寒い日が続きますね~。
みなさん、お元気ですか?

 

じゃこ一家は、誰一人風邪も引かず元気です。
私、この時期だけは、日曜日に休みがとれるので、今日も海に出ました。
長男坊が泉南方面のとあるイベントに参加することになり、朝から車で送りがてら、かあちゃんにおにぎりを握ってもらって、家族全員で出発!
長男を目的地で下して、深日に着いたのは11時前でした。
夕方4時半のお迎えまで、深日港内で釣ることにしました。

 

 

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抜けるような青空ですが、空気は冷たい~。
そして水温も冷たい~…10度ちょっとでしょうか。
ただでさえ冬場は何にも釣れない深日港なのに、こんな状況で魚が釣れるとは思えないですが、ま、何でもいいのです。
ホントはちょっと北の淡輪漁港でアブラメ狙いといきたかったのですが、よりファミリー向けということと、木っ葉でもいいからカレイが食いたいので深日にしました。

 

 

こんな港内のチョイ投げポイントでも、道具ふぇちの私はこだわりまくります。
めったに出番のない、しかし気に入っている道具たちを陽に当ててやりますた。
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カレイ狙いに2本、まずはリョービの振出グラス投げ竿「飛投」360に同じくリョービのプロスカイヤー6スーパーライト!
読み間違いでも書き間違いでもありまへん。7やなくて6です。
投げ専用リールで唯一、なんと400gを切った超軽量モデルというのがウリの6スーパーライトですが、実際には3号ライン160mという小型のスプールであったため、超遠投のキス派にも、剛竿大物派にも受け入れられなかった、まるでダイハツの車みたいな(失礼)、1980年代半ばの忘れられた名機であります。
しかし、7の小型版やから6というのもねえ…、それなら大物仕様の8でもつくっていれば、今頃はプロスカイヤーと組み合わせてコロタマ界伝説の名機となっていたでしょうに…。
でも、こういう近投のときには、ライトな道具が使いやすいのです。
キャスティズムに先立つこと25年、リョービは早すぎたんでしょうかねえ…。

 

 

飛投360の方は、コロタマ派には特別な響きがあるプロスカイヤーの初代と同期の振出モデルで、リョービ独特の素材を使った、当時としては硬調子の振出投げ竿です。
トップをPガイドの12mmに替え、2番と3番のガイドには、スレッドと瞬間接着剤でつくったガイドロックを装着してあります。こんなひと工夫が楽しいんですね。

 

 

で、もう1本は、ダイワのテレスコタイプのルアーロッド、パシフィックファントムの11フィートに、同じくダイワのスーパースポーツSS1000を組み合わせました。
このリールは使いやすくて気に入ってます。
某業界最大手の中古釣具チェーンで1500円ほどで買うた美品です。
我ながら、なかなか渋い選択でしょう(笑)

 

 

どちらも道糸3号に力糸がわりの6号ラインを5-6m結びつけてあります。
軽めの天秤に流線10号の1本ハリ、エサは青ムシです。

 

 

ちびたちには、港内のマル秘ハゼポイントで、ちょい投げハゼ釣り仕掛けを使わせます。
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ここでも道具ふぇちはこだわります。
長女はダイワのショートスイング15-300に往年の名機SS900!
ご存じ無塗装アルマイトボディの渋すぎる逸品です。
二男にはシマノのホリデースピン15-210にダイワのスポーツラインGS900です。

 

 

小学校低学年以下の子どもと釣り遊びをするなら、竿は軽くて短くて使いやすいものということで、やはり少しはカーボンを含んだタイプにします。
リールは骨董品ですが、ちょっと重いとはいえ、頑丈で故障やライントラブルが皆無に近いので、この年代のものが入門用にはもってこいだと思います。
無茶な扱いで壊れても、まあ、あんまり惜しくない値段で手に入りますし(笑)
ただ、これ以上小さいリールですと、ちょっと大きな魚やごみがかかったときなど、三角巻きになって使いにくいので、最低でも900番クラス以上がいいように思います。

 

 

で、ちびたちには8号のナツメ錘に流線10号1本ハリというシンプル仕掛けですが、ポツポツハゼを釣って来ます。
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いっちょまえの投げ師気取りの長女、小学2年生…。

 

 

 

一方、カレイ狙いはエサとりさえ寄りつきません…。
延々と続くマンダムタイム、またしてもお昼ごはんとおやつタイムで遠足状態です。

 

 

 

その後、午後には風が吹き出し、体感温度がぐっと下がりました。
結局、お迎えのデッドライン3時半まで、私にはヒトデさえ釣れず、恐怖のスーパーパーフェクトボーズを食らってしまいました。ギャオ~(悲)
ちびたちは、ハゼポイントで10㎝級のハゼを計10匹釣っています。
バケツで活かして遊んでいたらしいたのですが、数匹が腹を見せていたので、持ち帰って飴煮することにしました。
これくらいなら骨ごとイケそうです。南無阿弥陀仏(すんまそん、写真ないす…)

 

 

それから皆で長男を迎えに行き、丘の上の大展望風呂で冷え切った身体を温め(極楽!)、箱作に昨年末オープンした、超ビックリ格安なのにとっても美味しいフランス料理店「プチ・ボヌール」さんで夕食を楽しんで帰宅しましたとさ。(お店は「旧26」を箱作駅前から少し北上した海側にあります)