台本が、最後のページまであがって次の日
作・演出のこなっちゃんが稽古場に入って来るのをみんなで隠れて待ち伏せして
ハッピーバースデーの歌を歌いました
♪ハッピーバースデー ディ~ア ダ~イホ~ン(台本)

素敵な台本をもらいました

がんばります

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

休憩時間に窓からの景色を眺めながら
まだちゃんと覚えられてない台詞をぶつぶつ言いながら
不意に思います
不思議だなぁと

この稽古場にいる
この人とも
この人とも
少し前まで他人同士だった

それが今では
(本当は家族ではないけれど)
家族みたいに呼びあって

☆☆☆☆☆☆☆☆


まだ本番が始まってもいないお芝居の
まだ稽古中、にも関わらず

僕の時間はだいぶおかしくなっていて
このお芝居の終わりのことを、考えたりしています
窓の外の工事現場の景色を眺めながら
青い空をバックに 大きいクレーンが、何かを引っ張りあげていくのを見ながら


きっといつか
忘れてしまっても

さよならまたね、といっておわかれしていく仲間(もう勝手にそう呼びます)
またそれぞれの場所へバラバラになっていっても
今こんなに必死こいて覚えようとしている台詞すら いつか忘れてしまっても

忘れてしまっても
忘れません
僕の頼りない記憶力のことは、仕方ない
そいつが忘れてしまっても
覚えていなくても

覚えています。
僕は堂々と嘘をつきます
僕は絶対に忘れません
僕は、覚えています
僕が忘れてしまっても
みんなが忘れてしまっても

今、僕は、ずっと忘れないと思っています
たとえいつか忘れてしまっても


僕は今ずっと忘れないと思っています。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

出演舞台のお知らせです。
お時間ありましたら、ぜひに
お待ちしています

こちらからも予約できます
 https://www.quartet-online.net/ticket/grandpa?m=0daedhf ;


青☆組
『グランパと赤い塔』
作・演出 吉田小夏
2017年11月18日(土)-27日(月)
@吉祥寺シアター

夕陽が照らす帰り道。立ち昇る夕餉の支度の湯気が、そっと夜空を連れてくる。
白黒テレビに映るしゃぼん玉、ラジオから流れでる甘いタンゴ。
銭湯帰りに見上げる月を、ライカ犬を乗せた宇宙船スプートニクが横切ってゆく。
この高台の町の片隅に、戦前から続く工業所を営む一家が暮らしていた。

東京に、大きな空のあったころ。祖母から聞いた話と、祖父から聞けなかった話。その光と影を紡いで結ぶものがたり。
作者が自身の先祖をモチーフに創作する新作は、戦後を生きた市井の人びとを瑞々しく描く群像劇。

【出演】
福寿奈央   
藤川修二  
大西玲子  
土屋杏文  
有吉宣人  - 以上、青☆組
小瀧万梨子(青年団・うさぎストライプ)  
田村 元 
代田正彦(★☆北区AKT STAGE)  
今泉 舞  
石田迪子  
竜史(20歳の国)  
佐藤 滋(青年団)  
細身慎之介(CAVA)  
吉澤宙彦(演劇集団 円)

【公演日程】
11月18日(土) 19:30♪
11月19日(日) 14:00♪/18:00♪★
11月20日(月) 19:00
11月21日(火) 貸切公演
11月22日(水) 19:30
11月23日(祝) 14:00/18:00★
11月24日(金) 休演日
11月25日(土) 14:00/18:00
11月26日(日) 14:00/18:00
11月27日(月) 15:00
○ 開場は開演の30分前、受付開始は開演の45分前です。
○ ♪の回は、前半割引対象公演です。
○ ★の回は、終演後に吉田小夏とゲストによるアフタートークを行います。

【チケット】
〔一般〕 前売:4,000円 当日:4,300円
〔前半割〕 前売:3,800円 当日:4,000円
〔学生〕 前売・当日:3,500円 (要学生証)

【会場】
吉祥寺シアター (JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅北口 徒歩5分)
http://www.musashino-culture.or.jp/print/print_theatre.html

【公式サイト】
www.aogumi.org