3月22日 土曜日に参加した
JR東日本 駅からハイキング
水戸の歴史景観巡り!梅とお酒と下町探訪
の続きです
鳥居をくぐると石段が続いていました
途中に見えてきた大木は、ケヤキで、樹齢は、300年近くあるかと思われます
そっと手を触れてみると、温かく、とても、パワーを感じる樹木でした
ここから水戸市内の町内を見渡すことができました
左側には、朝日三角山遺跡がありました
古くから、日本武尊御遺蹟とされ、神聖な場所として伝えられています
境内を進んでいくと門が見えてきました
日本武尊を御祭神とする神社で、
創建は、顕宗天皇(485)~仁賢天皇(498)の時代と推測されます
全国の日本武尊を祀る神社では、最も古く、鎌倉時代には、常陸第三宮として
大きな勢力でした
先ほどの石段を、そのまま下っていきます
しばらく歩いていくと、水路に突き当たりました
水戸藩初代藩主 徳川頼房公の時代、
慶長15年(1610)に、灌漑用水と桜川や千波湖の洪水防止のために、
伊奈備前守忠次に命じて築かれた用水です
備前堀の名は、この人物の名から、つけられています
伊奈備前守忠次は、
三河国幡豆郡(現在の愛知県西尾市)にある小島城主の伊奈忠家の嫡男として生まれ
この橋は、伊奈橋といいます
こちらも、伊奈備前守忠次から付けられた橋の名前です
遠く愛知県を感じさせる名前でもあります
橋を渡って、そのまま、まっすぐ歩いていくと信号交差点が見えてきました
やがて前方に立派な鉄橋が見えてきました
橋の接続部にわずかですが、単線の軌道敷が残っています
水浜電車とは、
茨城交通水浜線(すいひんせん)で、水戸市と那珂湊市(現在のひたちなか市)を
結んでいた路面電車です
大正時代に開業し、当初は海水浴シーズンをはじめとして順調な経営状態でしたが
次第に自動車交通の発達により衰退、昭和41年(1966)に廃止となりました
さらに進んで、この先を右に曲がっていきました
曲った先には、踏切が見えています
この踏切は、JR常磐線と、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(左の線路)が通っていました
その線路に沿って、西方向に歩いていきます
この道は、柵町城東通り
やがて、右側に見えてきたのは、笹沼五郎商店です
笹沼五郎商店は、
明治22年(1889)創業の納豆製造所で、天狗納豆として広く知られています
天狗納豆の由来です
くわしくは、こちらをクリック
この踏切は、JR水郡線の踏切で、
大きくカーブをした先には、水戸駅のホームが見えていました
踏切を渡ると、周囲には高いビルが林立しています
その先に何かあるようです
近くに、水戸光圀(水戸黄門)の生誕地があり、銅像が立っていました
右に曲がって行ってみましょう
ここが義公生誕の地(水戸黄門神社)です
嘉永5年(1628)、家臣三木仁兵衛之次の屋敷で゜生まれ、四歳の時まで身分を隠し
約10km 約4時間50分歩きました
さて予定した列車の発車まで、まだ時間があります
もう少し、水戸市内を散策しましょう