『血×血』のこと。 | じゃこのおもしろいこと

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じゃこ、こと、たにぐちれいこです。
煮物を与えると喜びます。芝居と出会いと旅が好きです。そんな毎日のおもしろいこと。


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『血×血』の話は今日までだなぁと考えていたらもうこんな時間です。

ツイッターで書こうとしたら文字数が全く足りなかったので、ブログにしてみようと思います。


今回は、よしおくん(吉岡大輔さん)の実在のお母さんの役をさせていただき、こういうのは言いたくないですが、本当にプレッシャーでした。

この作品で初対面だったよしおくんの目を、ちゃんと見られない日々でした。もしも「オカンはこんなひとじゃない」と言われたらもう、次の日の稽古までに立ち直るのにものすごい大変なのがわかるから。

でもよしおくんも、演出のゴブさんも、黙って芝居が出来上がるのを待っていてくれた。わたしがどんなに出来が悪くても黙っていてくれた。

はじめての大阪弁に必死こいて、上手くできない申し訳ない気持ちをとにかく次の日に、次の日に、と繰越しし続けながら、本番までの稽古を生き抜いていきました。

「人を待てる」って凄いことなの。それを感じました。

本当に人格者の二人です。


最終日のお昼の回に、よしおくんのお母さんがサプライズで観に来てくださいました。よしおくんも知らず、わたしにも、「プレッシャー感じたら悪いから」と知らされず、上演が終わった劇場でお会いして知りました。

これまで、例えば歴史上の人物を演じた経験もあり、そこで得た「そのひとに失礼のないように演じる」という考えは、ずっと持っていましたけれど、実際その人を目の前にしたら、自分がやったことはとてつもなく失礼なことだったのではないかと思ってしまい、とても動揺してしまいました。

でも、お母さんもとても優しく、座組のみんなもとても気を遣ってくれて、本当にありがたかった。演じると言っても他人になりきることは無理なことだから、どうしても自分の要素を使うしかないのです。そんな中で、みんな、わたしがやったことを尊重してくれた。他人を尊重できる人ばかりの中で演じることができていたことに、心から幸せを感じました。


この座組の一員でいられたことはとても嬉しいことでした。またどこかでお会いしたり共演したりできても、全く同じ舞台はありえないのが、お芝居の特徴で、でもよく考えたらそれって人生も同じよね。

二度とない時間をご一緒できた皆さま、座組もそしてご来場くださったお客様にも、本当にありがとうございました。




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