もうはやても小学校1年生。


ファブリー病の交流会で、

「幼稚園の頃にはなんともなかったのに、小学生になってから

突然足が痛いと言いだして・・・。」

と話して下さる方がいて。


「走った後に足の裏がピリピリ痺れる」

とのはやての言葉もあり、小学生になったら

『その日』は来るんじゃないか・・・

そんな不安にかられた。


幼稚園は、子どもの様子を本当にきめ細やかに教えてくれたので、

あえて病気の可能性は話していなかったけれど、

小学校には幼稚園ほどの対応を期待できないと思ったので、

入学前に話をさせてもらいに行った。


ちょうどそのときは、まだ担任の先生が決まっていなかったので、

保健室の先生が対応してくれた。


まずファブリー病の資料として、

①ファブリー病の概要と、おもな症状

②我が家の病歴、はやての現状、どのように対応してほしいか

をプリントアウトして行った。


保健の先生はじっくりと私の話を聞いてくれ、


・はやてへの告知はまだしなくてもいいのではないか

・本人が病気の可能性を知ることよりも、周りの大人が知っておいて

 適切な対応をとれるようにする方が先決

・スクールカウンセリングは親も受けられるから、お母さんがしんどく

 なったら気持ちを吐き出しにきてほしい


と言ってくれた。


まだ検査もしていないから、すべて机上の空論でしかないので

申し訳なかったけれど、それもすべて理解してくれた。


自分が見ていられない子どもの世界で、理解して見てくれている人が

誰かいる。

それだけで、不安は少しは減る。


今までは、

「この状況に負けるもんか!」

と自分ひとりで歯を食いしばっていたけれど、

ひとりではどうしようもないことだらけ。


だから、勇気を持って

「助けて下さい。」

って頭を下げてみることにした。



助けて下さい行脚はまだまだ続く。