ドキシル1クール投与から丁度1週間

倦怠感、ムカつきが日々悪くなるばかりで、会社を休んでしまった。

休んだなら寝てればいいものの、

土曜日のお菓子の仕込みをする。

練り切りの白餡ももちろん豆から作っている。

この胚芽部分が餡に混ざってしまうと口当たりが悪いので

一つ一つ手作業で皮と一緒にとるのだけど、

指で豆を押すのも後半疲れてきた。
目眩はするは、指は痺れるはで、白餡作りも体力いる。

あーー健康な体になりたい

やっとこさっとこ皮と胚芽をはずして、クタクタに煮て

裏ごし

天然水でさらして、砂糖と練って完成

亥の子餅の小豆も炊く、水でさらしてつぶつぶ感だす。

こんなに頑張ってもただの自己満足、自分ファーストな生き方なのである。

餡作りで精も根も使い果たして、さらに体調悪化。

午後は寝ながら

君の膵臓を食べたい

と言う映画をAmazonプライムで見た。

浜辺美波さんの透き通るような可憐さと北村匠海さんの演技に引き込まれた。

あーあ、こんな息子や娘がいたら、人生は違ったかな。

映画の後半に、病で弱っていく主人公の本音に涙が止まらなかった。

が、

ラストには納得いかなかった。よく旦那が私に言っているよう事が描かれていた。

いつ何がおこるかわからない。

これね。

余命宣言された人に周りが、自分だって事故にいつあうかわからないし、

っていう。

姑に、歳だからいつ逝くかわからない

と言われたとき、健康な私もよく言っていた。

そんな順番なんてない。私だって何があるかわからない。

そう、何があるかわからなかったのは事実だけど、


その返しって、自分ファースト的な返事なのよね。

もうすぐ逝くかもと言った人は、
あとどのくらいかわからないから自分の方が可哀想だから大切にしてよって気持ちだと思うのよね。なのに、相手に自分だってどうなるかわからないって言われちゃったら、そんな事言われても自分の事でいっぱいいっぱいで、貴方にはかまってられないって突き放された気持ちになっちゃうよ。

この映画の場合、余命宣言された方が何があるかわからないし、と言ってるからちょっと違うかもしれないけど、

だけど、

あの結末で、映画に

何があるかわからない

と言われたみたいで、

見た後は、なんだかなーと思ってしまった。

北村匠海さんの涙がよかったから許してあげるけど。

映画で

死ぬ前にしたい事のリストをしていて

私は何かな。


映画を観て泣いて疲れてのびて寝ているところに旦那が帰宅。

背中をさすってくれる旦那

真顔体調悪い時は、炭治郎の全集中の呼吸だよ

と言う

マジ具合悪い時はそんな事言われると、なんかどーしよーもなく腹が立つ。
私が例え話したのをすっかり棚に上げて

プンプンふざけてる場合じゃないわい!あーたが想像するより何十倍も体調悪いからほっといてくれ!

とほっとかられたらまたキレるくせに八つ当たりする。

だんだん気難しくなっている。