コロナ禍の影響で本邦初の県外移動制限がかかる。GWなのに県外に出れないから、ラジコンサーキットにも行けない。
そんな中、屋根修理の見積もりの話が出るが、太陽光パネルの脱着と火災保険の絡みがあるので話は先延ばしになる。
天候は安定していたが、コロナ禍の影響で世の中が停滞していて思うように進まない。
五月も半ばを過ぎて、内科と耳鼻科の診察を受けることになる。
先月から薄々、感じていたのだが
どうも、耳鼻科での会話を探っているフシがある。
俺が病院から出たあと、電話されていたらしく、ある策に打って出ることにした。
病院にいく前日、会社の総務が一言。
明日やねぇ〜。ドキドキするね。
って来たから、いや、別にドキドキしないよ。
って返してやった。
俺的には、先生には上半身見せてる訳だし
話せるから、ドキドキって程でもない。
先生も初診のとき、ドキドキしたであろうから、慣れてるものである。

診察当日は放射線撮るのと内科のあとだから、ゆっくり診察を受ける。
この日の先生の様子は普通で、特に洒落てはいなかったが
愛らしい黒縁メガネは健在である。

診察が終わって
コロナの話題を振ってみた。
ああいう店に精神科の医師が行くなんて、
どうなのかねぇ。
黒革の手帖の武井咲みたいなのが、居ると
思ってるんだろうかねぇ?
この時期にマズイよね。
ん〜 っ。
やっぱり精神科医師の意思が弱かったんだろうね。(ギャグのつもり)滑ったかなぁ。

先生みたいに石のように硬い意思じゃないとね。(2発目、発射!)
(医師と意思、石と意思を掛けてみました)

流石にリアクションに戸惑ったのか、メガネ越しに笑みを浮かべてくれた。
すかさず、先生は強いねぇ。
ワタシだって行きたいわよぉ。
今年初の満面の笑顔を見ることができた。
んじゃあ。ありがと仕事行くわ。
診察室を出る。
その日は先生の笑顔と病院に漂うプラスの気を120%チャージして会社に戻る。
絶好調である。
会社に戻ってから、総務と顔をあわせる。
次の瞬間、なんとなく吹き出してる感じだった。
あっ、やっぱり話漏れてるわ。打った策は成功である。
さてと、どうするかねぇ…。
しばらくは様子をみることにした。
来月は内科の放射線画像の結果が出るのだが、手術の話も出てたからしばらくは
不安な日々を過ごすことになる。