「勝田マラソン 2012」コース同じく、心模様もアップダウン! | Happy Paceをさがして。。

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Life is a Marathon worth Running.
Life isn't a Race, find Joy in the Journey.

本日の勝田マラソン、仮装して走りました。
単純に寒いのと、昨年一年を頑張った自分へのご褒美。
また練習を兼ねてハワイで太った身体に喝を入れる為。




でも今日走っている間は考え事をしていたなぁ。

15㎞までは、去年のホノルルみたいに腹を下したらどうしようと。
ペースメイクしながら何処か集中してなくて。



20㎞近くになると、先週のヒロコヴィッチの事が過っていた。

自分でも不思議なマラソンとの出会い、と走れる身体になった最近も。


当事者だから、他よりも秀でてなければ・・・

顔を歪めるのでなく、スタイリッシュに・・・

何時しか30㎞以降の走り方を何処かへ忘れてきていた気がして。



以前、「ただマイヨジョーヌのためでなく」(著 ランス・アームストロング)
を読んだ時に引っ掛かった箇所があった。


独身でランスを産んだ決意も然ることながら、
貧しく厳しい環境で育て上げた母が
息子へ教えた事としてランス自身が述懐している。


「障害をチャンスに変えなさい マイナスをプラスにするのよ」
「決してあきらめないこと、外見を気にせず歯を食いしばってゴールまで
突き進んで行く事」


障害、外見と来ただけでアンテナが反応するのも
単純な限りだけど・・・


ここ最近は、必死さが足りなかったかなーとも思ったりして。

そこでヒロコヴィッチに出て自分を語った時に
ふと走る事で夢中になってるとマラソンを語った割には
心の何処かで、大会等を走る時は、見た目を気にしているんじゃないかって。




だから今日は、30㎞以降は自分の走りにとことん集中した。
「ガチャピーン!」て呼ばれたら、そりゃ手は振ったけど
顔も思いっきり歪めて、苦しかったけど、
フォームのバランスだけ気にしながら、苦しんでやれ!と。




何処か遠慮してたのか、ここ最近は出来なかった走りだった。
ホノルルの後は大して練習してないし、数字は気にしてない。
飛ばした割には、予想通りのラップだし



ただただ、前を向いて「あきらめない」という気持ちを前面に出した。

ガチャピンのフードは暑いし、重いから外してるけど


大凡、仮装ランを楽しむとは程遠い走りだった。

ゆっくりアハハって、笑顔で走って・・・
じゃなくって、自分らしく、30㎞までマネジメントして

後は粘って、粘って、Never Give Up

ただひたすら前を向き
数字を気にせずひたむきに
ありったけの力を出し切る




そうだな、この感覚を忘れていたんだなー。

と、身体と心で気付かせてくれた
勝田マラソンなのであった。



数字以上に収穫の多い、42.195km。
フルマラソンは、やっぱりドラマティック。

ホノルルで失敗レースをしてモヤモヤしていた心が
すっきりしました。


勝田の風になった42.195km。

2月から、改めてランナーとして新年を迎えられそうです。