1部太空創造役事と後天完成道法

1章太空

1. 創造

桓石門創造観は、《桓の光（桓祖天光）》から始まった《太空》の創造摂理である。*1* 《ハナニム（하나님:Hananim=創造主）》の創造意志によってできた「無極」から「皇極」、そして「太極」へと変化する創造摂理に従い、陰陽太極造化の時代である「前創世」が開き、前創世の後は、陰（水）の時代、即ち水火胎動の造化時代である「太初」が始まる。そして陽（火）の時代、即ち水火相克の造化時代である「先天」に移り、分化・変化・発展が極に達すると、再び陰（水）の時代、即ち水火相生の造化時代である「後天」が始まる。後天は、再び昇華した陰陽太極造化の時代である「後創世」に移り、遂に《太空》の流れと局面は、太極から皇極、そして無極に繋がる本来の創造摂理に帰一する。*2*

（太空の創造摂理）

*1* 《桓の光》は、《太空》の根本である《桓祖天光》のことであり、我々が日常生活で見ている物質次元の可視的光を超えて根源的次元の光を含む概念である。《桓祖天光》は、創造の光と創造の光から生じた「存在・存立・存続」の光、「変換・転換・昇換」の光、「天美・天事・天能」の光、そしてこれらを纏める「統合・統轄・統率」の光でできている。創造の光は、固有の創造的温度を持っており、創造の光は、創造的温度そのものとして創造の光と創造的温度は、一つである。よって創造的温度は、根源的な光と力、価値そして体系を持っており、それ自体で生命力を持つ。それゆえ創造的温度は、根源的な回転力を起こして「光度」を決定付ける根本要因になる。つまり創造的温度によって形成された回転力により、創造の光と一つである創造的温度が維持され、光度が形成されることで密度・純度、特性・特徴・特色、品性・品位・品格などが決まる。

創造の光から生じた（分化した）神性の光の中、存在の光は、創造の光が持つ摂理がそのまま適用され、固有の存在（神性）的温度を持つが、存在（神性）的温度は、固有の回転力を起こして存在（神性）の光度を決定付ける根本要因になる。つまり存在（神性）的温度によって形成された回転力により、光の温度が維持され、光度が形成されることで密度・純度、特性・特徴・特色、品性・品位・品格などが決まる。延いて存在（神性）の光は、創造時点によって固有の存在性と存在価値が形成され、それぞれの任務と役割をすることになる。

このような観点から《桓祖天光》の特性・特徴・特色と作用を総合して調べると、創造的温度を根源にして回転中心と回転力、そしてそれによる温度と温度場によって形成された無・有形の粒子と波長を持っており、根源の回転中心には、根本のエネルギーを提供する原初的エネルギー源（根源的次元の創造的温度）があることを知ることができる。これは、現象界の物質にもそのまま作用し、物質的温度によって回転力が起こり、色度が形成されることで密度・純度、特性・特徴・特色、品性・品位・品格などが作られる原因になる。

*2* 「無極」と「皇極」、「太極」が意味する究極の実体は、《太空》の創造過程と手順である次の流れと局面のことである。《桓の光》が胎動して空間が開く前の絶対の座、つまり無限の光に満ちている絶対空間が「無極」である。この無極の光が形成している絶対空間の中心に《桓の光》が胎動し、空間が開くが、その中心が正に「皇極」である。これは、まるで台風の目のようなもので、本格的な変化が起こる直前の真ん中の中心を意味すると言える。その中心を起点にし、螺旋形に回転して作られる《太空》の流れと局面が「太極」である。太極は、三つの大きな軸（3極）を持ち、統合的に回転しながら動くが、この三つの軸が「無形性」と「有形性」、「空間性」を意味する「三太極」の源である。よって三太極は、無極から始まった三円の真理であり、森羅万象の創造と変化を起こす根本の軸になる。

三太極の造化作用を通じて《太空》が完全に開いた後は、無数の光が誕生する。その光は、それ自体で無形性と有形性を持つが、位置によって無形または有形に認識される。つまり一つの空間の中で数多くの光がそれぞれ別の次元で無形性と有形性を二大の軸にして空間性を形成し、巨大な《太空》の中に存在している流れと局面なのである。

巨視と微視が一つの創造摂理で繋がっているため、このような創造摂理は、全体の次元だけでなく、固体の次元にもそのまま反映されている。それゆえ《太空》の中に存在している全ての光は、それぞれの《本》と正体性に合う無形性と有形性、空間性を持つ。この時の空間性は、無形性と有形性が太極造化を成して形成した空間として《太空》の創造摂理が配下の光にも適用されたものと言える。よって全ての万物を誕生させた始原の作用として知られている陰陽太極造化は、正に三太極造化作用の二つの要素である無形性と有形性の太極造化の理から生じたものと言える。

