今週は不穏な空気感の洋画紹介特集週間。
2日目はノルウェー映画。
「シック・オブ・マイセルフ」 クリストファー・ボルグリ監督
カンヌ国際映画祭(ある視点)で話題だった映画です。
さてどうでしょうか?
主人公は漠然と20代を過ごしてきた女性。
長年付き合ってきた恋人と同棲しているのですが、アーティストとして脚光を浴び始め、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られだします。
何者にもなれない主人公は嘘や誇張を重ね、何とか彼氏の興味や友人の気持ちを繋ぎとめてきました。
しかし段々それも薄れてきて、遂に人に注目されるために違法薬物に手を出すします。
薬の副作用で入院することとなり、再び皆の関心を勝ち取る主人公。
その欲望はますますエスカレートして自分を見うちなっていきます。
果たしてその結末は?
という物語。
コメディーか?と思う展開。
怖いというより飽きれる展開。
でも現代人の持つ承認欲求という魔物を見事に映画化した作品だと思います。
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