東海道バスキング行脚【旅を終えて】 | 『空空寂寂』
2013-11-18 15:31:34

東海道バスキング行脚【旅を終えて】

テーマ:バスキング行脚
二日半、四日市京都間の約104キロの道のりを完歩しまして、無事にゴールの三条大橋へ辿り着きました。
、、、、、、感動です!

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そして、11/11ポッキーの日から始まったバスキング行脚もこれにて終了です。

今回、僕らがこの旅から得た何かがあるとしたとしたら、それは前半と後半とのギャップの中に存在した何かである事を認めざるを得ません。


今思えば前半の電車の旅は、無一文からとは言えど、後半と比べたらあまりにも恵まれた状況だったのかと思います。
各地で待ってくださる方々がいて、バスキングも順調、すなわち資金繰りも順調、美味しい食べ物と、暖かい布団、必要なものを必要なときに買える便利さ。


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でも、僕の尊敬している須藤元気の言葉にこんな言葉があります。
「順調の中に成長は無い。逆境の中で初めて内側にエネルギーが向かい、深い学びがある。」

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特にこの後半の言葉、~内側にエネルギーが向かい、深い学びがある~
これは旅の前ではいまいちピンとこなかった言葉なのかもしれませんが、今深く頷く事ができるのは後半の【行脚の旅】があったお蔭なのかと思います。



二人ともスケジュールをこじ開けて行くんだから、せっかくだから自分自身が感動できる!そんな旅にしようというコンセプトで始まりました。


それが途中の何処の地点からゴールの三条大橋まで歩こう、という「行脚」という選択だったのです。

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実は、今回静岡によった際じいちゃんのお骨を前に手を合わせてきました。
嬉しい事に僕も行っていい?とユウジ自ら申し出てお線香をあげてくれました。(u_u)
二人のじょんがら節合奏も聴いて貰いました。僕らの伴奏でばあちゃんが民謡も唄いました。
じいちゃんはばあちゃんの元気な唄声を聴くのが何より好きでした。

途中で困難を迎えた時に不思議なパワーが宿ったり、一番辛かった鈴鹿峠を超えたまさにその瞬間に深夜にも関わらず黄色い蝶々が一匹舞い上がったり(疲れ切って無口になっていたユウジが「あれはおじいちゃんだね」と呟いてくれました。)

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昼も夜も見守ってくれていました。


旅の神が今回いたとしたら、それは間違いなく祖父だったと思います。そしてユウジの祖先も必ず見守っていてくれた筈です。
僕はそういう見えない存在を信じます。


今だから言えますが、、、(笑)
鈴鹿峠のてっぺんでそれぞれの携帯の充電が切れかけて、泊まる場所もなく、極寒の中、どうしようもない状況に陥ってしまいました。
"歩く"旅にこだわっていた僕らも仕方なく、めちゃくちゃ悔しかったのですが、、、、ヒッチハイクをしました。
しかし、何回やっても、どのトラックも乗用車も、止まってくれる事はありませんでした。

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結局、限界だった身体を自ら奮い起こして、その先の限界に挑戦しました。これは自慢できることでも何でもありません。
結果的に深夜に山を渡るようなスケジュールになってしまった僕の計画が甘かったのです。

結局、日付を跨いでやっと辿り着いた、「あいのつちやま」という道の駅で半野宿をする事となりましたが、山に隠れたのち出頭したあのニュースのドイツ人同様、「寒くて眠れませんでした」

笑えません、、、
旅が初めてのユウジにはとても辛い思いをさせてしまい申し訳ない気持ちで一杯です。


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峠を超えて遠くの方に光っていた灯火。それはコンビニエンスストア、ローソンの光でした。
10時間振りに食事にありつけた瞬間の写真。コンビニがこんなにもありがたいものなのか、、、と感動を抑えきれませんでした。


しかし、彼は本当に強い。
僕なんかより全然強い精神を持っております。途中僕が弱った時に彼に引っ張っていってもらったことも多々ありました。
今後、あの負けん気の強さが今より更に彼の演奏に宿って力を宿って魅力を発揮するでしょう。
ユウジ、心からお疲れ様。
よく頑張ったね!

僕は今回の旅で少しの笑顔と少しの優しさ、を学べた気がしますので、名店のうどんのようなコシがありツヤがあり、芯が在るけどやさしい、そんな音を目指して、ますます頑張っていきたいと思っております。
祖父の納骨を終えたばかりの母親から今電話があり「故人にしてもらったご恩に対する感謝というのは仏前にするものではなく、今度は自分が率先して人様のためにして広げていくものだ、それが結果先祖の供養に繋がる」
と担当のお坊さんからお話があった。という事を聞かされました。

不器用でまだまだちっぽけな自分ですが、不器用な人間だって行動する事はできる、ちっぽけな人間だって率先することもできると思うので、これからはその精神で進んでいく事にしましょう!

鈴鹿峠を超えたあたりからは、足の感覚がほとんどないような良くない状態でした。
「足さん頑張れ!足さん頑張れ!」と自分の足にも関わらず、まるで他人を励ますような感覚で足を酷使しました。
全体重を支えているのは、腰と足ですね。
足裏から痺れが来て、まるで何かのメーターのように、徐々にその痛みは、足裏→ふくらはぎ→太もも→腰へと押し寄せてきました。このままこのメーターが心臓までいったらどうなるのか、、、、なんて変な想像までしてしまいました(苦笑)

今回三味線とバックパックを担いでの旅でしたので、少なくとも僕らの体重+6kgはあったはずです。足腰にかなり負担がきてると思うので、今晩はお湯にゆっくりつかり、余裕があればマッサージなどにも行ってみたいと思います。

そして、これを機に五体満足であることに、もっともっと感謝して、音楽の道を歩んで行かねばならないと思った次第です。


かなり長くなりましたが、日本橋に始まり各地で応援し、支援してくださった皆様、心よりありがとうございました!

三条大橋にて、様々な場所からおいでくださった方々が笑顔で出迎えてくださった時は、胸が熱くなりました。

日本橋でお見送りをしてくださった方々のお顔も時々思い出しては元気を頂きました。

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この場を借りて"心より""心より"感謝申し上げます。

皆様、ブログを毎回チェックして頂きありがとうございました。

このあと、おまけの【番外編】へと続くのでそちらもお楽しみに。

The Syamisenist 寂空

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p.s ユウジが早速チャリで一人旅に行きたいと計画を立てている様です。嬉しそうな顔で教えてくれました。
僕もどんな形であれ、「旅は学びの原点!」をモットーに旅を続けていきたいと思います。
(この言葉は名古屋でバスキングをした際、旅行会社の方に頂いた名刺に印刷されていた言葉です。メッセージは日常の至る所に溢れているのですね!)

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