タイトルはフーテンの寅さんの名台詞(多分)

 

それを言っちゃあおしまいよ。

あるよね。そういう言葉。

言っていいことと悪いことがあるでしょ?

それはダメなんじゃないの?的な。

 

2年程前、私は母から「死んだらええねん!」という捨て台詞で怒鳴られて、電話をガチャ切りされた。

きっかけは何か?

母がいつものごとく、ある人物の悪口を言い始め・・・

ある人物って言ったって自分の実の妹(私の叔母)のことなんだけどw

 

もうその話は何千回聞いたでしょう?って内容で、昔々の話から始まってずっと続くわけで。

毎回やんわりと「その話はもう何度も聞いたし、私はその話を聞いてもどうしようもないし、聞かされても困るから」と言ってたけどそんなことおかまいなし。

この時は多分母の中の妹に対する嫌な記憶がどんどん膨らんでいってエキサイトし、そこに私がいつも通り「私はそんな嫌な話ばかり聞きたくないから」って言ったのがいつもより強めの調子だったのか、そうでもなかったのか。

ま、こっちの意識がどうであろうと、相手(母)にとっては、「娘に偉そうに言われた!」というように感じられたのだろう。

 

怒りの矛先は私へと向かい、冒頭の「それを言っちゃあおしまいよ」の台詞、

「死んだらええねん!」へとつながったのだ。

 

直後の私、不思議なことに「怒り」腹立ち」「悲しみ」「情けなさ」そのどれも感じず、まさに「無」の境地だった。

 

あらま、今、私ったら実の親に「死んだら・・・」と言われました?

すごいねぇ。なかなかないよねぇ。

そんなこと言われるだなんてねぇ。

 

腹が立つとかよりもビックリ~~!!の感情が勝っていたのかも。

 

この一件の後、今度は兄一家が母の行動に振り回されることになるのだけれど、

その話はまた今度・・・