ご無沙汰しております。
「占い師ってどういうイメージ?」
と知り合いに聞いた時に
怖い感じ
暗く怪しい感じ
見透かされているような上からの感じ
違う世界の人って感じ
胡散臭い感じ
世捨て人
……まぁまぁ、出てくる出てくる(笑)
それも、マイナスなイメージばかり💦
先日も、学生の子が進路についてご相談にいらしたのですが、その後、「急にすっきりした顔で学校に行ったらみんなが驚いて。占いで見てもらったって言ったら、全員が『騙されてる』って心配したんですよ」って。
確かに、私も友達がそう言ってきたら「大事なことなんだから、占いなんかに頼らないで自分で決めなよ」って言います。(占い師なのに。笑)
ではなぜ、私は占い師をしているか。
「進路をどっちにしようか悩んで悩んで、苦しいんです」
その子はそう言ってきました。
でも、手や顔を観たら、進路に悩んでいるというより、親御さんのことで悩んでいるご様子でした。
頭では進路に悩んでいると思い込んでいるのですが、本当はご両親の過干渉的な期待と束縛に苦しんでいたのです。
私はそのことをお伝えしただけで、「こっちが良いですよ」などと進路の選択を選んではいません。どちらかというと、その二択しかないと思い込んでいるその子に「それだけではないかもしれませんよ」という他の選択をイメージしていただくことで、狭まっていた視野を(選択幅を)広げた感じでした。
人は、悩みにはまり込むと、自分の思い込みも手伝って、視野がとても狭くなってしまいます。イメージするとしたら、俯いて自分の足元ばかり見ている感じ。ほんのちょっと。本当にちょっとだけ視線をそこから逸らすことができれば。周りの景色やその先に広がるキラキラした景色に気付くことができるのに。
そのお手伝いができたら。
それが、私の強い想いです。
その子も、「こんな感じで、進路について最終的に決めたのは自分であることを言ったら、みんな安心してくれました」と、笑って言ってました。
逆に、「私も観てもらいたい」って言ってくれているそうです。
確かに、胡散臭い占い師の方もいます。
でも、それは、どの業種でも一緒で、小売業でも、営業でも、サービスでも。胡散臭いやり方をしている方はいらっしゃいます。
つまり、結局は「人となり」ですね。
そうでなくても、人によって「合う、合わない」が出てくるものですから。
その「人」を選ぶのは、皆さまなのです。