もしもあるあなたがパスタを茹でているときに女の人からエッチな電話がかかってきたら
「ねぇ、すごくわたし濡れてるのよ」
という妄想でした。
こんにちは、日曜日も外に出たくない、アリスだよ
今日は村上春樹の小説、ねじまき島クロニクルを紹介するよ
最初に言っとくけどアリスは村上春樹がすきだよ。ブックオフ行ったときは必ず探すくらいにはファンだと思っている。
それはこれから村上春樹の本を紹介するけど誤解がないように言っておきます。
それでは本題に入ります
冒頭のちょっとエロ漫画読みすぎのようなシュチュエーションだが、実はこの話、主人公がパスタを茹でているときに知らない女の人からエッチな電話がかかってくるところから始まっている。
それだけなら「ふっ、独身の願望ね」で終わらせることができたが、実はこの主人公、なんとなんと嫁がいるのだ。三次元で!いや小説に三次元もないかもしれないのだが、とにかになんといっても嫁がいる。悔しい。なぜなんだ。
嫁がおるのに知らない女とのテレフォンセックスをおっぱじめる、
このシュチュエーションをしょっぱな冒頭から打ち込んでくるのがさすが村上春樹だと思ったぜ
ここでちょっと注意だけど主人公は最初この電話についてただの迷惑電話だと思っていて
全く乗り気ではないのでそこは安心した。
話がそれたけどここで一つあらすじを紹介するよ
現在無職かつ美人な嫁に養われている主人公はのんびりニート生活を満喫していた。
ちなみに最初からニートだったわけではなく、主人公は法律事務所に勤めていたけど何となく、やめてしまった、って感じだね。
そして、現在は求職活動中だけど、「まぁすぐ働かなくてもいいかな」って感じで探しているから職は決まらない。
でもちょっとこの気持ちは共感できるから主人公を責めないで上げてほしい。
そんな時、突然嫁が失踪する。現実的に考えるとそりゃそうだわな嫁さんだっていつまでもニートの旦那を養うのは大変だろう、と思ってしまうけど、そういう話ではないのだ。嫁さんも嫁さんで色々と事情を抱えている。嫁さんの家庭事情や嫁兄の話も出てくる。一概に誰が悪いとか、誰のせいだとかではない。現実でも不倫とか浮気とか夫婦間の様々な問題は互いに原因があるから問題がややこしく難しくなるものだ。
その後、嫁の行方を探して、様々な女性、そう、女性だらけ、に会って話して仲良くなって、セックスして、夢の中でもテレフォン女とsexして、原因だと考えられる男とついに対決する、って感じかな。
ちょっと難しかったかな。
何度も言うけど、アリスは村上春樹がすきだよ。
そして実際に本を読んでみればわかるけど、ここでのsexってただの肉体のつながりではなくて、もっと概念的な肉体とか精神をを解き放って、先の段階に進むための手段のようにも感じた。つまり、性というものに対して、いろいろな捉え方があって、そういう多様性を受け入れられる人じゃないとこの本を面白く読むことは難しいと思う。
個人的に元軍人のおじいさんの話が面白かった。このお爺さんは目の前で上官が皮を剥がされ殺される場面を目撃して、そのあと自分も穴に落とされ死ぬ寸前まで行くんだけど、その光景が生々しくて頭に浮かぶくらい繊細に描写されていた。そして全く関係ないように思えるセックスの描写とその生皮を剥がされる描写が重なって、生と死を強く感じさせる。
ミステリーみたいに全て整頓されて繋がって一つの真実にたどり着く、みたいな話ではないけど、伏線が緻密に張り巡らせれていて、読んでいるとハッと気付かされるような場面もあるので、ぜひ読んでみることをお勧めしたい。
ではここまで見てくれてありがとう。
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