来年から司法試験が新試験に切り替わるため、
司法試験受験生で公務員試験に乗り換える人が、
今年、来年あたり、ピークを迎えるでしょう。
とくに裁判所事務官試験はもっとも乗り換えやすい試験ですから、
難化は当然予想されます。
裁判所事務官を純粋に志望している人は煽りを食らいますが、
萎縮する必要はありません。
なぜかというと、これまで乗り換え組を多く見てきましたが、
まず教養が全然できないため、足切りされてしまう人も当然います。
また、事務官試験は(国税もそうですが)面接が特に厳しく、
乗り換え組ほどいじめられる傾向にあるようです。
裁判所だって、まさか事務官すべてが司法落ち組で占められるのを良いとは思わないはず。
その意味で、自ずとバランスある採用をするはずです。
ただし、来年目指している人は、
当然、民法はじめ法律科目には十分力を入れてください。