情報雑食系 JACK浜田が音楽・映画・人物・もの・出来事を語ります



アメリカは大きい。


アメリカには、さまざまな人種の人たちが住んでいる。
あなたはアーミッシュ・ビレッジの事を知ってますか。


映画「刑事ジョン・ブック」で
刑事役のハリソン・フォードが物語の中で
アーミッシュ・ビレッジで逃亡生活をおくる。


このビレッジには
ドイツ移民者でキリスト教信者である
アーミッシュの人々が生活している。
今も自給自足、電気や自動車を使わず
厳格なキリスト教の教えを守り暮らしている。


日本から彼女が来た時に
ニューヨークからアムトラックに乗り
ペンシルベニア州ランカスター駅に降り立った。
アーミッシュの人たちの暮らしをこの目で見るためだ。
 
駅についた。

アーミッシュ・ビレッジまでのバスは
一日2本しか無い。
地図を見る30分で着くと判断。
彼女と二人でなだらかな丘陵地帯を歩き始めた。
歩けども、歩けども道は続く… 

独立記念日の夏の日差しが眩しい。

アーミッシュ・ビレッジに到着したのは
2時間後の事だった。


黒い服を来たアーミッシュの人たち・黒い馬車…
映画の中と全く同じ光景が広がる。


予約したレッドカブースという
列車を改造したモーテルに到着。
シャワーを浴び、レストランで食事をすることにした。
メニューを開く。
ビバレッジ(飲み物)でビールを探す…ない。
お店の人に聞く。
この地区ではアルコール類を提供しないらしい。
レストランの営業時間も短く夜7時ラストオーダー。


食事を終えて外に出た。

土と夏草の香りがしてくる。

みどり色をしたトウモロコシ畑の丘陵地帯。

360度どこまでもどこまでも広がる。

 

この世のものとは思えない幻想的な光景を目にした。


夕暮れの空、
地上に広がる緑の大地の中に
命の光が…静かに明滅している。

光は、ひとつふたつではない。

何百、いや何千、

はるか彼方まで

何万もの小さな蛍
命の光を目にしている。


二人は、コトバを失った。



      


ペタしてね


L刑事ジョン・ブック 目撃者 (英語/日本語字幕) [DVD]/ハリソン・フォード,ケリー・マクギリス

¥1,500
Amazon.co.jp