「島」 



四方を水に囲まれた陸地 オーストラリア大陸よりも面積の小さいもの… 




「島」 


地理的条件から外部の影響を受けづらく 独自の文化、慣習が色濃く残る地



「島」


それが小さければ小さいほどに人々は海と密接な関係を保ち 水と風と家族と共に暮らす



「島」 

それはときに楽園の代名詞となり

人は憧れを込めて 遙か彼方の島を想い また懐郷の念と共に遠いその島に 目を細める







さぁ 今 島へ…












なんだかJALパックのコピーみたいになっちゃいましたね




ふうーん。。。

オーストラリア大陸よりも小さいものが「島」って定義になるんですね



つまり小さければ小さいほどに「島」って その特徴が顕著になってくるわけですね



ならばここは 小島の中の小島 King of 小島 スペカン島



周囲はたったの3km 

珊瑚礁とマングローブに囲まれた この島には漂海民バジョー族(バジャウ族) 航海民ブギス マンダール人合わせて約2000人以上の人々が住んでいます 


それってすごい人口密度ですよね 


過疎化とはまるで縁のない この賑やかな島  


トウル君もただ仕事をさぼってばかりいるわけではない! 

とばかりにこの島の景色と人々の暮らしを写真に収めてきてくれました



 
海洋冒険家見習いの航海日誌



海洋冒険家見習いの航海日誌

家はすべて竹で編まれた高床式住居 砂の上に杭を打って建てられています
これは雨期の雨水や ネズミから食べ物を守るためですけど こうすると風通しがとても良くなって日中暑いこの島のでも快適に暮らしていけるんです


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とにかくこの島には子供が 多い 多い! 

人口2000人のうち半分は子供ってなくらいの割合です それもそのはず

どのこの家も兄弟は4人5人が当たり前 みんな20才で結婚して子供作るんで50才では孫が10以上いる立派なお爺ちゃんになるんです



子供は皆カメラを向けると大喜び 


海洋冒険家見習いの航海日誌



トウルカメラマンは一躍島の人気者です 


トウル君が歩くと子供達が 

「フォトー!フォトー!」 言いながらくっついてくるように 


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「フォト! 撮って フォト 撮って!」 集まってくるのに 

カメラを向けると 


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「わぁーーー! 逃げろーーー!フォトだーーー!」  


オバケみたいな扱いですね… 



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「2010ワールドカップ FIFAオフィシャルスポンサー の高床式住居」 



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「 なんの騒ぎだい! あれま!? そりゃフォトグラフじゃないかい? どれ一つ私を撮っておくれよ♪」 




この島での 男の仕事は漁師か大工か船乗りか 

女の人の仕事は家事と商売 女の人は大人になると海に入っちゃいけないんですって


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採れた魚で値が張るものは バリ島やジャワ島の消費地に運ばれて 
イカや小魚は自分達の食料です 

潜り漁で生きたまま魚を捕って それを中国や台湾にLifefishとして輸出したりもしているようです 

養分の高いこの周辺の海では真珠の養殖も盛んで ここで採れる真珠は高級品です



シージプシーと呼ばれるこの島の島民は 

結婚をして一人前の男になると船乗りや漁師としてインドネシア各地の海へ出て行って働き 貴重な現金を家族に届けます 


40才を過ぎたら また島に戻り 島で漁師をしながら 家族と共にゆっくり暮らす


そして時々 自分が今までにどんなに遠い海まで航海したことがあるかを 子供や孫に語って聞かせる 


こんな生き方がこの島の理想の人生なのだそうです 




その昔 陸地での権力争いに追われ 海へと流れたシージプシー達は

まだ国境のない海の小島という小島に何百年という月日をかけて 自分達の楽園を作りました



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その島は今も変わらず 彼らの楽園です



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周囲3kmの小島

マジャパヒト号の母港 スペカン島の星空はまるで洋上の星空のような

美しさです。