に選曲する
文化は定着していないと言うのも理由の一つ。)

と言う訳で、
沢山の曲を覚えて、かつ忘れにくくする
最大のコツは、

「完璧に丸覚えしようとしないこと!
 そして全ジャンル満遍なく好きになって、
 セッションすること!」

というところに落ち着いてくるのです。

暗譜で悩みをかかえている人は、
是非参考にしてみて下さいね。

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