ｸﾞﾙｰﾌﾟJYJﾒﾝﾊﾞｰ､ｼﾞｪｼﾞｭﾝがﾃﾞﾋﾞｭｰ10年目で発表した初のｿﾛｱﾙﾊﾞﾑ『I』｡これと共に準備されたﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞとｺﾝｻｰﾄを結合させた新しい形式の初単独公演『Your, My and Mine』が披露された｡ﾁｹｯﾄｵｰﾌﾟﾝと同時に最長時間ｻｰﾊﾞｰﾀﾞｳﾝと､最多海外IP同時接続など目を見張る記録で話題を集めたのが､まさにこの公演だ｡
26日京畿道(ｷｮﾝｷﾞﾄﾞ)一山(ｼﾞｭﾝのﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞ&ｺﾝｻｰﾄ『Your, My and Mine』は8,000名の観客たちを動員し､1部ﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞ『Your』2部ﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞ『My』そして3部ﾐﾆｺﾝｻｰﾄ『Mine』で240分間行われた｡ｼﾞｪｼﾞｭﾝはｽﾃｰｼﾞでﾀﾞﾝｽと歌はもちろん､演技と料理､ものまねとﾄｰｸなどで様々な姿を1本の長いﾊﾟﾉﾗﾏのように繰り広げた｡
ﾊﾞﾗｴﾃｨ･演技･歌...全てをぶちまける!『ｷﾑ･ｼﾞｪｼﾞｭﾝｷﾞﾌﾄｾｯﾄ』
ﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞとﾐﾆｺﾝｻｰﾄを結合させた新しいｺﾝｾﾌﾟﾄを予告していただけに､この日の『Your, My and Mine』に参加した観客たちの大部分は多様なｺｰﾅｰへの期待が大きかった｡ｼﾞｪｼﾞｭﾝはこういったﾌｧﾝたちの期待を裏切らず､自身の力以上の事を『Your, My and Mine』に注ぎこみ､多くのﾌｧﾝたちを満足させた｡
1部と2部にかけて続いたﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞのMCを務めたﾀﾚﾝﾄBOOM(ﾌﾞｰﾑ)は神業(?)に近いｱﾄﾞﾘﾌﾞで終始笑わせ､雰囲気をｱｯﾌﾟさせた｡初の単独公演にわくわくするｼﾞｪｼﾞｭﾝもやはり期待以上のﾄｰｸとｾﾝｽを発揮した｡自ら｢自分を捨てた｣と告白し､ｼﾞｪｼﾞｭﾝは壊れることも躊躇せず､様々なｺｰﾅｰでﾊﾞﾗｴﾃｨのｾﾝｽ､演技､歌を全て見せてくれた｡
ﾌｧﾝの手を取りﾄﾞﾗﾏ『ﾊﾟﾘの恋人』のﾊﾟｸ･ｼﾆｬﾝの名台詞を演じてみたり､以前ﾃﾞﾋﾞｭｰﾌﾟﾛﾌｨｰﾙに記載されていた特技欄について触れ､ﾁｮ･ｿﾝﾓとY2Kのものまねに挑戦したりした｡また彼だけの美声とﾊｽｷｰﾎﾞｲｽを行き来するﾛｯｸ､ﾊﾞﾗｰﾄﾞ､ﾀﾞﾝｽなど様々なｼﾞｬﾝﾙの歌をひとつのｽﾃｰｼﾞでこなした｡
これがまさにﾌｧﾝｻｰﾋﾞｽだ『惜しみなく与えるｼﾞｪｼﾞｭﾝの木』
ｼﾞｪｼﾞｭﾝは『Your, My and Mine』を通じてﾌｧﾝたちにたくさんの事をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄした｡1部ﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞｺｰﾅｰ『ｼﾞｪｼﾞｭﾝとｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾍﾞﾙ』で選ばれた最後の1人にｼﾞｪｼﾞｭﾝが直接購入したﾏﾌﾗｰを自らかけてあげたり､『ｼﾞｪｼﾞｭﾝに勝て』ではｼﾞｬﾝｹﾝに勝った最後の3人に直接選んだﾌﾞﾛｰﾁをつけてあげる優しい姿を見せた｡観客席のﾌｧﾝたちは羨ましさでため息をついたが...