しかしこれは、最初の創造摂理から更に昇華した創造摂理であり、この過程と手順が正に《桓の光》が万象へと分化・変化・発展を成して再び《桓の光》に原始返本・万法帰一する《太空》創造の完成役事である。人々は、存在が生じたそれ自体を創造と言うが、もっと大きく、深く、広く見ると、誕生から分化・変化・発展、そして完成の瞬間までこの全てが創造なのである。

ならば、《太空》創造の最初の始まりは、どのような過程と手順、流れと局面を通じて成されたのか。

無限の光に満ちた絶対の座から《桓の光》が胎動し、空間が開く。この空間が創造の始まりと共に開いた最初の空間、即ち《太空》である。《太空》は、《十字桓》を中心（皇極）にして螺旋形の流れと局面に回転しながら開き、全体的な形は、円形である。*3* この時から《太空》は、《桓の光》の創造力と生命力、造化力、具現力を基にしてダイナミックに変化し、それに伴って創造時間が始まる。

*3* 《桓の光》が十字の形に広がる摂理を《十字桓》と言う。つまり《十字桓》は、光の創造力が起こる創造摂理を表現・表出・標榜したものとして光の生命力と造化力、具現力を起こす創造摂理的基になる。このような創造摂理的基によって十字体系と十字交流が多次元立体性の同時次元性に基づき、多面的で、同時多発的に成されて立体的で、統合的な流れと局面を作り出す。

創造時間の始まりと共に《太空》は、それ自体の創造力と生命力、造化力、具現力を完全に込めた有形的形象を作り、《太空》の中に留まり始めるが、その存在が正に《太空》そのものである万物の創造主、《ハナニム（하나님:Hananim）》である。《太空》は、無限の創造の光で充満しており、その光は、時々刻々変化している。そして境界は、無限大に至るほど巨大である。よって人間意識では、接近することができず、天の神々さえ自分の光のレベル内でしか接近することができない。なぜなら、《太空》が作られた後、《ハナニム》の絶対権能によって誕生した存在が神だからである。全ての存在は、自分が創造された後から認識することができるため、《太空》内に存在している万物は、《太空》の全体の空間を認識することができない。ただ《太空》そのものである《ハナニム》だけが《太空》の全体の空間を認識することができる。これは、光の根本の創造摂理である。

《太空》の《桓の光》は、可変的多様性を胚胎する創造作用を起こすことにおいて一つの根本的特性・特徴・特色を持つが、それは正に「温度」である。*4*

*4* ここで述べる温度は、人間が感覚的に感じることができ、測定可能な物質の温度だけでなく、万物の創造及び誕生の際、根源となる光の温度を含める。物質の温度は、主に物理的な特性・特徴・特色のような可視的次元に関与し、光の温度は、非可視的次元で万物の本質的な属性（存在性）と様々な側面の性向（存在価値）を決める。そして光の温度と同じく物質の温度も固有の温度と回転力を形成し、維持することで色度が決まり、それによる密度・純度、特性・特徴・特色、品性・品位・品格などが作られることになる。

根源的次元の創造的温度が存在するため、光から分化した全てのものには、温度が内在し、その温度が根本的な回転力と光度・密度・純度、特性・特徴・特色、品性・品位・品格などを決める要素として作用する。創造世界にもこのような創造摂理がそのまま適用・実行・具現され、全ての万物の誕生及び生命現象の理と原理として温度が作用している。これが太古から伝わった陰陽の始原であり、地上では、日と月、水と火、冷たさと熱さ、寒気と熱気に現れる。

《太空》が初めて創造される時、螺旋形に回転しながら開くため、分化した配下の光にもまるで遺伝情報が伝わるよう、回転の流れと局面が内在することになる。つまり《太空》の《桓の光》が持つ創造的温度によって起こった根源の回転力が全ての配下の光へと繋がるのである。*5* よって《太空》の全ての光は、基本的にそれに合う温度と共に回転力を持っている。

*5* 《太空》を成す根本の創造の光である《桓祖天光》は、創造的温度によって固有の創造力を発揮するが、それが正に「回転の流れによる回転力」である。よって回転力は、光の根源的力と属性であり、この回転力を基にして浄化・純化・昇華力と調和・相生・結合力が起こることで生命力と造化力、具現力が起こる。

《桓の光》が万象に分化・変化・発展するにあたって創造的温度と根源の回転力が重要な要素として作用したように、分化・変化・発展した存在の光が再び自分の根本に向けて上昇を成すためには、創造的温度と根源の回転力が与えられなければならない。これは、創造の光から得られる。創造の光を根源にし、下位次元の存在の光が分化・変化・発展する創造作用が起こって最後に物質性が胚胎され、有形的形象へと可視化するように、これを逆に遡るためには、再び本来の創造の光（道光神力）が必要である。*6* つまり《桓の光》でできている巨視世界の創造摂理は、創造の光という媒介を通じて物質でできている微視世界の創造摂理と一つに繋がっているのである。*7*

