■澄家(換気システム) その2【写真】
こんばんは。桜島です。
現在、マイホームは外構工事のまっただ中です。
以前、記事に書きましたが(澄家採用理由)
私は換気システムに第1種熱交換型換気システムの“澄家(マーベックス社)”を導入しています。
(MBCハウスでは「澄麗」の名称)
澄家のリモコンです。(まだエアコンは使っていない)
外気温はほぼ正確だが、冬であれば室内温度は体感温度より低めに表示されると思われます。
(外気温の温度センサーは室外フィルター近くの場所、室内温度センサーはチャンバーを経由した先の本体の近くにあるため)
マーベックス社の換気システムを導入し、無駄な隙間を最小限にする事(高気密)は計画的に換気させるためにも、ヒトの健康を考慮しても重要ですが、設置する上で1つ大切な事があります。
室内給気口の配置です。
↓室内給気口です。
数カ所設置してあり、ここから新鮮な空気が出てきます。
手をかざすと空気の流れを感じます。
室内給気口の位置は設計段階で『ダクト計画図』がマーベックス社より送られてきます。
それは、提案であるため、やはり確認作業が必要となります。
澄家を採用する時点で『基礎断熱工法』となります。
基礎断熱工法においては結露からくるカビ・腐朽が最大の問題となります。
一般的な床断熱では床下は“室外”となりますが基礎断熱では床下も“室内空間”となります。
室内空間となることで建物の耐久性(長持ち)は格段に上がります。
基礎断熱の結露・腐朽菌を防ぐには建物を高気密化し、床下の空気を流動させることが必須となります。(湿気を滞留させない)
その時、注意すべきは
空気の流れは原則として直線的に(最短距離で)進むということです。
フィルターを介して湿度と熱を調節した綺麗な空気が、澄家本体より放出されます。
放出された綺麗な空気は、室内給気口に向かって最短距離で流動するため基礎内の空気が滞留してしまう場所がないか、そのことをよく確認する必要があります。
私の場合も、ダクト計画図の提案では基礎内の空気が滞る所が見受けられたため、まず室内給気口の場所を決めて、基礎内の空気が滞留しないようにしました。
(マーベックス社ホームページより引用)
綺麗な空気が給気口から部屋に入ると、室内排気口へと流動していきます。
↓室内排気口です。室内の汚れた空気がダクトを通じて外に排出されます。
手をかざすと、空気が吸い込まれていることを感じます。
アレルゲン吸着・悪臭分解フィルターが標準採用されています。
フィルターは洗って再利用できます。
(新築の場合、基礎コンクリートの水分が1~2年は多めに放出されるため弱ではなく中運転以上は必要だと思います。)
次回、私のこだわった気密測定【完成時】の結果をお伝えします。
サーモグラフィも使います。
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