昨晩は日記を書いてテントを用意し、さて寝るかと言うときにライダーさんが一名同じ道の駅へ。
その方は日本一周しているらしく、この後沖縄の方に向けて進まれるとのこと。
長崎のみかんを分けて貰いながら20時過ぎまで会話をし、就寝。


朝5時猛烈な北風がテントをたなびかせる音によって起床。
これから南下するので、この風は追い風になるのでよかったが、これが向かい風になると考えたらぞっとするほどです。


昨日のライダーさんの話しによると、天草をぐるっと回ると300Km近くなってしまうとのこと。
なので、天草は軽く観光してフェリーで抜ける算段にしました。
6時に出発するものの、まだまだ、外はまっくら。
天草には朝早くから釣り人らしき人たちの車でごった返しているため、慎重に進むことに。
松島あたりにある天草五橋あたりにくるとようやく日が昇り始め、天草を朝日で染め始めました。
天草松島は正直思ったほどではなかったので、チラッと見た後に八代行きのフェリーに乗り込みました。


八代に着くと太陽はサンサンと輝き、夏かと思うほどの日差しです。
再び3号線へ乗り、鹿児島に向けて出発。

水俣市に向かう途中に三太郎峠なる、なんとも自転車乗りにはうれしくない名前の峠があります。
北から赤松太郎峠、佐敷太郎峠、津奈木太郎峠、三つで三太郎峠です、ふざけてます。
しかし、鹿児島に行くためには越えないといけないため、せっせと一太郎、二太郎、三太郎と見事完走。


水俣市を過ぎると、いよいよ鹿児島県(31都道府県目)に突入です。


まづは出水市に入ります。
ここにはツルが渡来する地とし有名らしく、10月も終わりなので、もしかしたらという思いで渡来する場所へ行ってみることに。
到着してみると、ツルがいました!
ただし、両手で数えられる程度ですが。。
そこにいたおじちゃんに聞いてみると、多いときで1万羽以上のツルが来るとのこと。
でも、何万羽ものツルが来たらうるさくて仕方ないだろうなぁ。


グイグイ南下して、本日の寝床探しです。
今日は海の側で寝たいと考えていました。
なぜなら、夕日が海に落ちていくのが見られるのも今日が最後かもしれないからです。
ということで、道の駅『あくね』に到着。
テントは張れそうにないけど、今日はそんなに寒くならなさそうだし、みかんの形をした東屋のベンチで寝ることにします。


明日は、鹿児島市内に入るみこみです。
では。


※電波状態が悪いので画像アップできません。。


本日の感謝:
小さいながらも甘いみかんを分けてくれた道の駅のおばちゃん、旅の話しに盛り上がったライダーさん、ツルの飛来地にて声援をくれた多くの皆様


走行距離 137.6km
累積距離 7484.9km
出費 1941円
累積出費 105897円