*6* ここでの創造の光は、《道光神力》を言う。本来創造の光は、《桓祖天光》を意味し、《桓祖天光》は、《太空》の全体単位の創造を成した光であると言える。しかし《桓祖天光》が《太空》内の固体単位の創造を成すために誕生させた光がある。それが正に《道光神力》である。よって微視世界の人間が巨視世界の根本の座に上るためには、自分の存在的光を上昇させることができる《道光神力》が必ず必要である。結局《道光神力》とは、創造の光である《桓祖天光》から胚胎されたものであり、それぞれの存在性と存在価値を維持することに必要な総体的光であると言える。

*7* 微視世界に反映された巨視世界の創造摂理を人間の生から探してみると、一番先に接することができるのは、「生命誕生の原理」である。

人体の大事な生命誕生の空間は、「子宮」である。子宮は、生命の胚胎を超え、その生命が完全な形象を調えるまでの役割をする器官として生命空間に存在しているもう一つの生命創造の空間である。《太空》が正に森羅万象が創造される《桓の光》の子宮であるように、人間の子宮からも生命創造の全ての過程と手順が成される。

子宮は、創造の絶対空間である《太空》を《本》にして作られる。螺旋形に回転しながら開く《太空》の創造の流れと局面のように、子宮から生命が誕生する過程と手順も上下（垂直）、左右（水平）の十字形に回転しながら螺旋形に成される。つまり子宮から胎児が螺旋形に回転しながら出るのは、《太空》の創造摂理と一脈・一貫・一統する。それが《桓の光》の創造摂理であるゆえ、一番調和していて美しく、自然な姿である。このように地上から生命が誕生する瞬間にも《桓の光》の創造摂理は、適用・実行・具現されつつある。

《桓の光》から万象が生じ、また《桓の光》に原始反本、万法帰一するのが《太空》の創造役事であるなら、《太空》をはじめとする大宇宙の森羅万象が創造された目的は何であろうか。《ハナニム》は、《ハナニム》そのもの（自分そのもの）である《太空》の内部に天地人と天地万物を作り、自分の光と力、価値の中、極一部を与えて無数の天地人と天地万物を創造した。《ハナニム》は、自分の光と力、価値を反映して作った創造物が、創造物に与えられた存在性と存在価値によって始まりと過程、そして造化と完成を成し、昇華される《天地人造化役事》を通じて自分自身を認識することになる。《太空》内の創造物が創造摂理の過程と手順を踏んで遂に造化と完成を成し、昇華することになると、それは、正に《ハナニム》の昇華であり、《太空》全体の昇華へと繋がることになるのである。このように《ハナニム》が創造摂理を通じて創造世界を作り、その始まりと過程、結果を通じて成そうとする目的と目標、方向性を「創造摂理の3大目的」と言う。

創造摂理の一つ目の目的は、「自分の存在性と存在価値の認識」にある。創造世界の全ての存在は、《太空》が造化を成して完成する過程と手順を通じて自分の存在性と存在価値を探して行く。既に創世にこのような創造摂理と理が一つの流れと役事に嚙み合って進行するよう創造が成されたのであり、このように自分の造化と完成を通じて天と地と人が一つになることを「後天役事」と言う。

創造摂理の二つ目の目的は、「光の上昇を通じた昇華」にある。本来の存在性と存在価値を知るためには、全ての存在が自ら光の上昇を通じた昇華を成さなければならない。創造の循環過程を通じて新しい光に上昇・拡張・発展し、昇華する時に始めて様々な自分の存在価値を認識することができる。そのように自分の存在を絶え間なく再認識する過程と手順を経て究極的な存在性と存在価値に至ることとなる。

創造摂理の三つ目の目的は、「調和を通じて現れる美しさ」にある。《太空》の全ての存在は、一つから始まり、なお一つの中で比べられない固有の一つである。よって調和して解け合うことができ、そのように解け合うゆえ美しい。同じであれば、解け合うという意味が無くなる。それぞれ違うゆえ固有であり、固有であるゆえに美しく解け合うことができる。それぞれの固体は、光の上昇を通じた昇華を通じて遂に極限の光を放ち、互いに究極の調和を成すことになるが、この時の調和には、昇華した調和を通じて現れる美しさが存在する。

このように《ハナニム》は、創造摂理の3大目的により、《太空》内の創造世界に創造物を作りながら《ハナニム》が計画した創造摂理の目的と目標、方向性通りにその始まりを開け、過程と手順を踏んで結果を成すことができるよう全ての存在に12の属性を与えたが、これを「創造摂理の12大属性」と言う。

