思えば昨年の6月、弟のテリーと「コロタマっちゅうのをやってみよう」と無謀にも我流で始めたコロタマ狙い。
当初はニック警部をはじめ、haruさんやコロ田総長(当時)のブログを参考にして、通いに通い、投げに投げてきましたが、これまでコロダイ2匹、タマミに至ってはタマゴ以外は釣ることができませんでした。
 
そして先日のキンコロ交流会に相当の期待をかけていたのですが、大雨警報で涙の流会(泣)
さすがにへこんで、しばらく休むかーと思っていたところへ、イセABさんから日曜日の夜に紀州某所にて70upと80upが出たとの情報が!
ABさん「これは行くしかないでしょう!
じゃこ「明日行きましょう!」
ABさん「了解!」
って、どないやねん、明日って月曜日、平日やがな。。。
 
で、その5日の月曜日、1430にABさんに迎えにきていただき、途中エサのイカとエビを仕入れて南下します。
そして昨夜大タマが2枚あがったという必殺ポイントに無事着陸!
夕暮れまでは少し時間がありますが、ぼちぼち投げ始めます。
晴れて風があるので何ともさわやかです。
海はうねりが大きくかなり荒れていますが、このポイントは荒れているくらいがいいようです。
 
例によって先輩方に電信で冷やかされながら、夕陽を見送ったそのとき!
愛竿プロキャスターにゴンゴンとアタリ、長物にしては力強いなと思い、尻手を外して竿を手に持ったとたん…
ぐいーーーんっ
えげつないパワーで沖に突っ走られました。
こなくそーっ
と大アワセをお見舞いしてゴリ巻きをかけますが、敵は走る走る、あんまり走って右側にあったABさんの竿を2本とも越えてさらに右に走ります。
しかし、ここで負けるわけにはいきません。
ぬおーっ
と気合一閃、竿をあおると…。
 
 
 
 
 
見慣れた三角のひれが…。
イメージ 1
 
例によって例のごとく暴走シャークに翻弄されますた
 
 
軽ーくメーターオーバーのシャーク(泣)
なんて冷たい眼をしてるんだ、お前は…。
 
サメがまわったせいか、長物さえあたらないマンダムな時間が過ぎていきます。
ABさん「昨夜は70upが8時ころ、80upが9時ころ来たらしいで」
じゃこ「じゃ、そろそろですね!」
しかし、ABさんが新地のお姉ちゃん(謎)の腕ほどあるクロアナゴを釣られただけで、無情にも時計の針は22時を過ぎてしまいました。
明日は仕事なので23時撤収と決めています。
そして、1本を根掛りでやられてしまったので、残る1本に小ぶりのヒイカを房掛けにして放り込み、荷物の整理にかかります。
 
 
 
 
 
と、そのとき、わりとシャープなアタリが出ました!
長物ではなさそうですが、発射というほどでもありません。
とりあえず尻手を外して竿をあおると…
ぎゅいーんんん
と突っ走るではありませんか!
おおおおおおおおお、おおおおおおお!
さっきのサメに匹敵するパワーですが、今までとはナニかが違います。
潜るような角度で走るのです。
近くまで寄せたと思うのですが、ヤツは頑強に抵抗しています。
 
おおおお、おもろい、おもろい~
 
「ABさん、すんません、タマお願いします!」
 
足元でまたラインが右に走りだしました。
じゃこ「あれー、またサメかあ~!?」
ABさん「浮いた!いや、サメちゃうで、ナニこれ!?」
黄色っぽくて幅広い魚体がライトの光に浮かび上がりました。
ABさん&じゃこ
「タ、タ、タマミやあ~!!!!」
 
浮いてしまうとさっきのサメより目方はだいぶ軽いようです。
じゃこ「抜きます!ブリ揚げますわ!」
 
この瞬間をどれほど長い間夢想してきたでしょうか。
万感の思いを込めて、黒い海から金色に輝くヤツをブリ揚げました。
イメージ 2
 
苦節1年、やっとブリ揚げたタマミ嬢は52㎝
 
「やった~!」
 
ABさんと固い握手を交わします。
ちいさなタマミですが、私にとっては大きな一歩です。
感激であります。
仕事とはまた違った達成感。
 
やっぱ釣りは幸せやああ。うるうる。。。
 
 
 
いつもアドバイスしてくださる先輩方や、キンコロ仲間のみなさん、ありがとうございますた。
やっとサカナが釣れた記事をアップできます(涙)
 
そして何より最新情報をいただいたうえにホットポイントまでご一緒していただけたABさん、そして情報源のキーヤンどの、今回は本当にありがとうございました。
 
 
 
あー、それにしても、これでやっと落ち着きました(笑)
 
もちろんこれからもガンガン楽しんでいきますよ~。
黒潮の海からロマンをブリ揚げちゃるねん !