ご存知、私達はオーストラリアのど田舎で生活しています。
良くオーストラリアの田舎で暮らしてますってブログ見るけど、本当に?という感じ。
どのくらい田舎というと、
水道がないので、川から水を引っ張ってくるくらい。
郵便屋さんが配達してくれないくらい。
だからね、あずさの学校も99%が白人なわけです。
黒人が2人
ケニアからで、私の行ってる歯医者さんの息子ちゃん達。
で、ハーフだけど、アジアが入ってるあずさだけ。
だから、オーストラリアは、マルチカルチャーと言いながら、全然マルチカルチャーじゃないんです。
もちろん、隣町に行けば、そこそこ生活には困らないですし、アジア人もいます。
でもね、田舎の田舎だと、そういった教養がないというか。
教養のあるご両親やインターナショナルな方は、私に話しかけて来るけど、ローカルだけで生きていて、海外には行ったことないなんて人も多いので、そういう人には、私になかなか話しかけて来ない。
そういう中で育つ子供達は、その家族は
この小さな村が世界の中心
と思っている。
マジョリティーが普通という考え。
ある日、あずさが学校の帰りの車の中。
ママ、今日は良いことがあったんだ。というので聞いていると
最近、あずさのクラスメイトのルーシーとスカーレットが
あずさのお弁当を
あずさがPoop💩みたいなの食べてる。
といったらしい。
その日は、冷やしたぬきうどん。
まぁ、それをお弁当に持っていくのも、珍しいけどね。
そしたら、あずさは
お前の食ってるベジマイトの方がPoop💩だろうが。
と言ったらしい。
悲しくて泣いちゃうかわい子ちゃんじゃなくて、たくましい娘にあっぱれです。
確かにベジマイトの方がPoopみたいだな💩
で、何が良かったの?
あのね、お友達のシャーリーズがね
そういう事言うの最低。
あずさのお弁当は最高だよ。
って言ってくれたの。
私の為に、立ち上がってくれたの。
だから、今日はハッピーなの。
あっぱれ。
Poopみたいな食べ物食べてるってことより
素敵な友達がいること。
私だったら、Poop食べてるって言われた事ばかり考えてしまう。
人にはフィルターがあると思っていて
同じ出来事でも、人それぞれのフィルターを通すと、ストーリーが変わってきちゃう。
あずさのフィルター、最高。
娘に学ばせてもらってる。
毎日、小さな選択をして、小さな出来事があって、ご飯食べたり、働いたり。
日常なんだけど、最強のフィルター通して生きられたら、人生はとんでもなくハッピーになれるよね。