創造摂理の12大属性は、「基準原則性」、「均衡衡平性」、「機会均等性」、「過程手順性」、「意識共有性」、「等価比例性」、「立体統合性」、「希望肯定性」、「変化発展性」、「認定配慮性」、「体系論理性」、「造化光明性」である。

1. 「基準原則性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された基準と原則の属性を意味する。天地人は、《ハナニム》の意とお言葉である「摂理」と摂理を基に作られた「律法」、そして摂理と律法により形成された文化と文明である「法道」に基づき、それに適した基準と原則に従って存在し、存立して存続することになる。それゆえ創造摂理は、《ハナニム》の意とお言葉を基準と原則にし、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を基準原則性と言う。

2. 「均衡衡平性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された均衡と衡平の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性に従って自分の光と力、価値を放ち、明るくして分け、発揮した分それに適した光と力、価値を持つことができる権限・責任・義務を与えられ、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を均衡衡平性と言う。

3. 「機会均等性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された機会と均等の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性に従ってそれに適した光と力、価値を使用することができる機会と均等を与えられ、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を機会均等性と言う。

4. 「過程手順性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された過程と手順の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性に従って始まりと過程、結果の摂理志向的な過程と手順を踏み、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を過程手順性と言う。

5. 「意識共有性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された意識と共有の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性に従って認定・尊重・配慮し、交流・共感・疎通して共にする意識と共有を通じて創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を意識共有性と言う。

6. 「等価比例性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された等価と比例の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性に従って自分の光と力、価値を放ち、明るくして分け、発揮した分等価と比例に適した光と力、価値を与えられ、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を等価比例性と言う。

7. 「立体統合性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された立体と統合の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性に従って個別的光と力、価値を全体的光と力、価値に上昇・拡張・発展させる立体と統合を通じて創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を立体統合性と言う。

8. 「希望肯定性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された希望と肯定の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性・立体統合性に従って調和・相生・結合し、上昇・拡張・発展する希望と肯定を通じて創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を希望肯定性と言う。

9. 「変化発展性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された変化と発展の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性・立体統合性・希望肯定性に従って浄化・純化・昇華と調和・相生・結合へと上昇・拡張・発展する変化と発展を通じて創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を変化発展性と言う。

10. 「認定配慮性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された認定と配慮の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性・立体統合性・希望肯定性・変化発展性に従って上昇・拡張・発展した光と力、価値を認定と配慮を通じて創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を認定配慮性と言う。

11. 「体系論理性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された体系と論理の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性・立体統合性・希望肯定性・変化発展性・認定配慮性に従って上昇・拡張・発展した光と力、価値を体系と論理を通じて認知・認識・認定し、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を体系論理性と言う。

12. 「造化光明性」は、天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した創造摂理的価値観と観点によって形成された造化と光明の属性を意味する。天地人は、創造された存在性と存在価値に基づき、基準原則性・均衡衡平性・機会均等性・過程手順性・意識共有性・等価比例性・立体統合性・希望肯定性・変化発展性・認定配慮性・体系論理性に従って上昇・拡張・発展した光と力、価値を造化と光明を通じて完全に発揮し、創造摂理的目的と目標を志向する。創造摂理のこのような属性を造化光明性と言う。

全ての存在は、このような創造摂理の12大属性を通じて創造摂理の目的と目標、方向性を認知・認識・認定し、完全な状態に至る始まりと過程、結果を成して造化と完成、昇華に至るのである。このような創造摂理の12大属性をどの存在であっても容易く認知・認識・認定し、体得・体験・体感して自ら放ち、明るくして分けられるよう天地間に普遍化・一般化・平凡化させておいたものがある。それは正に「明るさ・清さ・輝かしさ」である。それゆえこれを「創造摂理の普遍的属性」と言う。*8*

*8* 創造摂理の3大目的と創造摂理の12大属性、創造摂理の普遍的属性は、「創造の3大目的」と「創造の12大属性」、「創造の普遍的属性」と表現することもできる。

結局創造摂理は、「自分の存在性と存在価値の認識」、「光の上昇を通じた昇華」、「調和を通じて現れる美しさ」という創造摂理の3大目的に基づき、「無形性・有形性・空間性」という創造摂理の3大変容の軸である3道数を基にして創造摂理の12大属性及び創造摂理の普遍的属性を基本にし、様々な創造摂理的価値観と観点を適用・実行・具現したものである。

📖석문사상:石門思想(桓祖著、石門出版社) 38~50ページ

📌これは、韓国の石門道門の石門出版社で石門道書を正式に日本語に訳したものではなく、韓国で石門道法の石門呼吸をしている私自身が日本人の方々に石門道法を伝えるため、独自に日本語に訳したものですので、文章に不自然なところもあると思いますが、どうかご了承ください。

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