9/23(日)晴れ 龍船試運転(中央公園) | 長崎くんち 西濵町 龍船 ジャブネットブログ 

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平成26年度 長崎くんち踊り町 「西濵町 龍船」に関する行事・練習風景・出来事をブログに書いています。

9/9の最終総合練習からメンテナンスに入っていた龍船。
それまでの練習で傷んだ箇所、特に本体の土台となる部分を中心に補修・改修を重ねてきましたが、そのメンテナンスが完了し、今日はその試運転を兼ね、久々に船廻しの練習を実施しました。
あれっ、船廻しの練習って、終わったんじゃなかったっけ?
そう思われた方もいるかもしれませんが、船廻しといっても今日は根曳衆だけでの船廻しの練習で、囃子の子供たちは不在での練習です。
つまり、船廻しそのものを練習するのではなく、龍船のメンテナンス部分の状態を確認するためのものでしたので、一応、そういう形を取って、船廻しの練習ということになりました。
根曳衆はいつもの練習用のユニフォームで午後1時に龍船小屋に集合しました。
久しぶりの龍船とのご対面、ということでワクワクした気分で集合しましたが、そこにはがっちりと強力にパワーアップして、強化補強されたニュー龍船が鎮座しておりました。
囃子を乗せずに龍船小屋を出発した龍船は、やはり何か物足りない感じで中央公園へ向かいました。
9月下旬とは思えない、強い日差しのもと、中央公園で根曳衆の「やーはー!」の掛け声のみで船廻しを2セット行いました。
船廻しの状態そのものは良好で、これなら、本番でも豪快に船廻しすることができるでしょう。
しかし、囃子の無い状態での船廻しは非常に奇妙な雰囲気で、たまたま中央公園で見物していた人も「???」と不思議な感じがしていたのではないでしょうか?
(ある意味、貴重な体験をされ、ラッキーな方だったかもしれませんね。)
囃子なくして龍船は廻せない、今日一日を通じて、改めて囃子の重要さを再認識させられました。
明日からは龍船は再び、メンテナンスに入り、今度は塗装・装飾の部分で化粧直しすることになります。