かなり面白い。


シナリオ創作の本なんだけど、よくある教科書的な本じゃない。


ガルシア=マルケス座長のシナリオ教室のメンバーたちが毎回誰かのアイデアを元に、ブレーンストーミング式のディスカッションでストーリーを組み立てていくっていう趣向。だから全編会話。


議論が行きつ戻りつ、蛇行、徐行、脱線、旋回してストーリーらしくなっていく過程が面白い。

座長が議論をコントロールしながら、節目節目に創作の心得的な金言、至言をさりげなく織り交ぜている。まあ、引っ掻き回している張本人なんだけどね。


途中、議論が錯綜して、読んでて「今回のアイデアは没になるんじゃないか?」と心配になるんだけど、巻き返して最後にはちゃんとまとまるところが、それ自体、物語的で良くできている。へたな小説読むより、読み応えがある。


本読んで、次のお話をねだる子供のような気持ちになったのは久しぶり!


Seal


男性ソウルシンガー。「People Get Ready」という曲、以前、ロッドスチュワートの歌、 ジェフベックのギターのyoutube映像を見たけど、この人の歌で聴きなおして一層好きになった。 この人の歌は機会があったら生で聴きたい。



クレモンティーヌ


ボサノバの女性シンガー。いいかんじ。小川のせせらぎのような歌声で昼寝のBGMにいいかも。



Lisa Loeb


女性シンガーソングライター。シェリルクロウがメインディッシュならLisa Loebはデザートかな。 軽くて後味が良い。めがねフェチはジャケ買い必至。



Roberta Flack


女性ソウルシンガー。Killing me softlyは圧巻。



YUI『MY SHORT STORIES』
女性シンガーソングライター。



Sheryl Crow『Wildflower』
女性シンガーソングライター。表題曲のマイナーキーの妖しい雰囲気が良い。
Good is Goodなどヒット曲と、重ための曲がバランスよく入っていて、どんなシチュエーションでも抵抗なくセレクトできる。



orange pekoe『10th Anniversary BEST ALBUM SUN & MOON』
耳に残るメロディー。ジャズっぽいしゃれた、多彩なアレンジ。ジャケットもカラフルでいて品があるところが好み。



John Coltrane『Giant Steps』
ジャズのサックスプレーヤー。新しい音楽と出会ったなーっというのが感想。よく朝通勤時に聴いている。
朝、いろいろ言われると怒っちゃう質なんだけど、このサックスマシンガンはいい見たい。覚醒する。



Cannoball Adderley & John Coltrane『Cannoball & Coltrane』
ジャズのサックスプレーヤー。吹き比べ。本に「陰と陽」と評されていたけどそのとおり。
Cannoball Adderleyのほうが陽ね。