JYJﾒﾝﾊﾞｰのｼﾞｭﾝｽに会いたがる観客たちのためにｽﾃｰｼﾞ上でｻﾌﾟﾗｲｽﾞ動画通話を繋ぎ､ﾃﾚﾋﾞを見るのに夢中になっていた無防備な姿のｼﾞｭﾝｽを公開し､大歓声となった｡また『ｼﾞｪｼﾞｭﾝは料理王』ｺｰﾅｰではｼﾞｪｼﾞｭﾝが好きな料理ﾗﾎﾟｯｷをｽﾃｰｼﾞの上で作り､ﾗﾝﾀﾞﾑで
選ばれた観客3名に自ら食べさせてあげるｲﾍﾞﾝﾄも登場した｡
ﾌｧﾝたちのﾘｸｴｽﾄにはその場ですぐに応えてあげた｡『君のために』ｽﾃｰｼﾞの直後『告解』を練習していると話すとﾌｧﾝたちが｢見せて～～｣と連呼し､その場で『告解』のｻﾋﾞ部分をｱｶﾍﾟﾗで披露した｡それもすごく上手に｡また一度もやったことがないという『1+1は可愛い』をﾌｧﾝたちの叫びに応えて初ﾄﾗｲした｡
ﾛｯｶｰ変身大成功...ﾛｯｸ精神充満『首に血管がﾊﾟｯと』
やはりﾊｲﾗｲﾄはｼﾞｪｼﾞｭﾝのﾗｲﾌﾞを聞ける3部ﾐﾆｺﾝｻｰﾄ『Mine』だった｡ｱﾝｺｰﾙ曲を含め全10曲のｽﾃｰｼﾞを繰り広げたこの日の公演は､ｼﾞｪｼﾞｭﾝのｿﾛ初ﾐﾆｱﾙﾊﾞﾑ『I』収録曲を始め､他ｱｰﾃｨｽﾄのﾋｯﾄ曲のｶﾊﾞｰで調和を見せた｡
正統ﾛｯｸを標榜する自身のｿﾛﾐﾆｱﾙﾊﾞﾑ収録曲を含め､ｲﾑ･ｼﾞｪﾎﾞﾑ『君のために』､ﾛｯｸﾊﾞｰｼﾞｮﾝにｱﾚﾝｼﾞしたｷﾑ･ｸﾞｧﾝｿｸ『愛していたけど』などを熱唱するｼﾞｪｼﾞｭﾝは上気した首に血管まで見せﾛｯｸ精神を発散した｡特にｱﾝｺｰﾙｽﾃｰｼﾞで披露したﾐﾆｱﾙﾊﾞﾑﾀｲﾄﾙ曲『Mine』は､ﾐｭｰｼﾞｯｸﾋﾞﾃﾞｵで着ていたﾚｻﾞｰの衣装に彼だけのﾊｽｷｰな高音の魅力的な声で熱い歓声を引き出した｡
ｼﾞｪｼﾞｭﾝは｢欲がたくさんあった公演だ｡韓国で初めて1人でｽﾃｰｼﾞに立ち､初めてやった単独ｺﾝｻｰﾄだ｡この公演を出来るようにしてくれた多くの方たちと､長い間応援してくれたﾌｧﾝたちに感謝の気持ちを伝えたい｣と感想を述べた｡ｱｲﾄﾞﾙ出身としてはなかなか難しかった選択､ﾛｯｶｰへの変身を試み､ｿﾛ単独ｺﾝｻｰﾄで今まさにその一歩を踏み出したｼﾞｪｼﾞｭﾝの次の歩みが期待される｡
写真提供=C-JeSｴﾝﾀｰﾃｲﾝﾒﾝﾄ
◇『Your, My and Mine』を一言で...
『ｼﾞｪｼﾞｭﾝの全ての事､ﾊｲｸｵﾘﾃｨｼﾞｪｼﾞｭﾝ印ｷﾞﾌﾄｾｯﾄ』
◇勝手に別評
『ｸｲｽﾞに当たった』『ｼﾞｬﾝｹﾝに勝った』でｽﾃｰｼﾞに上がりた欲求 ★★★☆
『ｼﾞｪｼﾞｭﾝﾎﾘｯｸ』になるｼﾞｪｼﾞｭﾝのVCR映像をｺﾚｸｼｮﾝしたい欲求 ★★★★
(ｼﾞｪｼﾞｭﾝの言葉通り)車が無くなったからすぐにｼﾞｭﾝｽの家に...行きたい欲求 ★★★★☆