後半戦に向けて

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地方上級が終わり、公務員試験も折り返し地点です。

そろそろ息切れして民間就活に切り替えようかな、という人が出てくる時期です。
あるいは、なんとなく惰性で過ごしている人もいるでしょう。

そんな人たちを尻目に、もう一度力を振り絞って巻き返しを図るなら今です。
後半戦、ここからの巻き返しでチャンスをつかむ人が毎年大勢います。

たとえば、専門科目の点をのばせずに前半戦が不調だった人は、
後半戦は思い切って教養科目絞るのもひとつの戦略です。
専門のある千葉の市役所をやめて、近隣の埼玉の市役所を受けて下さい。
合同説明会が7月7日にあります。
行くだけ行ってみましょう。

→ 埼玉県市町村合同説明会

また、国立大学法人のエントリーも今日から開始しました。
エントリーだけでもしておきましょう。

→ 国立大学法人採用試験案内

教養科目だけなら、かりに民間も受けるとしても、併願の妨げにはならないはず。

チャレンジしましょう!
必ず道は開けます!
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特別区経験者採用試験の応募が始まりました。
インターネットでの出願締め切りは7月22日(金)です。

民間企業や役所等にお勤めの方で、特別区職員への転職を希望する方は、
ぜひ一度、要項を見てみましょう。→こちら

この試験は現役生の受ける特別区Ⅰ類試験と異なり、
受験科目に専門科目がなく、かつ、教養試験の足切りラインが3~4割程度と、
学力考査の面ではとても受かりやすい試験になっています。

そのため、現役時に第1志望の特別区に落ちて、市役所に就職した人が、
3年勤めて「やはり特別区に」とリベンジして受かる人も毎年います。
最近は国家公務員からの転職者も多くなっています。

この試験では、論文と面接は現役生の試験よりも難しく、厳しいです。
ですから、9月4日の試験に向け、論文対策には相当力を入れなければなりません。

喜治塾では、現在、特別区経験者採用試験対策講座6月生を募集中です。
こちら

この講座の中では、7月22日までに提出する職務経歴書の書き方の説明と、
個別添削指導も含まれています。

職務経歴書は、面接の入り口としてとても重要なものです。
これを提出するところから面接試験は始まっていると考え、
じっくりと練り上げてから出しましょう。






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喜治塾恒例の
「特別区フィールドワーク&政策形成ワークショップ、および喜治塾OBの現職の方との交流会」
を7月23日(土)に実施します。
昨年は約70名が参加しました。

この企画は、現役受験生及び経験者受験生に行政職員としての当事者意識を持って町歩きをしてもらい、
それぞれの視点で発見したことをもとに話し合いをして、政策形成のシミュレーションをしようというものです。
ポイントは、経験者採用の受験生と現役の学生をまじえて実施することです。
社会人と学生が混ざり合い、他者の視点を参考にできる点で、大変良い刺激になります。
とくに社会人の方たちは学生よりも区政に対する鋭い批判的視点をお持ちです。
ワークショップでは多様な意見が聞けて、1人で勉強していたのでは得られないさまざまな気づきがあります。

毎年、このイベントを通じて「区職員になったつもりで考える」ことの意味を悟り、
本番の面接に向け志望動機の再構成や「取り組みたい政策」を考えるのに大いに役だった、
と絶賛されています。

以下に大きな流れを説明します。
午前中のフィールドワークでは、下町の雰囲気が色濃く残る文京区・根津の路地を散策した後、

根津界隈

根津神社を経て千駄木の住宅街にある「くらしのみち」を視察し、

公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐-kurasinomiti


さらに本駒込の歴史ある寺社群を巡りながら六義園に到着します。約3時間の町歩きです。

公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐-rikugien


午後のワークショップでは、午前中に観察したまちの問題点を話し合い、
グループごとにテーマを立てて文京区への政策提案をまとめます。


公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐-wa-kusyoppo


ワークショップには、塾出身のOB、OGの方々がオブザーバーとして参加し、
グループ発表後に講評とアドバイスをしていただきます。
元特別区幹部職員も「区の新人研修に取り入れるべき内容だ」と絶賛しています。

その後の交流会では、OB、OGの方々が各テーブルを回って、特別区での仕事や経験内容、
受験対策などをお話しし、参加者の質問に答えます。
昨年は20名ものOB、OGの方に来ていただきました。


経験者交流会締め


早朝から1日がかりで体と頭を思い切り使うイベントはたいへん充実感があります。
面接試験に向けたモチベーションアップにも大いに役立ちます。
毎年参加者の中から多くの合格者が生まれ、
翌年は現職職員として出席するという良い循環が起きています。
主体的に取り組むことで、他の受験生に大きな差をつけることができるでしょう!

