東別院と永国寺
毎月同級生と行っている史跡散策、今回は東別院と永国寺へ出かけました。
東別院は京都東本願寺の名古屋別院で、浄土真宗大谷派の寺です。
とても立派な建物です。
山門
本堂
境内
ここにもとは古渡城がありました。寺の片隅に古渡城の城址が残っております。
古渡城は織田信長の父、織田信秀によって築城され、信長の元服式がここで行われたそうです。ここは平城ですが、織田信秀が築城し、信長の育った勝幡城も平城です。
この城はわずか14年で廃城となり、長い間、主のない状態でした。その後、この土地を尾張藩主、徳川光友が東本願寺に寄進しました。
ここを参拝した後、隣に位置する永国寺を訪ねました。この寺は西山浄土宗の寺です。
昔、千本松原の刑場で切支丹宗徒200余名が処刑されました。
尾張藩主、徳川光友は刑死者の菩提を弔うため、ここに清涼庵を建て、その後、永国寺が建立されました。
この寺には切支丹遺跡博物館があり、それを見る予定でしたが、あいにく本日は休館のようで閉まっておりました。
寺の片隅に切支丹の塚があります。
境内の紅葉が綺麗です。
本日の散策はこの二つの寺のみ。終了後、金山まで歩き、毎度のことですが、昼食をとりながらしばし語り合いました。