◆就活と 「インターンシップの理念」 | 就活塾 転職塾 (Mr.人事部長)

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先日、BSチャンネルで午後8時から放映される報道番組を観ました。


その番組は、時事問題の深層に切り込むため、スタジオに呼んだ政治家や財界人らの当事者からその思いを語ってもらう番組です。


その夜は、「学生の就職問題」について、政治家や経営者・教育者が意見を述べていました。


私が愕然としたのは、ゲストの誰一人として「日本のインターンシップ」の本来の理念を知らないことです。


ある会社の経営者さんは、自社が行う問題解決能力発掘インターンシップ」を自画自賛していました。


インターンシップで優秀な成績を収めた学生には最長5年間いつでもその会社に入社可能な「入社パス」が付与されるとのことです。


同席した政治家と大学教授はそれを「素晴らしい試み」と称賛していましたが、私は大変な違和感を覚えました。


どう考えても、「インターンシップ」ではなく、単なる「入社試験」だからです。


以前もご紹介しましたが、そもそも、「日本のインターンシップ」1990年代に当時の文部省・通産省・労働省の3省が「産業界のニーズに応える人材育成」を目標に、企業への呼びかけを行ったのが始まりです。


従って、本来「インターンシップ」は、企業が自社のためだけに行うものではなく、産業界全体の発展のために、手間やコストを覚悟のうえで行うCSR(企業の社会的責任)活動でなければならないのです。


本来の趣旨が無視され、単なる一企業の採用試験として「インターンシップ」が利用されるのは、「インターンシップ」の理念を損ねものであり残念です。


番組進行のTV局スタッフから疑問の念がいくつか呈されていたのが救いですが、参加していた政府の「新卒者雇用・特命チーム」のサブリーダーを務める民主党議員は、「インターンシップ」の理念をまったくご存じないようでした。


「日本のインターンシップ」の理念は10年も前につくられたものであり、時代にそぐわないところもあるでしょう。


しかし、変える必要があるならば、もう一度「政・産・官・学」がきちんと議論し、インターンシップについての新しい定義を行っていただきたいと考えます。


最近のインターンシップは、各企業の勝手な解釈により実施され、インターンシップの主役である就活生さんが大変混乱しているというのが実情です。




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