このイベントは今年特別区を受験する喜治塾塾生限定のイベントです。

現在募集中の特別区経験者採用6月生にお申し込みの方も参加できます。
→6月生のご案内はこちら

塾生の方には後日詳細をメールでご案内します。
ぜひふるってご参加下さい!

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前回の続きです。
今週末にⅠBを受ける人に注意して欲しい点を付け加えます。

既にご存じの方も多いでしょうが、今年のⅠAの教養論文で若干気になる傾向変化がありました。
以下の2点です。

1 資料が5点に増えた

2 問題文に「都が実施している施策に言及した上で」が加わった。


1について

これまで資料は通常3点、多くても4点でした。
今回は、グラフが3点、かなり長い新聞記事が2点というのは、明らかに多い印象です。
本番、慌てた受験生が多かったことと思います。

出題者の意図はおそらくこうです。
そもそも資料型問題を出すようになったのは、現場思考力を試すためです。
しかし、この方式もすっかり定着し、受験生も合理的対処方法を確立して慣れてしまった。
私も塾で答案添削をしていて、みなさん要領よくまとめられる人が年々増えています。
本番の答案もドングリの背比べで評価しにくいでしょう。

そこで、ハードルを上げるとすれば、
出題テーマを難しくするか、資料の情報量を増やすか、いずれかです。
ところが、テーマを難しくすると、大半の受験生が対応できずに、
全体のレベルががた落ちしてしまいます。
そこで資料を増やす方を選んだのだと思います。
資料が増えても、「読む・考える・書く」スピードが速い人は対処できます。
深く考えると言うよりも、事務処理能力で決まるような問題になっています。

では、これはⅠBの今年の試験にも及ぶでしょうか。
ⅠAの試験もⅠBと同じ1時間半なので、ⅠBでも資料が増える可能性があります。
ですが、従来からⅠAはⅠBより資料が多い傾向にあったので、
ⅠBが急にⅠA並になることはないと思います。

それでも、事前に心構えをしましょう。
本番で資料が多かったとき、パニックにならないことです。
今回のⅠAの問題も、資料はそんなに複雑なものではありません。
ただ、2~5の資料がいずれも高齢者介護に関する資料なのに対して、
1のみ待機児童に関する新聞記事を取り上げている点が厄介なくらいです。

高齢者介護の問題を中心に据えつつ、待機児童問題をどう絡ませるかで悩んだ人が多かったでしょう。
そこで時間が足りなくなった受験生、あるいはそれを恐れて資料1を無視した受験生が多かったと推測されます。
まさにそこが出題側の狙いですから、
①時間厳守で必ず1000字を突破すること
②資料1に少しでも触れること
が必須です。

良い内容を書くことよりも、最低限、指示を守れているか、途中で終わっていないか、
を優先しましょう。


2について

問題文は以下の通りでした。

(1)別添の資料から、東京を福祉先進都市とするために、あなたが重要だと考える課題を200字程度で簡潔に述べよ。
(2)(1)で述べたことに対して、都は具体的にどのような取組を進めるべきか、都が実施している施策に言及した上で、あなたの考えを述べよ。



「都が実施している施策に言及した上で」という部分が、読み落としてはならない点です。
受験生は「東京都長期ビジョン」等を読んでいますから、
だれもが都の政策については知っているでしょう。
ただ、自分はしっかり問題文に応えているという姿勢を示すため、書き方に注意しましょう。

オーソドックスな書き方の例は、以下のようになります。

「第1に、○○の取り組みを進めるべきである。
この点、都は、△△を実施している。
今後は、この事業を推進するとともに、
さらに××も導入すべきと考える。」


「都が実施している施策に言及した上で」とあるので、
都の政策紹介だけで終わると良くないです。
そのあとで必ず「+α」の提案を書くべきです。

これは今まで喜治塾で指導してきたとおりなので、塾生さんは焦らなくても大丈夫です。

では、ご健闘をお祈りします!