「我が家にやって来ました!」
って、どこかで聞いたようなフレーズですなあ…。

 

とにかく、これまでのグラス剛竿ではない、カーボンの剛竿がやってきました。
胴から曲がるグラスでは、根のきつい釣り場が多いコロタマクエ狙いの場合、反発力が足りないせいで錘の浮きが遅く、すぐに噛まれてしまいます。
釣り味や投げ味は本当に素晴らしいのですが、錘がいくつあっても足りませんし、魚がかかっても取り込むのが至難の業ということになってしまいます。
そういうわけで、カーボン剛竿も欲しいな、と思っていたのです。

 

 

で、先日、実家に寄った折、父に「昔、ダイワのごっつい竿使うてたやん? あれって、どうしたん?」
と聞いてみると、「まだ置いてあるで」との返事。

 

 

「もう、あんなごついの振らへんやろ?」
「カレイ釣り行こうと思てるんやけどなあ」
「ちょっと見せてよ」
「ああ、倉庫に入ってるわ」

 

 

 

 

ゴソゴソ、ガサゴソ…

 

 

 

 

 

 

 

懐かしいオリムピックのフローティング・ロッドケースには、目指す剛竿がちゃんと2本入っていました。

 

 

 

 

 

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私が高校生の頃だったでしょうか。父は某サーフに所属して投げ釣りに凝っていました。ある日、同じストリップの竿を2本買ってきて、ごそごそとガイドやシートをくくりつけていました。えらいごつい竿やとしか覚えてなかったのですが、ヤツの正体はダイワのプロキャスター35号400でした。

 

 

ずいぶん痛んでいますが、まだまだ使える状態!
「これ、ちょうだい」
「カレイ行くて言うてるやろ」
「カレイやったらこっちの2本で十分やで。もうこんなごつい竿振ることないでしょ」
オリムの竿袋には、他にシマノのツインパワー420CXとオリムのスパイラルSSキャスティング30‐420が入っています。

 

 

「まあ、そやな。持って帰れ」
「お、おおきに!」

 

 

とまあ、こうして親父から無理やり強奪してきました。
甘えた息子であります。

 

 

父は、当時ダイワが独自に開発した中口径(今から見れば十分大口径)ガイドを4個着けていました。
トップから、20、20、30、50というサイズ。
しかし、さすがにそこまででかいガイドだと、道糸がバチバチ竿を叩いてかえって飛距離が落ちます。そのことは、同じガイドをキューバに着けて実証済みです。まあ、極太糸なら、ガイドの位置と個数を吟味すればいい結果が出るかもしれませんが…。
なので、帰るなりガイドは全部はずして、ストリップ状態に。
リールシートは、あまり高い位置に着けるのは好みではないので、父が着けていたままにしてあります。
この冬は、マタギでハイスピンダーを買うてきて、マキマキしますわw

 

 

 

 

 

 

 

 

で、先日、もう一本、ごっついヤツがやってきました。
みなさん、どこかで見覚えあるんとちゃいますか? コレ(^ ^;;;
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そう、コレです、コレコレ…
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うひひひ、じゃああん!
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こんな派手な竿は初めてです。
そう、シマノのプロサーフ425XXであります。
38式歩兵銃からいきなり波動砲を導入したようなもんですが、とあるルートから我が家にやって来ました。まあ、筆下ろしは来シーズンでしょうか。

 

 

今シーズン、釣れなかったですけれど、20回近く南紀のポイントを歩き回りましたから、来季は私も男磯でイカやらカマスを撃ちまくりますぜ!
で、ポイントによっては、これらの巨砲も導入する予定であります。
うーん、早く試したいなあ。

 

 

でも、馴染んだグラスを使って、まだ今シーズンもう一発行きますよ!
寒さが和らいだらネ…